918 名前：ぼくらの未来 1/4 ：2012/12/31(月) 20:03:12.02 ID:???
※ AGE組加入前に描いたものなのでAGE組はいません。
アムロ「ジュドー、お前は将来どうするつもりなんだ？」
ジュドー「いきなり何よ」
アムロ「いつだったか、木星に留学しようかとか言っていただろう。それは今でも変わらないのか？」
ジュドー「そうだなあ。まだ先のことだし、その時にならないとわからないけど今のところは留学したいって考えてる」
アムロ「そうか。頑張れよ」
シン「木星って頭いい人が多いって聞くけど、どうなんだろうな」
ロラン「木星帰りや木星出身の有名人は割と多いですよね。木星財団のドゥガチ氏とか、ザンスカール社のカガチ会長とか」
カミーユ「俺はあんまり、木星帰りっていうのにいい印象がないんだよな。性格ねじ曲がってそうでさ」
アムロ「シーブックも、あまり乗り気じゃなさそうだな」
シーブック「別にそういうわけじゃ。ただ、木星留学した知り合いが変人になって帰ってきたもんだから心配で」ﾋｰｶｰﾙｰｶｰｾﾞﾉﾅｶｰ
シーブック「すみません、携帯が。――はい、シーブックです」
？？？『キンケドゥ！ どうしてそんなことを言うんだ？ キンケドゥゥゥゥゥ！
私とお前は友達なんだろう！？ だめじゃないかぁ！ 友達の悪口なんか言っちゃあ！！ 褒めなきゃあああああ！！！』
シーブック「間違い電話でした」ﾋﾟｯ
シロー「今、なんかキンケドゥって聞こえたような」
シーブック「気のせいだよ」
919 名前：ぼくらの未来 2/4 ：2012/12/31(月) 20:04:13.04 ID:???
アムロ「ロランはどうだ？ 将来、なにか考えてることとか」
ロラン「どうなんでしょう。ソシエお嬢さんのところとか、月とか。いろいろ考えてはいるんですけど…」
アムロ「まあ、お前なら心配ないか。
引く手あまただろうし。コウとガロードは――聞くまでもないな」
コウ、ガロード「なんで！？」
アムロ「ガロードはどうせティファと一緒のところに行くんだろう？
コウはシーマさんのところに婿入りするだろうし」
ガロード「い、いやまあ、一緒のところに入れたらいいな、とは…」
コウ「待ってよ兄さん。なんで知らないうちにそんなことに」
キラ「でもティファが美大なんかに入ったらどうするのさ。ガロード、美術の点はあんまりよくないよね」
ガロード「う…」
アムロ「ティファと一緒の学校に行きたいからという理由じゃ、さすがにお金は出せないぞ」
ガロード「いや、それはないって。そうなったら違うところ行くだろうし。そうだ、フリーのジャンク屋なんてのも悪くないね」
ウッソ「ガロード兄さんなら寝取られなんてこともないでしょうしね」
セレーネ「でも安心できないわよ。学校が一緒の時はラブラブだったのに
学校変わった途端に疎遠になってそのまま自然消滅なんて、よくある話じゃない」
ガロード「そ、そんなことあるはずが…」
セレーネ「断言できる？ 昔、ほかのことに夢中になってティファちゃん寂しがらせたって聞いたけど」
ガロード「むぐ…」
アムロ「セレーネ！」
セレーネ「アムロ兄さんも気を付けたほうがいいと思うわよ
気付いたら彼女が全員逃げて一生独身、なんてことになっても知らないからね」
アムロ「………まだ大丈夫さ。うん、きっと」
セレーネ「ま、ガロードとティファちゃんなら心配ないだろうけどね」
シン「じゃあなんであんなこと言ったんだよ」
セレーネ「なんかこういう幸せオーラ発散してる子って、無性にイジりたくならない？」
キラ「いじめっ子…」
セレーネ「なんか言った？」
キラ「いや何も」
920 名前：ぼくらの未来 3/4 ：2012/12/31(月) 20:08:30.96 ID:???
アムロ「シンやキラは？」
キラ「ラクスの――じゃなくて、家でできる仕事ならなんでもいいかな。自宅警備員とか」
シン「俺は…まだちょっとわからない」
アムロ「…まあ、さすがに十六やそこらで将来を決めろっていうのも難しいか」
アル「今キラ兄ちゃんを無視したような…」
ウッソ「気にしちゃいけません」
アムロ「カミーユ、お前は？」
カミーユ「医者か…あとは会社勤めですかね。勧誘が来てまして」
アムロ「勧誘？ 誰から」
カミーユ「クワトロ大尉です。卒業したら
ネオジオン社に来て働かないかって」
アムロ「すまない。ちょっとトイレに行ってくる」
『そこにいるのはわかっているんだよ、シャア！』
『ちぃ、見つかったか！』
『貴様いつの間に弟を！』
『優秀な人材を求めるのは、社長として当然だろう！』
『まさかカミーユにまで手を出すつもりじゃないだろうな！』
『馬鹿なことを言う！ 私は男に興味はない！』
『ロランに言い寄ってる奴が何を言う！』
『カミーユに母性など求めるつもりはない！ むしろ彼は私にとって弟のような――』
『貴様、ブラコンにまで目覚めたのか！』
『人の話を聞け！』
921 名前：ぼくらの未来 4/4 ：2012/12/31(月) 20:09:47.49 ID:???
マイ「
せっかくだからうちの会社に入りませんか」
カミーユ「マイ兄さんまで」
マイ「真面目な話ですよ。可変機の操縦や設計ができる人材が欲しいと思っていたところなのです」
ジュドー「…もしかして、シャアさんもマジで採用したくて言ってたのかな」
マイ「可変機の操縦ができて設計にも通じてる人間なんて、滅多にいないですからね。採用する方としてはこれ以上ない逸材だと思いますよ」
ガロード「はー、そういう意味か」
シロー「まあ、ゆっくり考えろよ。まだ高校生なんだ。他にもいろいろな道があるかもしれないだろ？」
カミーユ「そうする。今はとりあえず」
ドモン「とりあえず？」
カミーユ「あの人たち止めてきます」
最終更新：2015年12月03日 22:28
