467 : 通常の名無しさんの3倍2017/01/22(日) 10:42:03.78 ID:f9H2eQ760
ミネバ「こんにちわー」
ロラン「あらミネバちゃんいらっしゃい。遊びにきたのかな?」
ミネバ「うむ」
ロラン「今バナージは出かけてますけどもうすぐ帰ってくるでしょうから部屋で待っててください。あとでおやつでも持っていきますよ」
ミネバ「はーい」
バナージとベルリの部屋
ガラッ
ミネバ「おじゃまするぞ」
ベルリ「うわっ、突然誰よ!?」
ミネバ「ほうほう、ここがバナージの部屋か。おもったよりはきれいにしているな」
ベルリ「きみは…えーと、ミネバちゃん?」
ミネバ「うむ。ミネバ・ザビである。おまえはベルリ・ゼナムだな? バナージから話はきいているぞ」
ベルリ「はあ…ど、どうも」
ミネバ「…………」キョロキョロ
ベルリ「(き、気まずい…ほぼ初対面の小学生と一緒にいても話すことなんてないぞ! なにか、なにか話題は…)えーと、ミネバちゃん?」
ミネバ「なんだ?」
ベルリ「きみとバナージって、そのお友達なんだよね?」
ミネバ「なにをいう、すでにわたしたちはともだちなんてものをちょうえつしているぞ。いわゆるだんじょのカンケイというやつだ」フフン
ベルリ「そうなんだ…ちなみに失礼だけど、キミ歳は?」
ミネバ「もうすぐ9歳になるぞ」
ベルリ「そ、ソウナンダ…ハハ(9歳って…バナージあいつ、やっぱり真性だったんだな…)」
???「バナージーベルリーいるー?」
ミネバ「お、だれかきたようだぞ?」
ベルリ「あの声は姉さんだな。はーい、開いてるよ」
ガチャ
セレーネ(下着姿)「工作してたら汚しちゃってさー着替えは全部洗濯中みたいだし、悪いんだけど大き目のシャツかなんかない?」
ベルリ「姉さん、ちょっと今お客さん来てるんでその恰好は…!」
ミネバ「おお?」
セレーネ(下着姿)「あらお客さん? カワイイじゃない。アンタの彼女? ちょっと挨拶させなさいよ。どーもどーもわたくしこいつの姉でセレーネ・マクグリフと…」
ベルリ「挨拶なんていいからさっさと出ていきなさいよ!シャツなら貸してあげるから!」グイグイ
セレーネ(下着姿)「なによケチねー挨拶もできないようじゃロクな大人にならないわよ」
ベルリ「姉さんの存在自体が教育に悪いでしょ!」
バタン!
468 : 通常の名無しさんの3倍2017/01/22(日) 10:42:46.93 ID:f9H2eQ760
ベルリ「ハアハア、ご、ごめんね騒がしくて」
ミネバ「いまのは…」
ベルリ「恥ずかしながらウチの姉です…」
ミネバ「お姉さん…! バナージにきいている。そうか、あれがうわさの…」
ベルリ「いや…ほんとにごめん、あんな見苦しいものを見せて」
ミネバ「わたしはべつにかまわないぞ。しかしおまえも大変だな、あんなものをにちじょう的にみせられて。二人はいわゆるきんだんのかんけいというやつなのだろう?」
ベルリ「は?」
ミネバ「わたしとバナージはいずれ時が解決してくれるが、姉弟はえいえんに姉弟だからな。だけど愛しあう二人ならばそんなものも乗りこえられると…」
ベルリ「ごめん、ちょっと言ってる意味がわからないんだけど。え、誰と誰が愛し合ってるって?」
ミネバ「ん? だってベルリはあの姉にホれているのだろう? バナージが『ベルリは実姉萌えだから』といっていたぞ」
ベルリ「( ゚д゚)」
バナージ「ごめんオードリー! 待たせちゃって…うん? どうしたベルリ」
ベルリ「( ゚д゚ )」
ベルリ「なに小学生に紛らわしいこと吹き込んでるんだこのロリコオオン!!」
バナージ「ロリコンじゃない! それにお前が姉萌えなのは事実だろ!」
ベルリ「だからってだれがあんな干物に恋心なんて抱くか!」
フリット「珍しい、ユニコーンとG-セルフが戦ってる」
ミネバ「わたしがわるいのか? ふたりがケンカをはじめたのは」
ジュドー「いやいや兄弟ゲンカなんてよくあることだし、ミネバのせいじゃないから気にするなよ」
ガロード「ちなみにバナ兄が勝つに500円」
ジュドー「じゃ、俺はベル兄が勝つに500円+明日の昼飯」
最終更新:2017年04月20日 09:15