602通常の名無しさんの3倍2017/07/15(土) 03:40:41.86ID:qFI64I0sO
とある喫茶店
シロー「…そうか、イオと別れることにしたのか」
クローディア「ええ…ずいぶん悩んで遠回りしたけど」
シロー「ごめんな、幼なじみなのに何の力にもなってやれなくて」
クローディア「いいのよ。あいつは…イオはどこまでも自由しか愛せない人だから。だからきっと、いずれはこうなる運命だったのよ」
シロー「…いつか、君にも相応しい人が現れるよ。イオよりもずっと相応しい」
クローディア「…そうね。わたしもそう祈ってるわ」
シロー「でもちょっと安心したよ」
クローディア「安心?」
シロー「うん。相談があるって呼び出されたからさ。もっと落ち込んでるかと思ったけど元気そうに見えるから」
クローディア「ふふ、そう見える?」
シロー「ああ。前会った時は、イオのことだけじゃなく仕事でもずいぶん悩んでるたようだからさ。きっと、自分の中で色々吹っ切れたんだな」
クローディア「あれ、言わなかった?わたし会社辞めたのよ」
シロー「……え?」
クローディア「確かにシローの言うとおりよ。わたし今、とっても充実してるわ。きっとこれも僧正に出会い新たな使命に目覚めたおかげね」
シロー「あ、あのクローディア?僧正って…?」
クローディア「え、レヴァン・フウ僧正よ南洋同盟の。わたし今彼の下で修行してるの。彼は素晴らしい人よ。彼の言葉に従って瞑想するだけで宇宙がわたしに語りかけてくるの」
シロー「」
クローディア(グルグル目)「そうだわ今度で
日登町でお祈りの集会をやるの良かったらあなたも
来ない彼女さんも連れて私の感じた真理をぜひ体験してほしいわ!
そうそう元気と言えばあなたこそ疲れてるように見えるわねこの壺なんだけど中に水を入れると溜まって霊的なパワーが前世のカルマを今なら破格の価格で(ry」
シロー「このろくでなしがあァッ!」バキッ!!
イオ「え?なんで殴られた?なんで殴られた?!」
シロー「いいから!さっさと南洋同盟に乗り込んでクローディアを取り返してこい!!(怒」
セレーネ「ダメ男の次は怪しい宗教に引っかかるなんてクローディアも大変ね~」
マイ「ヒモにたかられるのと怪しい宗教にハマるのとでは、果たしてどっちがマシなんでしょうね」
アムロ「難しい問題だな」
最終更新:2017年11月08日 08:45