623 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/06/16(日) 03:48:40.91 ID:???
チャリンチャリン
ディアッカ「へいグレィト!」
アセム「すいませーん、空いてる?」
ディアッカ「ウチは何時でも空いてるぜ!」
サイサイシー「それじゃ繁盛してないみたいじゃないか」
アセム「とりあえず炒飯二つ」
ロマリー「アセム、アセム、エビチリもいい?」
アセム「うん、全然構わないよ」
ロマリー「あと青梗菜のスープと酢豚もいい?」
アセム「う、うん」
ロマリー「デザートは杏仁豆腐で、二人前ずつ」
サイサイシー「毎度あり」
アセム「ちょっと待ったぁ!一人前で!炒飯以外は一人前で!」
ロマリー「え?アセムは炒飯だけでいいの?」
アセム(自覚のない大食い……)
ロマリー「前にキオ君とお出かけした時は、キオ君、私と同じモノを食べたのに。兄弟でも違うのね」
アセム(その日キオは夕飯抜いたんだ……)
サイサイシー「ドモンの兄貴の弟の兄ちゃん、お金足りる?」
アセム「そこまで貧乏じゃないよ。海z…バイトもしてるし」
ロマリー「え、そんな私アセムに奢ってもらうつもりなんて……」
ディアッカ「ロマリーは賞金入ってリッチだしな!」
ロマリー「賞金?」
アセム「なんの話だ?」
ディアッカ「ん?雑誌の写真コンテストで優勝したんだろ。ミリィが銀賞で悔しがってたぜ。
慰めてやろうと思って電話したら電話番号変わってたけどな!HAHAHA!!」
ロマリー「私そんな賞に応募した覚えないけど……?」
ディアッカ「whyィト!?」
アセム「ただの白じゃないか、それ」
ウルフ「白だと!?」
デマー「白ォォォ!!」
アセム「いきなり入ってきた!?」
ウルフ「クリーニングのお届けだっての」
デマー「糊を利かせた真っ白な調理服。綺麗な白だろう。白だなぁ!!」
サイサイシー「そこに置いておいてー。あ、エビチリどうぞー」
ロマリー「いただきます」
624 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/06/16(日) 03:49:46.87 ID:???
アセム「何の話だっけ?」
ディアッカ「ロマリーが雑誌で大賞とったって話だろ。ほら、この雑誌、このページだぜ」
アセム「どれどれ……タイトル:再生、ホエールズ!。投稿者:ロマリー・ストーン
ホントだ。ロマリーの名前が雑誌に載ってる。ロマリー、心当たりはある?」
ロマリー「ほむっ、もふもぐ、もぐ、んん、ふぁふはふ……」
アセム「うん、食べ終わってからでいいからね」
ロマリー「……ごっくん。あ、あのねアセム、この写真確かに私が撮ったものだけど、投稿なんて私してないわ」
アセム「撮ったのは間違いないのか」
ディアッカ「良い写真だぜ。ミリィも褒めてたしな。アルマイヤー級の戦艦を復活させようとする人達の情熱が伝わってくるって」
サイサイシー「着信拒否されてたのにどうして知ってんのさ」
ディアッカ「直接会いにいったからさ!」グッ!
