(某大型複合店舗駐車場)
ガロード「よっこらせっと」ドサッ
シロー「おう、お疲れさん」
ガロード「他のみんなはまだ?」
シロー「ああ。若干一名、気合いが入っていたからなぁ。まだかかるかもな」
ガロード「マッタク。特売日だからってこんなに買い込まなくてもいいだろうに。誰がこん
    なに食うんだよ…」
シロー「お前だよ、お前。食べ盛りだからってシロアリのように食い荒らすのはおまい
    らだろ」
ガロード「いや、そうなんだけどさ…」

キキッ(スポーツカーが止まる)
????「これはこれは、まさかこんなところでお目にかかるとはね」
ガロード「げげっ、お前ら!!」
シャギア「人の顔を見て最初にそれとはご挨拶だな、ガロード・ラン君」
オルバ「相変わらず礼儀を知らないようだね」
シャギア「フッ、とにかく、お互いの再会を祝そうじゃないか。なあ、オルバ」
オルバ「そうだね、兄さん」
シロー「えーと…、お前の友達?」
ガロード「友達っつーか、何というか…」
シャギア「フフッ、そうですね、まあ、そんなところです」
オルバ「フッ、友人、と言うよりは宿命のライバル、といった方が正しいかもしれませ
    んがね」
シャギア「フッ、そうだな、その方がより正確だな、オルバよ」
シロー「…………はぁ…」
シャギア「フッ、ガロード。我々は未だに以前、君にしてやられたことの屈辱を忘れて
    はいないのだ」
オルバ「我らが後れをとった相手は君だけなんだ。それを晴らすまでは僕たちのプラ
    イドが傷ついたままになる。そうだよね、兄さん

(728続き)
ガロード「何?やるのかお前達?(身構える)」
シャギア「フッ、我ら兄弟、復讐の場くらいはしっかりと選ぶさ。なぁ、オルバ」
オルバ「そう。でないと我らの美学に反するからね、兄さん」
ガロード「お前ら、まだこの前のことを…」
シャギア「フッ、まあいい。いずれ戦いの場で相見えることもあるだろう」
オルバ「そのときはこの前のようには後れをとらない。覚えておけ、ガロード・ラン」
シャギア「それでは。ティファ・アディールによろしく」(発進するスポーツカー)

シロー「(呆然)」
ガロード「あいつら…」
シロー「…えーと、兄さん、友達は選んだ方がいいと思うな」
ガロード「だから友達じゃないって!!」
シロー「トラブルがあったみたいだけど、何があったんだ?」
ガロード「いや、副業のほうでちょっと…」

シャギア「よし。娘。のお宝グッズゲット、と」


          ∧_∧
    ∧_∧  (´<_`  )  オルバ「流石だね、兄さん」
   ( ´_ゝ`) /   ⌒i
   /   \     | |
  /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
__(__ニつ/ yOhoo / .| .|____
    \/____/ (u ⊃

シャギア「我らの計画を阻んだガロード・ラン…。次は必ず勝つ…」

-終-


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最終更新:2017年05月18日 19:36