803 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/03/08(金) 00:26:08.99 ID:???
673 ちょっと遅いひな人形話 1/4 sage 13/03/08(金) 00:02:37 ID:???
規制くらってしまったので代理投下をお願いします
アムロ「男に縁がないのはひな人形の呪いのせいかもしれないぞ」
セレーネ「そんな非科学的なこと、あるわけないじゃない」
キラ「そうだよ。むしろ姉さんの人間性に問題がふぎゅっ」
スウェン「セレーネの人間性に特に問題はないはずだ」
シン「…どっから来たんだ?」
スウェン「気にするな。続けてくれ」
アムロ「こほん。というわけで、ひな人形を出そうと思う。お前の部屋にあるんだよな?」
セレーネ「え? え、えーっと…」
キョウジ「おおかた、本や機械に埋もれてどこにあるかわからなくなっているのだろう」
ドモン「キョウジ兄さんはなぜここに…」
キョウジ「どうでもいいじゃないか、そんなことは」
アムロ「…その様子だと、図星のようだな」
804 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/03/08(金) 00:27:27.82 ID:???
674 ちょっと遅いひな人形話 2/4 sage 13/03/08(金) 00:03:58 ID:???
セレーネ「う…」
ロラン「そんなぞんざいな扱いをしていたら、呪われるのもわかる気がします…」
アムロ「まあ、呪いについては後で考えるとして、とりあえずないものは仕方がない。調達するまでだ」
セレーネ「買うつもり? 飾るのめんどくさいし、それならAIの開発費用に…」
アムロ「焦るなよ。ないなら作ればいいんだからな」
セレーネ「はあ?」
アムロ「一流の技術者がこれだけいるんだ。ひな人形の1セットや2セット、余裕で作れるさ。材料もジュドー達から借りればいい」
セレーネ「技術と時間の無駄遣い…」
アムロ「たまには共同作業することも一家円満の秘訣だ! さあ、とりかかるぞ!」
そして。
セレーネ「すごい。たしかにすごいけどさー」
ジュドー「どっからこうなったんだろうね?」
805 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/03/08(金) 00:28:34.35 ID:???
675 ちょっと遅いひな人形話 3/4 sage 13/03/08(金) 00:04:46 ID:???
刹那「
ガンダムだ」
カミーユ「やりきった顔してるな、お前は…」
ドモン「まあ、これはこれでアリじゃないか。よくわからんが」
シン「ねーよ! ガンダム雛なんか誰が喜ぶんだよ!?」
アムロ「刹那が、人形はどうしても自分が作るときかなかったんだ。いちおうコウを付けたから大丈夫と思ったんだが」
マイ「一緒になってガンダム雛を作っていたようですね」
ガロード「すげえ、細部までよく作りこんである」
コウ「だろう? 我ながら傑作だと思うんだ!」
アムロ「………」ギロリ
コウ「ごめんなさい。最初は止めたんだけど、なんか途中から楽しくなってきちゃって…」
ロラン「あれ、人形が固定されてますね。外せないんですか?」
ヒイロ「人の力で外せたら困るだろう」
806 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/03/08(金) 00:29:32.63 ID:???
676 ちょっと遅いひな人形話 4/4 sage 13/03/08(金) 00:05:54 ID:???
ロラン「え?」
グエン「ローラ! 私だ! 一緒に――」
ガンダム雛「敵ヲ発見。迎撃シマス」ドガガガガガガ!
アル「うわあグエンさんが
ミンチより(ry」
ヒイロ「いざという時のための防犯機能も備えつけてみた。敵が近づくと自動的に攻撃を開始する」
セレーネ「あ、AIまわりは私担当。間違っても味方を撃つことはないから安心してね」
ヒイロ「本体のダメージが蓄積されると自爆する仕組みになっている。死ぬほど痛いから気をつけろ」
シン「お、か、し、い、だ、ろぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
アムロ「…いいのか、こんなんで」
シーブック「いいんじゃない? ウチらしいといえばウチらしいし」
カミーユ「飾って男が寄りつくかは知らないけどね」
アムロ「………」
最終更新:2015年12月27日 21:13