389 : メイドの密かな愉しみ2016/07/20(水) 21:58:40.43 ID:MfFLp3Pj0
ハマーン「……というわけで、火星に学校を新設するため、今日からこの学校に火星から視察の方が来られることになった」
クーデリア「クーデリア・藍奈・バーンスタインです。皆さんよろしくお願いします」
フミタン「……侍女のフミタン・アドモスと申します」
ハマーン「皆、失礼の無いように」
お昼
ルー「クーデリアさん、よかったらあたし達とお昼一緒に食べません?」
クーデリア「ええ、ええ。喜んで」
セシリー「それにしてもスゴイですね。私たちとそれほど歳も変わらないのに火星の代表でいらっしゃるなんて」
ルイス「でもどうせなら視察じゃなくてここに転入してきたらよかったんじゃない?」
クーデリア「いえ、私はもう火星で大学まで卒業しましたので……」
ファ「大学卒業!」
ネーナ「頭いいんだ~、ルナマリアとは大違い」
ルナマリア「うっさい!」
クーデリア「そんな、私なんてまだまだ知らないことばかりです。それで護衛をしてくださっている鉄華団の皆さんにも笑われることが多くて……今も勉強の毎日です」
カテジナ「鉄華団って、確かカミーユの弟たちがやってる会社でしょ。あんな馬鹿そうな連中から学ぶことなんてあるかしら」
ファ「カテジナったら、そんなこというとまたカミーユが怒るわよ」
クーデリア「いえ、本当に私ったら皆さんの常識的なことも知らないみたいなんです。それで今フミタンからも色々教わってるんですが、皆さんも色々教えてくださいね」
ルー「ま、そういうことなら任せなさいな」
ネーナ「自慢じゃないけど私たち、この学校じゃけっこう顔広いもんね」
ルナマリア「そうそう。男子の知り合いも多いし、クーデリアさんの知らないこと色々教えてあげられると思うわ」
ルイス「成績はそれほどよくないけどね~」
クーデリア「まあ、頼もしいわ! 皆さんって、学校のオナペットなんですね!!」
セシリー「」
カテジナ「」
ファ「」
ルイス「」
ルナマリア「」
ネーナ「」
クーデリア「え……? あ、あの、わたしなにかおかしなこと言いました!? こういうときはこういうって昔フミタンに……あ、あら? フミタン? フミタン! どこに行ったのフミターン!?」
フミタン(物陰)「(知らずに恥ずかしいことを言わされて、空気が凍って焦るお嬢様可愛い……)」
最終更新:2016年11月06日 07:53