762 :通常の名無しさんの3倍:2014/08/19(火) 00:55:34.79 ID:???
中華な流れに乗っかって、なんかこっちでは出番に恵まれてない気がする留美ネタ
キャラおかしかったらごめんね
留美「紅龍、刺激がほしいわ」
紅龍「…たしかこの辺りにシゲ○ックスの買い置きが」
留美「それも欲しいけど違う! そうじゃなくて――」
紅龍「………はぁ」
紅龍は大きなため息をついた。
このお嬢さま、何不自由なく育ったせいで刺激というものにたいそう飢えているのだ。
刺激的だと思ったことは金を惜しまずなんでもやるし、後先だってろくに考えない。
後処理に回るのはいつだって執事の紅龍だ。胃も気分も重たくなる。
留美「――というわけで、刺激がないなら探しに行くわ! ついてきなさい、紅龍!」
もっとも、肝心の留美はそんなことなど気にも留めていないが。
紅龍「はい、おぜうさま」
言って、またため息。今日の仕事が終わったらリヴァイヴさんオススメの胃薬を買って来よう。そう思った紅龍だった。
着替えて、街へと出る。外は凄まじい熱気だった。
留美「暑いわ。今すぐ冬にして。あ、でも寒いのも嫌だから秋くらいで」
紅龍「無茶を言わないでください…」
このお嬢さま、身内の前ではかなり我儘である。他人に対する礼は知っているのに身内に対しては容赦がない。
いちおう兄である紅龍に対しても同じ――というか、他よりもひどい気がする。
留美「地球に小惑星を落とせば冬になるって聞いたんだけど」
紅龍「出来るか否かはさておいて、やめましょう」
留美「そうね、永久に冬っていうのも困り者よね。海水浴できなくなっちゃうし」
紅龍「そうですね」
いや、そのりくつはおかしい。思ったが口には出さない。出したら折檻か給料カットか資産没収か。嫌なことしか起こらないからだ
763 :通常の名無しさんの3倍:2014/08/19(火) 00:58:43.08 ID:???
紅龍「…しかし、歩いているだけで刺激が見つかるものなのでしょうか」
留美「見つかるわ。こうやって刺激欲しいオーラを出していればいつか――」
???「ちょっと君」
紅龍「はい? 何か…」
フロンタル(全☆裸)「刺激を」
クルーゼ(全☆裸)「求めていると聞いたのだが」
紅龍「………」
留美「………」
フロンタル「私とともに来たまえ。そうすれば刺激的な体験をさせてあg」
留美「いやあああああああああ!」
紅龍「お嬢さまぁぁぁぁぁぁ!」
留美は絶叫し、そのまま昏倒した。
男性と交際したこともないような少女が見るべきでないものを見せられれば、こうもなる。
その後。
留美「ふっ…なかなかの刺激だったわね…」
半日ほどうなされ、ようやく目を覚ました第一声がこれだった。
まだショックから立ち直れていないのか、ちょっと涙目になっていた。
紅龍「これで懲りたでしょう。ああいう手合いに絡まれたくなければ、もう刺激探究などというのはやめて…」
留美「何言ってるの? これからが本番じゃないの」
紅龍「…は?」
留美「おかげでこの町にはまだ見ぬ刺激がいっぱいあるってことがわかったわ。これで退屈とはおさらば!
刺激的な日々が待ってるってことよ!」
いつになく浮かれてはしゃいでいる主の姿。その姿を見て紅龍は。
紅龍「…あ、リヴァイヴさんですか。紅龍です。この前教えてくれたよく効く胃薬のことなのですが…」
とりあえず、苦労人仲間が勧める胃薬を注文してこれから来るであろう苦労の日々に備えることにした。
764 :通常の名無しさんの3倍:2014/08/19(火) 02:17:31.52 ID:???
乙
…ただ…
クルーゼって全裸だっけ?
767 :通常の名無しさんの3倍:2014/08/19(火) 07:58:57.76 ID:???
764
クルーゼ「私をマス(ク)一のどっかの変態と一緒にして欲しくはないな!」
フル・フロンタル「元祖の私と違って、私自身はノーマルだ! うかつな発言は控えていただこうか!」
最終更新:2016年04月17日 11:48