ウルフ「お前もスーパーめげないな!」
アセム「まだ居たんですか、隊長」
ロマリー「あのね、あのね、私、戦艦とか機械のことってよく分からないけど……
でも運河の人達が一生懸命お船を直している姿がいいなぁって思って、それで残しておきたくて写真に撮ったの」
アセム「ロマリーらしいなぁ」
ロマリー「でも亀さんみたいなのにホエールズなんだね。おかしいね!」
アセム「……ロマリーらしいなぁ」
サイサイシー「苦笑してるけどアセムも大概天然KYだかんね?」
アセム「結局犯人はシャーウィだったんだけどさ。ロマリーの写真見て、いける!って勝手に応募したみたいで」
キラ「ねえアセム兄さん、それ惚気?仕事が忙しいラクスと中々会えない僕に対する当てつけ?」
ヒイロ「大食いぐらいでなんだ。アセム兄さんの彼女の味覚は普通だ。問題ない。兄さんを殺す」
劉備「ヒイロ、孔明が胃に効く薬草を見つけてきたんだ!これであと一週間は戦えるぞ!!」
ヒイロ「劉備……ッ!!」
シュウト「ヒイロ兄ちゃんも劉備も食べられるだけいいじゃないか。僕なんて一度もセーラちゃんのケーキ……」
アセム「家族の団欒が灰色に!?俺のせいなのか!!」
ガロード「アセム兄、そんなときはこう考えるんだ。もっと惚気ちゃっても構わないって考えるんだ。灰色を桃色で塗りつぶせばいいやって考えるんだ」
ドモン「よく気がついたなガロード!!」
キオ「もうやめようよ……
っていうかアセム兄さん、ロマリーさんと結婚したら絶対太るよ。ロマリーさんの量に合わせたらブクブクだよ」
アセム「け、結婚だなんて……!!」
劉備「でもアセムは太らない気がするな」
キラ「劉備達に太る太らないの概念ってあるの?」
キオ「そういえば三人で遊びにいっても体重が増えるの僕だけだ……」
ガラッ
ユノア「大丈夫!お兄ちゃんもキオ君も健康管理は私g―
ピシャッ
劉備「最近不法な押し入れが出回っているって聞いたけど、本当だったんだな」
ガロード「まず前提からオカシイ気がする」
ドモン「そうか?不法な”出ろ!ガンダァァァム!”みたいなもんだろ」
キラ「いやいやいや、それにも不法とか合法とかあるの!?」
劉備「関羽!張飛!」
ガラッ
張飛「応ッ!」
ガラッ
関羽「お呼びですか劉備殿!!」
劉備「みんな、俺はこれから三人で不法な押し入れを取り締まってくる!民の為に!!」
ヒイロ「任務了解。ロラン兄さんには夕食が必要ないことを知らせておく」
劉備「ジャスティーファーイ!」
関羽「ファーイ!」
張飛「ファーイ!」
ガラッ
アセム「キラも劉備達を見習って
たまには外に出たら?」
シュウト「押し入れの中って外なのかな……?」
625 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/06/16(日) 03:50:58.83 ID:???
キオ「ねえアセム兄さん、写真の話で思ったんだけどさ」
アセム「どうした?」
キオ「ロマリーさんにカメラをプレゼントしようと思うんだ」
アセム「きっとロマリーも喜ぶよ」
セレーネ「カメラねぇ」
マイ「最新型のデジカメでいいのがありますよ。これがカタログのホームページですが」
セレーネ「1年もすれば最新型でもなくなっちゃうけどね。
いっそ古いカメラとかプレゼントしたら?ライカとか」
アムロ「ライカか。良い趣味してるな」
アセム「ライカって?」
シロー「アンティークのカメラだっけ?」
セレーネ「そういうのもあるけど、基本は機能性を追求したカメラよ。あくまで旧世紀の当時としてはだけど」
アムロ「旧世紀の日本じゃライカ一つと家一軒が同じ値段っていう咄があったりするな」
ジュドー「へぇ、つまりお宝だね」
ガロード「なになに?お宝!?」
アムロ「全くお前達は!」
セレーネ「数が少ないものなら法外な値段も付いてるでしょうけど、そうじゃないものならそんなにしないわよ」
ガロード「つまりモノによってはお宝ってことね!」
ジュドー「流石古い人間は色んなコト知ってるぜ」
セレーネ「ジュドー、今の発言リピート?」
ガロード「ジュドー、ここは俺に任せて逃げろ!」
ジュドー「ガロード兄!」
ガシッ!×2
セレーネ「ホールドアップ!」
ガロード「ぎゃー」
ジュドー「ぐわー」
セレーネ「ふふふ~」
ガロード「セレーネ姉、俺は何も言ってない!ジュドーが言っただけだってば!」
ジュドー「ひでぇ!ガロード兄!!」
セレーネ「ジタバタするなよ♪」
ガロード「古ッ!?」
ジュドー「はい言ったー!ガロード兄も言ったー!」
メキメキメキ…グギャー!!
