0791ホワイトデー狂想曲(1/2)2017/03/12(日) 23:02:59.79 ID:Vx6Xc1+G0
ユージン「なぁ、オルガ。まさかホワイトデーの用意、全くしてないってこと、無いよなぁ?」
シノ「まぁまぁ落ち着けよユージン。せめて菓子くらいは用意してあるんだよな?」
オルガ「ん?あぁ、ホワイトデーか。それなら大丈夫だ、姐さんとこには小さい子供が食べてもいいようにアレルゲンフリーのもの、メリビットさんにはちょっと高級なチョコをビスケットとデクスターさんに手配をお願いしてる。
アトラとお嬢さんへは年少組が気合入れて作ってるから、そう心配するなよ。」
シノユージン「「そうじゃねぇよ…。」」
ユージン「あぁ、お前は真実の愛がそこに転がってるどころか三つ指ついて待ってるのに何もしないのか!?」
シノ「いくら何でも本命チョコ無視するってのはどうかとおもうぜ?」
オルガ「おい、お前らまてよ、真実の愛だとか本命チョコだとかそんなモンひとつもなかったぞ?」
ユージン「いや、それがあるんだって!バレンタインデーにお前の机の上にチョコあっただろ?あれがそうなんだよ!」
オルガ「あぁ、あれか。あれならミカにやったんだが、マズかったか?」
シノ「おいおいしかもやった相手がミカかよ…。これじゃ出戻りじゃねえか。」
ユージン「俺は今からミカのとこに行ってメッセージカードか何かを回収してくる。シノ、お前はオルガのデートプランの段取りを頼む!」ダダダダダッ
0792ホワイトデー狂想曲(2/2)2017/03/12(日) 23:04:28.36 ID:Vx6Xc1+G0
シノ「うっし!ここまできたら腹決めろ!
オルガ・イツカ!!」
オルガ「…なぁ、おい、デートってどうすりゃいいんだ、そもそも相手が分からないのにどうしろってんだよ」
シノ「お前この間2人っきりでオールしたのに相手が分からないってこたぁねぇだろ?」
オルガ「もしかして、ミカの姉ちゃんのことか?」
シノ「そーだよ、死神ちゃんだよ、それにしても健気なモンだよなぁ~。直接渡すのは恥ずかしいからって俺らのいない夜中にチョコ置いてくなんてさぁ。」
オルガ「…それ、警備大丈夫なのか?」
シノ「コマケェこたぁいいんだよ!ミカの家族なんだから大丈夫だろ。」
オルガ「…なぁ、シノ、ユージンと俺のために動いてくれるのはありがてぇんだが、俺には彼女が見え…
シノ「なに?彼女以外見えないって?(ろくに聞いてない)恋は盲目っていうからなぁ。」
オルガ「いや、そうじゃなくて…」
シノ「お、ちょうどいいところにメリビットさんが。おーい!メリビットさーん!ちょっと手伝って欲しいことがあるんですけどいいですかーー?」
メリビット「どうしたんですか?そんな大声で」
シノ「それがかくかくしかじかで」
メリビット「まるまるうまうまね」
メリビット「そうね、まずは映画でもどう?先に映画を見ておけば、あとで会話のネタに困ったときに使えるわ。」
シノ「勉強になるなぁ~」
メリビット「それからタクシーに乗るときは・・・」
以降2時間ほどメリビットさんの授業は続いた。
ホワイトデーはどうなるオルガ!
どうするオルガ!
頑張れオルガ!
0795通常の名無しさんの3倍2017/03/12(日) 23:54:11.04 ID:IQ2A9EGp0
乙!GJだが一つ気になるとこが
途中からメリビットさんがビルギットさんに変わってる
それだとバグとか色んな機械によってよく
ミンチになる男性なので……
まぁそれはとりあえず置いといて、鉄火団とタービンズの中では多分オルガぐらいしか
死神姉さんのこと見えないんだろうな…(物理的な意味で)
メリビット「あら?また今日も来てるのね、三日月のお姉さん」
三日月「だから違うって」
雪之丞「また今日もオルガに会いに来るとは随分と熱心なことだ」
アトラ「えっ!?誰かいるの?」
最終更新:2017年05月02日 07:48