480 : 通常の名無しさんの3倍2016/08/01(月) 21:40:56.53 ID:MFVFvNpM0
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カイ「ちなみに、デスクの上には家族そろった写真が立ててあるし、引き出しの中にはどっさりだ」
アムロ「どっさりなんだ」
カイ「ああ。 W.B.時代の連中の写真もいくつかあったが、
一番多かったのはやっぱりミライさん、チェーミン、ちょっと離れてハサウェイだった」
ハヤト「…詳しいですね」
カイ「そりゃ調べたからな」
リュウ「どうやって」
カイ「もちろんブライトがいない時にこっそりと」
アムロ「(警備体制見直さないとなぁ…)」
カイ「と言うわけで、ほかの写真も無いではないのに、なぜアムロのだけ引き伸ばして飾るのか!」
アムロ「知らん」
ハヤト「アムロに負けないようにって発奮するためじゃないか?」
リュウ「ウホッ!?」
アムロ「それは止めて」
カイ「俺はあの写真の裏に、秘密金庫があるんじゃないかと…」
アムロ「ないから! ウチは明朗会計の、後ろ暗い所なんて全然ない優良企業だからな!」
セイラ「…なんて話をしてたそうよ?」
ブライト「…」
ミライ「相変わらず仲がいいのねw」
セイラ「それで、なぜアムロの写真なんて飾ってるの?」
ブライト「あー、まぁ、その…あまり振れて回って欲しくはないんだが…
実はあの社長室、…………………………………出るんだ」
セイラ「…出る?」
ミライ「何が?」
ブライト「その…幽霊が」
セ・ミ「「は?」」
ブライト「仮眠をとってたり、夜遅くまで仕事をしてたりすると…こう、壁からすーーっと…」
セイラ「!!」
ミライ「まぁ…どんな幽霊?」
ブライト「ぼんやりしてて良くわからないんだが、多分、小柄な女の子だな。
だぼっとした服を着てて、肌は褐色の。
実害は特に無かったんだが、いろいろやってみたところ、アムロの写真を壁に貼っておくと出なくなったんだ」
セイラ「(あら?)」
ミライ「何か謂れみたいなものはあるの?」
ブライト「それが全く心当たりがなくってね。 社屋は新築だし、地鎮祭はちゃんとやったんだが…」
最終更新:2016年11月24日 08:19