コウ   「ただいまー」
ガロード「くらえぇぇぇっっっ!!!!」
        バキドゴォォォォッ
コウ   「うわぁぁぁぁぁっ!!??」
ヒイロ  「俺は後何人殺せばいい…?」
コウ   「ちょ!ちょっと待った!!家に帰って来ただけで何なんだこの
      デンジャラス展開!俺がなんかしたって言うのか!?」
ガロード「しらばっくれるなぁぁ!ネタはもう上がってるんだよ獅子身中の虫め!」
コウ   「だから一体…っ!?ヒイロ落ち着け!銃口でぐりぐりするのはやめろー!!」
ヒイロ  「フロスト兄弟と密談をしていただろう」
コウ   「へ?」
ガロード「ヒイロが見かけて教えてくれたんだよ!コウ兄があんな変態兄弟と通じて
      いたなんてな…」
コウ   「え、ああ、アレの」
ガロード「コウ兄は…地味に影薄いチェリーでもそんなことするような人間じゃないって
      信じてたのに!
コウ   「いや、アレは」
ガロード「この家の中にこんな危険因子がいたら俺のティファにどんな危機が及ぶか!」
コウ   「だから人の話を聞けよ!!」

その日のコウの日記より抜粋
─ガロードが話を聞いてくれる状態になるまで30分かかった。

435 名前:2/3投稿日:2006/06/18(日) 23:57:21 ID:???
コウ   「あれは講義の話をしてたんだよ」
ヒイロ  「講義?あの二人はコウ兄さんは同じ大学なのか」
コウ   「いや、別だけどウチの大学とあいつらの大学で単位互換の制度があるんだよ。何か資格とる
      のに要る単位の講義が自分らのところでは履修登録出来なかったらしくて」
ガロード「それでコウ兄と一緒に授業を受けてるって事か?」
コウ   「ああ。学年一緒だし付き合いできたんだけど、でも実際話してるとそんな問題ある
      人間にも思えないけどな」
ガロード「工エエェェ(゚д゚)ェェエエ工」
コウ   「…なんだよそのリアクション」
ヒイロ  「濃い変態がしょっちゅう家に押しかけてくるから判断基準がずれて来て
      いるのだろう」
ガロード「カカオ99%を食べた後ビターチョコ食べると甘く感じるようなもんかぁ」
コウ   「…。俺もう部屋戻っていいか…?」
ヒイロ  「構わない。すまなかった」
ガロード「今日のところはコウ兄を信じてみるよ」
コウ   「ああ、じゃあ俺レポートあるから…」

436 名前:3/3投稿日:2006/06/19(月) 00:12:19 ID:???
ガロード「しっかしコウ兄とあいつらがなぁ~。コウ兄、地味だ何だって言われてるけど
      つまりはアクや角の無い性格だって事だし、それで何とかなってるのかね?」
ヒイロ  「フロスト兄弟…」
ガロード「どーしたヒイロ?」
ヒイロ  「大学生だったんだな。コウ兄さんと同学年には到底見えないが」
ガロード「それ本人達の、つか本人の前で言うなよ?マジギレして大変だから」
ヒイロ  「任務了解」

シャギア「はっくしゅ」
オルバ 「兄さん風邪かい?」


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最終更新:2019年03月04日 18:11