アムロ「……向こうは放って置いて、まぁ骨董品店を巡ってみるのもいいかもな。俺もハヤトやマさんに聞いてみるよ」
キオ「お金足りるかなぁ。(デビガンの)首狩りのアルバイトで少しはあるけど」
アセム「キオ、俺もお金出すから、そのアルバイトについてちょっと考えようか……」
626 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/06/16(日) 03:57:19.39 ID:???
イザーク「キョシヌケェ!これで三件目だぞ!まだ見つからんのか」
ディアッカ「ライカって意外とみつからねぇもんだなぁ」
シホ「隊長!手分けして探しましょう!私と隊長が二丁目の方を、裏切り者が三丁目の方に!」
イザーク「いや、三丁目のほうが店が多い。二丁目は俺一人でいい。二人は三丁目へ向かえ!」
シホ「隊長ぉぉぉぉぉ!!」
ダン!ダン!ダンッ!!
イザーク「ハーネンフース、素手で壁を殴るな!」
ディアッカ「まず壁殴りからやめさせようぜ、イザーク」
イザーク「ええい、手を見せてみろ。怪我してないだろうな!」
シホ(隊長が私の手を握ってくれた!!)
イザーク「む?無事か?」
シホ「は!偶々ヴェイガン製の壁がそこにあったので殴ったのであります!」
イザーク「そうか、ならば良し。壁はヴェイガンの主要輸出品だからな。
うむ、今後のジュール隊の活動として火星圏の産業についてレポートを纏めるというのはどうだ?」
シホ「流石です隊長!」
イザーク「纏めたレポートは母上に提出してクラインカンパニーに役立ててもらう!」
シホ「素晴らしいです隊長!」
ディアッカ「あー、俺二丁目探してくるから二人で三丁目頼むわ」
シホ「裏切り者ッ!!感謝する!!」
ディアッカ「感謝している人に対する呼び方じゃないよな、それ!?」
キオ「こっちかな?」
シャーウィ「ああ、多分。靴屋の曲がり角の先って聞いてたし」
アセム「悪いなシャーウィ、手伝ってもらって」
シャーウィ「いいって。家の事務所の顧客にこういうの詳しい人がいてさ。骨董品なら穴場知ってるぜ」
アセム「弁護士の卵が一緒ならぼったくられることもないしな!」
シャーウィ「ははは。ライカが見つかったら、またロマリーの写真を応募させてくれよ」
アセム「本人に許可とれよ」
シャーウィ「……アセム」
アセム「ん?」
シャーウィ「あの雑誌、火星でも売ってるかな」
アセム「シャーウィ…」
シャーウィ「あー…でもゼハートの奴、無趣味だからなぁ。雑誌なんて読まないかもな」
アセム「きっと読んでるよ」
キオ「あ、あれじゃないかな!アセム兄さーん!シャーウィさーん!」
627 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/06/16(日) 04:08:05.40 ID:???
エニル「ちょっと、足元みてるんじゃないの?」
店長「いやいやそんなことは。このドレスは旧世紀の名のある貴族のモノでして
むしろこのくらいの値段で売ってるのは破格ってもんですぁ」
エニル「その名のある貴族とやらの名前言ってみなさいよ」
プル「ねえねぇ
プルツー、このオルゴール綺麗だね!」
プルツー「姉さん、あまり触るな!落としたらどうする」
プル「そんなことしないよ。もう、プルツーっては心配性なんだから」
プルツー「姉さんがグレミーの母親の形見にパフェをぶちまけたから、
こんなことになってるんじゃないか!
