840 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/09/26(水) 00:55:28.16 ID:???
ザコ「あ~そこそこ。気持ちいいザコ~」
アリーサ「親父秘伝のパーツ配列だからな」
パーラ「さっすがメカニックの家系」
ザコ「メンテナンスで甦るザコよー」
アリーサ「ほい、いっちょあがり」
パーラ「悪いな、手伝わせて」
アリーサ「気にすんなって!困ったときはお互い様だろ!」
パーラ「お礼っていうのもなんだけど、ウチの風呂入っていけよ」
アリーナ「悪いな!じゃ、いただくぜ」

ガラッ

シン「どわっ!」
アリーサ「へっ?」
シン「ば、馬鹿!パーラのヤツ、まだ俺が掃除してるの忘れて女湯開けややがったな!!!」
アリーサ「あ、ああ、そういうことね。ワザとじゃないんだ」
シン「ワザとな訳あるか!!いいか、そこ動くなよ。俺は壁伝いに目瞑って出てくからな!!」
アリーサ「はいはい」
シン「ちょっとは恥じらえよ!」
アリーサ「いや、結構恥ずかしいんだけど」
シン「……悪かったよ」



パーラ「いやー悪ィ悪ィ、ついうっかり」
シン「ウッカリじゃ済まないだろ!!」
ザコ「安定のラッキースケベザコ」
アリーサ「まあ済んだことはしょうがないって。くよくよすんなよ」
シン「なんで俺が慰められてるんだよ!!」
パーラ「サイズ合ったか?」
アリーサ「おう。悪いなぁ、服まで借りて」
ザコ「ザコのメンテで服が汚れちゃったザコ。銭湯で働いてるとどうしても錆びがつきやすいザコよ」
パーラ「アリーサの服は洗濯しておいたから」
アリーサ「いたせりつくせりだな」
ザコ「今干してるザコ。今日は天気がいいからすぐ乾くザコよ」

アセム「シン、ちゃんと働いてるかー?」
シン「アセム兄さん!」
アセム「ちょっと通りかかってさ。あ、あと外の洗濯物が落ちてたから拾っておいた。キャミソール」
アリーサ「ば、馬鹿!それ私のだ!!み、見るんじゃねーーー!!」
アセム「ご、ゴメン、アリーサ」
シン「え?何この反応の差……」
ザコ「気にするなザコ。ザコは気にしないザコ」





ゼハート「アセム……どうしてお前だけ……どうしてお前だけなのだ!!どうして私には掴めないんだ!!」ダン!ダン!ダン!!

841 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/09/26(水) 01:03:04.23 ID:???
???「アハハハハ!なに銭湯の外で悔しがってんの?おっかしー!」
ゼハート「うるさい!一体誰・・・・・・ゲッ」
???「あれー?可愛い兄弟に『ゲッ』だなんて酷いなー?」
ゼハート「に、兄さん……またザビ家から盗んだ技術を使って!」
デシル(少年)「これも僕のオモチャだからいいんだよ!じゃあ僕も銭湯いこーっと!」
ゼハート「ま、待て兄さん…まさか、その見た目をいいことに女湯に行く気じゃ」
デシル「(ニヤ)じゃ、いってきまーす!」
ゼハート「や、やめろにいさああああああん!!」


 その後、止めようとしたゼハートだけが女湯になだれ込み、
 最悪の事態になったことは言うまでも無い

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最終更新:2015年11月05日 19:02