851 名前:巷に雪の降るごとく :2012/11/19(月) 21:46:47.14 ID:???
ナトーラ「おはようございますハマーン先生!今日もいい天気ですね!」
ハマーン「朝から元気だなナトーラ先生」
ナトーラ「はい!だって今日は私の担当の美術の授業がある日ですから!初授業ですけど…が、がんばります!」
ハマーン「得意な授業だからと気張っていては脚を救われるぞ…」
ナトーラ「大丈夫です!こう見えて絵を描くのと教えるのは大得意なんですから!」
ハマーン「ほう、では期待してみるとしよう」
ナトーラ「ところでハマーン先生。今日は一日快晴ってニュースで見たんですけど、どうして傘を?」
ハマーン「今日、
美術の時間があるからだ」
ナトーラ「はい皆さん!二人一組になってお互いの似顔絵を描きましょう!
下手だって良いんです。気持ちを込めて丁寧に書きましょう!」
ジュドー「ヒイロ兄さん、もうちょっと詰めてくれよ」
ヒイロ「…此方も限界だ」
ビーチャ「痛てて…お、押すなよ!もうこっちはこれ以上詰めれないって」
ナトーラ「み、みなさーん!教室は広いんですからもっと広く散らばって…」
エル「ナトーラちゃん、あれあれ…」
ナトーラ「せ、先生って呼んでください!アレって……」
ガロード「……え、っと…」
ティファ「動いちゃ、ダメ」
ガロード「あ、ごめん…」
ティファ「…出来た。どう?ガロード…上手く描けてる?」
ガロード「す、すっげー上手いよ!お世辞じゃなく本当に上手い!どうやったらこんなに上手く描けるんだ…?
あの、次は俺がティファを描く番だから、コツとかあったら教えてくれないか?」
ティファ「いつも…見てるから…」
ガロード「ぇ…」
ティファ「…///」
ガロード「…///」
ティファ「だから、ガロード…今度は私を、見て?」
ガロード「…わ、分かった」
イチャコライチャコラ
イーノ「先生ー!砂糖が降って来たんで窓閉めますねー!」
シーブック「ここにいたかジュドー!悪いが手を貸してくれ!」
ジュドー「シーブック兄さん!?どうしたのいきなり」
シーブック「火星か留学できてるゼハートが急に壁を叩き始めたと思ったらぶっ倒れたんだ!」
フラム「ゼハート様!ゼハート様!!目を開けて!」
ゼハート「」ガクガクブルブルザクゲルググフルドルブ
シーブック「恐らく何かのショック症状らしいんだが…とにかく保健室に運ぶぞ!」
ジュドー「わ、わかったよ兄さん!」
ヒイロ「俺達も行く」
ビーチャ「俺も!」
その他大勢「「「「私も!」「俺も!」」」」
ナトーラ「……あ、あの、授業…」
ガロード「…う、上手く描けないな、やっぱり…」
ティファ「大丈夫、ガロードの描いた絵…私、好きだから…///」
ガロード「ティファ…///」
852 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/11/19(月) 21:56:58.95 ID:???
851
その数分後…砂糖の塊と化しつつあるナトーラが
ハマーン「やっぱりこうなったか…」(これで何回目…いや何個目…いや何人目だろうな)
シャギア「せっかくなので回収」
ハマーン「いやその前にナトーラを助けろよ」
オルバ「前の美術の先生はこれが嫌で止めたんだよね」
ハマーン「あまりつっこむな…悪気がないから余計に質が悪い」
最終更新:2015年11月23日 21:59