エニルが居なかったら同じモノだって探せたかどうか……」
プル「ぶっちゃけグレミーなんてどうでもよくない?」
プルツー「どうでもいいけど!」
エニル「どうでもいいの!?人がせっかく情報屋のツテで探してあげたのに」
プルツー「あ、いや……」
エニル「店長、どうでもいいんですって。じゃあこの話はなかったことに」
店長「ちょ、ちょっと待ってくだせえ」
エニル「でもねぇ……安いなら買ってあげてもいいけど?」
店長「うぅ……」
プルツー「おぉ」
プル「なんかよくわからないけどエニル凄いね。私もお姉ちゃんとして鼻が高いよ」
エニル「いつからプル姉妹に私が入ったのよ。それも妹で」
店長「ど、どうでしょう!お値段据え置きで今ならコイツも一緒でついてくるというのは!」
エニル「その置物になんの意味があるってのよ」
プル「金色だー」
プルツー「龍って……女性に売りつけるものじゃないだろ」
カランコロン
ディアッカ「グレィト!当たりの予感がするぜ」
店長「いらっしゃいませ!」
カランコロン
キオ「こんにちわ」
アセム「おじゃまします……あれ?プルちゃんにエニルさんに、ディアッカ?」
プル「あ、ジュドーのお兄さんと弟だ」
エニル「貴方たちガロードの……」
ディアッカ「グゥレイト!ようやく見つけたぜライカちゃん!」
アセム「何、ライカだって!!」
シャーウィ「アセム、早い者勝ちだ!早く確保を!」
アセム「法律的にそれはいいのか!?」
キオ「うっ!?」
ガクッ
アセム「ああ、キオ。焦らなくていいから。ほら、立ち上がって」
キオ「頭が……」
アセム「キオ?」
プル「なにこれ……寒い……」
プルツー「なんなんだ、このおぞましい感覚は!」
エニル「プル!プルツー!どうしたの!?」
628 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/06/16(日) 04:29:10.48 ID:???
キオ「そ、それだよ!その金色の!!」
ディアッカ「ドラゴンの……置物?」
店長「いえ、こいつは置物じゃなくて実は判子……」
エニル「馬鹿!安易に触るんじゃない」
ブオオオォォォ
店長「ひぇ!?」
シャーウィ「う、浮いた!?」
アセム「シャーウィ!!」
ビュッ!
シャーウィ「うわぁっ!」
ガッシャーン!!
ディアッカ「あいつ、飛んでいきやがった!」
アセム「シャーウィ、無事か!」
シャーウィ「あ、ああ。ありがとうアセム。お前が庇ってくれなかったら俺はあの龍の判子に轢き殺されて……アセム、その肩!」
キオ「兄さん!」
アセム「大丈夫だ、ちょっと血が出てるだけだから」
エニル「ちょっとってレベルじゃないわよ」
ディアッカ「にしたって、ありゃなんだったんだよ。いきなりオカルトでさ」
店長「し、知りませんよアタシは。そこらで拾ったガラクタなんですから」
プル「多分、キオに反応して目覚めたんだよ」
プルツー「Xラウンダーとして高い資質を持つからってこと?」
ディアッカ「写メをイザークに送ってやろう。あいつ考古学とか歴史とか詳しいし」
エニル「よく撮ってたわね……」
PPPPP…
ディアッカ「うぉ、反応早ッ!ってか電話ぁ?
……はいはいもしもしディアッカですけどー」
イザーク『馬鹿者がぁ!今送ってきた写真は本物か貴様ァ!!』
ディアッカ「いきなり何キレてんだよイザーク。そんなんじゃ血管キレちまうぜ」
イザーク『アレが何か分かってるのか!』
ディアッカ「分かってたらメールしねぇって」
イザーク『あれは玉璽だ!!』
ディアッカ「な、なんだって!!」
アセム「玉璽だって……!」
キオ「あ、あれが……」
ディアッカ「……って、玉璽って何?」
629 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/06/16(日) 04:40:08.79 ID:???
