828 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/11/18(日) 22:39:12.77 ID:???
クワトロ「やぁお嬢さん。お一人かな?何方かと待ち合わせなら、待ち時間の間にお茶でも…」
イングリット「…その待ち人がちょうど来たみたいなのよ」
ゴップ「待たせたねイングリット。おや、其方の方はご友人かな?」
イングリット「いや親父殿、初対面だ。悪いな赤い…いや、鱈子色の人」
クワトロ(ゴップにこのような娘がいたとはな…いや、幼…ではなく養女か…大方、何か裏があるのだろう)
ゴップ「私の顔に何かついているかね…クワトロ・バジーナ総帥?」
クワトロ「今の私は…いや、失礼した。では私はこれにて…ゴップ議会長殿」
イングリット「…あの男。ただの幼女趣味ではないわね。私とあなたの関係、なんとなく疑ってたわよ?」
ゴップ「人の上に立つものは少なからず、真実を見抜く才能があるものだよ」
イングリット「あら、それじゃその才能が無い者にはロリコン趣味の俗議員と思われっぱなしでいいのかしら?」
ゴップ「目の前のことを鵜呑みにし、自らを上だと勘違いするものほど、無能な醜態を晒すものだ」
イングリット「…疲れているようですね。親父殿」
ゴップ「野党の奴らが好き勝手言ってね…目先の金しか考えられず、無能な案ばかり出して得意げな顔をする
相手の揚げ足ばかり取り、真に考えるべき街の人々の暮らしに目を向けようとしない
選挙に受かるためだけに演説では実現できもしない政策を堂々と垂れ流し
蓋を開ければ素人以下…アレでは道化…いや、道化に失礼だな」
イングリット「で、口を開けば解散解散か。親父殿も苦労なさる」
ゴップ「そう言ってくれるのはお前だけだよ。イングリット」
イングリット「なに、ロリコン趣味の親父殿を癒せるのは私だけですからね」
ゴップ「…」
イングリット「冗談が過ぎました。ごめんなさい親父殿」
ゴップ「素直な者は嫌いではないよ。さて、もうすぐ15時か…おやつはいつもの所でよいかな?」
イングリット「M&Sよ。今日はあそこで15時からケーキバイキングがあるの!早く行きましょう親父殿!」
ゴップ「やれやれ、こういう仕草は歳相応だな…娘を持ったことが無かった身としては新鮮すぎる毎日だ…」
最終更新:2015年11月23日 21:57