907通常の名無しさんの3倍2017/03/28(火) 19:08:29.43ID:AEX88rJf0
シロー「イオ!まったくお前ってヤツはいつまでもいつまでもフラフラして…!」
イオ「ハア?最近ちょっと出世したからって調子に乗ってんじゃねーぞシロー!」

カミーユ「あ~あ~久しぶりに始まったよシロー兄さんとイオ兄さんのケンカ」
コウ「最近はダリルさんとイオ兄さんのケンカがほとんどで、シロー兄さんは止める役だったからね」
シーブック「でもどうする?誰か止めないとこのままじゃあの二人MS持ち出すぞ」
アセム「こんなときに限ってアムロ兄さんもロランもいないしな」
ドモン「仕方ないな、ちょっと俺が止めてくる」スタスタ
シュウト「大丈夫かなあ、自信満々で出ていったけど」
ベルリ「ドモン兄さんなら安心でしょ」

ドモン「落ち着け二人とも。どうしてもケンカしたいなら俺が相手に…」
シロー「うるさい!」ドガッ!
イオ「お呼びじゃねえんだよ、すっこんでろタコ!」バキッ!
ドガバキドガバキ……

ドモン「ただいま」ボロボロ
ベルリ「と思ったら速攻でボロボロにされて帰ってきた!?」
キオ「ていうか全然相手にもされてなかったね」
ジュドー「あの二人ってそんな強かったっけ?」
セレーネ「むしろ相性の問題じゃない?」
ガロード「相性?」
セレーネ「ドモンってほら、昔は大人しくって弱気な子だったからあの二人にはよく泣かされてたのよね~」
コウ「確かに言われてみればそんな記憶が…」
アセム「俺もおぼろげに…」
セレーネ「だから大人になった今でも潜在的に苦手意識があるんだと思うわ」
ドモン「そんな!それじゃあ俺は永遠にあの二人には勝てないのか…!?」

シロー「もう我慢ならない、表に出ろイオ!その性根叩き直してやる!!」
イオ「ハッ、望むところだ。テメエのガラクタMSを本当の鉄クズに変えてやんよ!!」

908通常の名無しさんの3倍2017/03/28(火) 19:09:23.66ID:AEX88rJf0
ベルリ「ああもう、このままじゃ兄さん達が格納庫に行っちゃうよ!本当に誰か止めなきゃ」
ドモン「しかし…俺ではあの二人には…」
シュバルツ「甘い、甘いぞドモン!!」
ドモン「シュバルツ!?」
キョウジ「甘ったれるな、暴走する兄の仲裁もできずになにがキングオブハートか!」
ドモン「キョウジ!?」
シュバルツ「たあっ!」
キョウジ「とおっ!」
シロー「うわっ、何をする?」羽交い絞め
イオ「おいなにすんだ放せボケコラ!」羽交い絞め
キョウジ「今だドモン!我々ごと兄をミンチにするんだ!」
ドモン「ええっ!?」
シュバルツ「二人がMSに乗り込んで町が火の海になる前に!撃て、ドモン!」
ドモン「そんなあぁっ!僕にはできないいいいい!」
キョウジ「甘ったれたことを言うなぁっ!その手に刻まれたシャッフルの紋章の重さを忘れたか!」
シュバルツ「やるんだ!兄より優れた弟などいないという呪いから自身を解き放つために!」
ドモン「キョウジ…シュバルツ!」
シロー「やめろドモン!お前実の兄をミンチにするつもりか!?」
イオ「そうだぜ、昔はスカート履かせられてクリスたちと一緒におままごと遊びしてたドモンが俺らを」
ドモン「ばあぁぁぁぁくねつ! 石破っ! 天きょうけぇええええええええん!!」
シロー・イオ「「ぐわあああああああああ……」」
シュバルツ「みごとだ…ドモン」

キラ「今なんか衝撃の過去が暴露された気が」
シン「聞かなかったことにしよう…」

後日
マイ「なんだか最近一皮むけた気がしますね、ドモン」
ドモン「そうか?過去の呪縛を振り切ったことが、俺を一回り成長させたのかもしれん」
セレーネ「ところで最近運動不足だわ~。ドモン、ちょっとスパーリングの相手でもしなさいよ。アンタサンドバッグね」
ドモン「あ~なぜか抵抗できない~!」ボコボコ
イオ「いや、なんか俺たちだけがドモンを泣かせてたみたいに言うけど」
シロー「ドモンを一番いじめてたのはセレーネ姉さんだからな?」

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最終更新:2017年05月06日 12:56