ガラッ
劉備「玉璽とは天が遣わした王の証。三璃紗に伝わる神器だ。
心正しき者が手にすれば天下を統べる力を引き出し、そうでないものが手にすれば闇の力に取り込まれ破壊の限りを尽くす」
エニル「なんだってそんなヤバいものがそこら辺に落ちてたのよ」
関羽「説明してくだされ」
結晶鳳凰「悪気はなかったんだぎゃー」
スペドラ「かくれんぼしてて、玉璽が隠れてるの忘れたまま私達が帰っただけなのだ」
イデ「」コクコク
キオ「最低だ、この神様ズ……」
張飛「コイツらのせいで押し入れがアチコチに散撒かれてたんだ」
シャーウィ「押し入れが散撒かれた?」
アセム「気にするな、シャーウィ」
劉備「関羽、張飛!玉璽を確保するぞ!民の為に!」
関羽「応ッ!」
張飛「いくぜ兄貴!!」
玉璽「憎い!憎い!リア充が憎いィィィィィィィ!!!!」ダン!ダン!ダンッ!!
劉備「な、なんだアレは!」
張飛「で、でっけえ壁と玉璽が融合してるぜ!」
イザーク「ヴェイガン製の壁を玉璽が取り込んだのか!壁を殴った奴の怨念を吸って、玉璽が暴走している!!」
シホ「隊長!」
イザーク「奴を止めるぞ!」
シホ「はい!」
イザーク「こい、デュエルガンダァァァァァ
玉璽「リア充爆破!!リア充爆破!!」
ドッカーン!
イザーク「ぐあぁああ!!!」
シホ「隊長ーーーー!!」
イザーク「ひ、卑怯者……呼び出し中、名乗り中、合体中に攻撃をするとは……ガクッ」
シホ「隊長ォォォ!!」
玉璽「嫉妬ウィルスゥゥゥゥ!!」
モワモワモワ……
ディアッカ「おいおい、なんかガスが吹き出してやがるぜ!」
関羽「吸ったら不味そうだな……」
エニル「皮膚から入る毒ガスならどうしようもないわよ」
プルツー「うああああぁぁぁぁあぁぁ!!」
プル「プルツー!どうしたのプルツー!!!」
アセム「ぐああああぁぁあぁぁぁあ!!!」
キオ「アセム兄さん!!!」
玉璽「リア充は消毒だぁぁぁぁぁ!!!」
関羽「まさかリア充にのみ効果があるウィルスだというのか!?」
ディアッカ「おいおい、ミリィとラブラブの俺は全然平気だぜ!」
結晶鳳凰「戦うんだぎゃ、現実と」
張飛「嫁と子供まで居る俺に効ねえのはなんでだ?」
スペドラ「空気だから」
関羽「いかん、ディアッカ殿と張飛が戦闘不能に!」
630 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/06/16(日) 04:53:35.53 ID:???
劉備「今は考えるな!尚香とのフラグとか考えるな!俺には民がいる!!」
玉璽「嫉妬電波ー!!」
ニョインニョインニョイン
関羽「今度はなん…ぐあ!?」
プル「エニル!?どうして関羽を後ろから……きゃあ!?」
キオ「シャーウィさん!?」
プル「は、離してよ!」
シャーウィ「………」
エニル「……アノコユルサナイ」
イデ「」メガ グルグル シテルヨ
シャーウィ「ボクダッテロマリーノコト……」
エニル「ボウヤ……」
キオ「洗脳……あの電波のせいで洗脳されている!?」
劉備「リア充になれなかったものだけに効果がある洗脳だっていう……ぐっ!」
キオ「劉備!しっかりして!」
劉備「主役は…曹操……違う、俺は……曹操に嫉妬なんて……でもアイツだけ嫁も息子も……
ううっ、俺は、俺が戦うのは民の為、民の……民の笑顔を見たいから」
キオ「そうだよ。誰かを幸せにしたいと思った気持ちが、負けちゃいけないんだ」
劉備「例え、例え最終回だけ主役っぽいことをしてたとか後ろ指指されても、俺は、俺はぁぁぁ!!」
キオ「困難な道なのはわかってる。でもやるんだ!僕達が!
