917 : この男、素直につき2016/10/14(金) 03:10:07.83 ID:SAiJneou0
クローディア「イオ! なによこのキスマークは!」
イオ「うるせーな、いいじゃねえかキスくらい。挨拶だよ挨拶」
三日月「……」ジー
次の日
クーデリア「あ、おはようございます三日月」
三日月「おはよう」
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オーールフェェェェンズ ナミダァァァァァァァァァ!(BGM オルフェンズの涙)
クーデリア「な、な、な! なにを!!」
三日月「なにって、挨拶だけど」
クーデリア「挨拶って、た、たしかにそういう風習のところもあると聞いたことはありますけど、だからって口と口は…!」
918 : この男、素直につき2016/10/14(金) 03:27:04.57 ID:SAiJneou0
アトラ「おはよー、三日月、クーデリアさん」
クーデリア「あ、アトラさん! ひょっとして今の」
三日月「おはよう、アトラ」
オーールフェェェェンズ ナミダァァァァァァァァァ!(BGM オルフェンズの涙)
アトラ「」
クーデリア「見てましたか、って聞こうと思ったのに、完全に固まってる…」
オルガ「よう、ミカ」
三日月「オルガ、おはよう」
オーールフェェェェンズ ナミダァァァァァァァァァ!(BGM オルフェンズの涙)
オルガ「!? て、てめえミカ! いったい何をしやが」
三日月「なにって、挨拶だけど?」スタスタ
オルガ「挨拶って…行っちまいやがった。は、初キスだったのに……」
その後も
タカキ「おはようございます、三日月さん」
ヤマギ「おはようございます」
三日月「おはよう」
オーールフェェェェンズ ナミダァァァァァァァァァ!
タカキ「」
ヤマギ「シノ…俺、汚されちゃった…」
三日月は次々と
ビスケット「おはよう三日月」
昭弘「おう三日月」
オーールフェェェェンズ ナミ(略
ユージン「おーう三日月」
雪之丞「よう三日月」
オーールフェェェェン(略
次々と鉄華団団員の唇を奪い続け
三日月「じゃ、俺帰るね」
オルガ(赤面)「お、おう、じゃあな、ミカ」
ビスケット(赤面)「う、うん」
鉄華団は、三日月が帰るころにはすっかり変な空気に包まれていた。
クーデリア「」
アトラ「」
シノ「なあ、なんか朝からずっとあの二人固まってんだけど、なんかあったのか?」
昭弘(赤面)「…知るか」
シノ「?」
919 : この男、素直につき2016/10/14(金) 04:06:32.18 ID:SAiJneou0
その夜
三日月「ただいまー」
セレーネ「あら~三日月ちゃんおかえり~wwwww」
三日月「…酒臭い」
イオ「げっへっへ、いいじゃねえか酒くらい飲んでも。俺たち大人だもんね~お姉ちゃんww」
セレーネ「そ~よ~、これは姉弟の親睦を深めるための大事な儀式なのよ~」
アムロ「まったく、だらしない奴らだ」
ロラン「アムロ兄さんもあんまり人のこと言えませんけどね。はい、お水ですよ。これ飲んで少しはしゃきっとしてくださいね」
セレーネ「ありがと~」
イオ「ヒック、そういや三日月、じつは俺な、お前に嘘をついていたことがあるんだわ」
三日月「…なに?」
イオ「昔、子供はキャベツ畑にコウノトリが生んだ卵がどんぶらこどんぶらこ川を流れていって橋の下で孵化して生まれるといったな、ヒック、あれは嘘だ」
三日月「そうだったの?」
セレーネ「アンタね、いまどきそんな嘘小学生でも信じないわよwwww」
三日月(信じてた人)「じゃあ、本当は子供ってどうやって生まれる訳?」
イオ「それはな……キスするとだ!」
セレーネ「wwwwww」
三日月「……マジで?」
イオ「マジだ」
セレーネ「まじまじ、これは大マジよ」
三日月「そうなんだ……」スタスタスタスタ
イオ「ヒック、なんか三日月のヤツ、真面目な顔して行っちまいやがったけど、もしかして信じた?」
セレーネ「まっさか~、三日月ももうティーンエイジャーよ。さすがに子供がどうやってできるかくらい知ってるって」
イオ「だよなwwww」
更にその次の日
三日月「おはよう」
アトラ「あ、三日月…」
クーデリア「あの、その、き、昨日のことは…」
三日月「ちょうどいい。二人に訊きたいことがあったんだ。子供の名前、何にする?」
アトラ「」
クーデリア「」
三日月がアトラとクーデリアを孕ませた。その誤解は散々に周りを振り回したあと、ようやくガンダム一家へと伝えられた
アムロ「……なにか申し開きはあるか?」
セレーネ「マジすいませんでした…」
イオ「以後、三日月の前で軽率な言動は控えます…」
三日月「?」
教訓 素直な人間を面白半分でからかってはいけない
最終更新:2016年12月29日 20:50