27 名前:通常の名無しさんの3倍 :2014/12/09(火) 04:32:30.68 ID:op5LhE9a0
アセム「くしゅん!う~寒い」
シャーウィ「薄着してるからだぞ」
ユノア「お兄ちゃん☆ぎゅ~~!!」
アセム「ユノア?」
ユノア「こうしてくっついていれば暖かいでしょ?」
アセム「だけど動き難いよ」
シャーウィ(この鈍感さも青春だなぁ……頑張れユノアちゃん)
                                                     ダン!ダン!ダンッ!!


アセム「へっくしゅ!う~寒い」
シャーウィ「またかアセム。風邪ひいたんじゃないか?」
アセム「昨日ユノアがずっと引っ付いててさ。もし風邪だったらうつしちゃってないかな」
シャーウィ「ううん……やっぱりダメだったか」
アセム「ダメってなにが?へっくしゅ!」
アリーサ「あ、アセム!寒いときは鍋だよな?な?」
アセム「え?あ、あぁ……」
アリーサ「い、一緒に鍋食べにいこうぜ!美味しい店を見つけたんだ!」
アセム「うん。でも驚いた。アリーサがそういう調べものをするイメージがなかったよ」
シャーウィ「アセム、お前って奴は……」
                                                      ダン!ダン!ダンッ!!



アセム「へっくしゅ!う~寒い」
シャーウィ「三日連続だぞ?ホントに風邪じゃないか?」
アセム「おかしいなぁ。アリーサの頼んだ鍋って精がつくって話だったのに」
シャーウィ「……ほう」
アセム「なんだよ?」
シャーウィ「意外と肉食だと思ってさ」
アセム「そりゃ海鮮だったから肉食っていえば肉食だったけど」
ロマリー「アセムー」
アセム「ロマリー。ん?その手に持ってる大きな袋は?」
ロマリー「ああ、これ?」
アセム「重たかったら持とうか?」
ロマリー「大丈夫、軽いし、それにこれはアセムにあげようと思って」
シャーウィ「マフラーだね。もしかしなくても手編み?」
ロマリー「ええ。アセム寒そうだったしね」
シャーウィ「よく見てるんだ」
ロマリー「ええ、見てるわ」
アセム(あれ?なんか今寒気が……本格的に風邪かな?)
シャーウィ「アセム、ぼーっとしてないで、せっかくロマリーが編んでくれたんだから使ってみろよ」
アセム「あ、ああそうだな……うん、暖かいよロマリー。だけどちょっと長すぎない?」
ロマリー「本当、編みすぎちゃったみたい(棒)あ、そうだ(棒)こうして二人一緒に巻くと丁度いいわ(棒)」
アセム「え、ええ!?」
シャーウィ(はぁ……本当にうらやましいやつだよ、アセム)
                                                      ダン!ダン!ダンッ!!

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最終更新:2016年05月03日 21:37