AGEデバイス!いこう、ガンダム!!!」
玉璽「キサマ達とてこちら側の人間だろうに!!」
キオ「違う!逆だよ!君こそこっち側の人間だ!!
やり場のない気持ち、暗い気持ち、でもそれを壁にぶつけた!
誰かにぶつけなかった!その人が大切だったからでしょ!!」
玉璽「ウルサイ!リア充の味方はリア充だ!!キサマを駆逐するぅぅぅ!!」
キオ「くっ……ファンネル!!」
玉璽「ふはははは!甘い!私の狙いはぁ!キサマではなくぅ!!」
キオ「あ、ライカがっ!!」
玉璽「リア充を生み出す元凶を破壊してくれるわぁぁぁぁ!!!」
劉備「翔ォ…龍ゥゥ!双星斬ンンン!!!!」
☆!!
631 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/06/16(日) 04:59:47.47 ID:???
玉璽「ぐああぁぁぁ!!」
劉備「玉璽よ、そこまでだ!!」
玉璽「劉備、キサマぁ!!」
劉備「キオ、お前の言葉、確かに届いた!俺は……俺は……リア充でなくとも構わない!!
俺がリア充の笑顔を守れるなら!俺はみんなの笑顔を、そしてその影で泣いている者達の涙を集めて海となろう!!
喜びも悲しみも全て受け入れ育む命!海!それが俺、
劉備ガンダムだ!!!」
玉璽「こ、この力は!?
馬鹿な!玉璽の力無しで翔烈帝に目覚めたのか!!」
劉備「お前には分かるまい!これが、人の魂の力だ!!!」
結晶鳳凰「えー、今回は流石に反省してるんでみゃー達の劉備を出世させようと思います」
スペドラ「賛成ー」
イデ「」b
玉璽「魂関係ねぇじゃねええかぁぁぁぁぁぁ!!!」
劉備「それすらも受け入れる!!それが海の心!!
くらえ……
天!翔!真!龍!斬ンンンン!!!」
カッ!!
玉璽「オ・ノーレェェェェ!!」
バシュン!!
劉備「しまった!壁を切り離して逃げる気か、玉璽!!」
玉璽「ふはははは!嫉妬マスクは他に幾らでもいる!私は何度でも蘇…」
キオ「ねぇ、君玉璽でしょ!?玉璽だよね!置いていけよ、玉璽さぁ!!」
玉璽「げぇ!!」
キオ「シドに続いて二回目の、シロー兄さん直伝、ヘル!アンド!ヘブン!!」
ガシッ!
玉璽「捕まったぁぁぁ!!!」
こうして僕達は無事ライカを手に入れることができたんだ
ロマリーさんはプレゼントを喜んでくれて、それで一番最初は絶対これを撮るんだって
アセム兄さんと僕とロマリーさんの三人で写真を撮ったんだ。手紙と一緒に送ります
いつかルウと一緒の写真をロマリーさんに撮って貰いたいな。
ディーン「キオからの手紙か?」
ルウ「うん。写真もあるよ」
ディーン「へえ。元気そうだな」
ルウ「私も火星の写真をキオに送りたいな」
ディーン「実はさ、ジャンクからトイカメラを拾ったんだ。ピンク色でルウとお揃いだ」
ルウ「わぁ!お兄ちゃんありがとう!!」
そのピンク色のカメラから聞こえるGacktボイスが引き寄せるエクストリームでディケイドな珍騒動はまた別のお話である――
おわり
最終更新:2016年01月12日 13:33