428 名前:ナンパに行こうぜ!投稿日:2007/12/14(金) 21:23:57 ID:???
ジュドー「なぁキラ兄、
ナンパしに行かない?」
キラ「え?!や…やめてよね。下手な事したら後でラクスやフレイが怖い…ってかどうしたのいきなり」
ジュドー「いや、実はさ…」
時は数時間前に遡る…
ガロード「なぁジュドー、俺ら兄弟の中で一番モテるのって誰だと思う?」
ジュドー「何だよ薮から棒に……そりゃアムロ兄だろ、ダントツで」
ガロード「ウッソやカミーユ兄は?あの二人結構モテると思うぜ」
ジュドー「カミーユ兄は確かにモテるけど…アムロ兄には及ばないだろ。ウッソは『モテる』っていうのとはまた違う気が…」
カミーユ「何の話だ?」
ガロード「カミーユ兄はアムロ兄と比べたら全然モテないって話」
ジュドー「そこまでは言ってないぞ!違うからなカミーユ兄!」
カミーユ「まあアムロ兄さんは確かにモテるな。でも俺とアムロ兄さんじゃそもそも出会った女性の数が違うだろ?」
ウッソ「確かにそうだね。」
ジュドー「うわぁ?!いつからいたんだウッソ!」
ウッソ「少し前からだよ。ていうかそういうガロード兄さんとジュドー兄さんはどうなの?………あ」
ガロード「俺はティファさえいてくれれば…」
ジュドー「…ガロード兄は聞く必要無かったよな。
430 名前:ナンパに行こうぜ!2投稿日:2007/12/14(金) 21:51:33 ID:???
中途半端な切り方になってしまいましたが、428の続きです
ジュドー「その点俺は…」
ウッソ「ジュドー兄さんも聞く必要無いかな、もう分かりきってるし。例えばハマーンさんとか」
ジュドー「………」
ウッソ「ていうかぶっちゃけこの四人の中で一番モテないのってジュドー兄さんなんじゃ?モテる必要のないガロード兄さんは除くとして」
ジュドー「なっ…」
カミーユ「少なくともこのスレじゃ決まった彼女なんていないしな」
ジュドー「そっ…それを言ったらカミーユ兄やウッソだって…」
カミーユ「ウッソはともかく俺は…まあ、嫌な言い方になるけど、彼女が複数いる様なものさ。」
ヒイロ「何の話だ?」
ジュドー「ヒイロ兄……しめた!俺とヒイロ兄で比べたら断然俺のがモテるだろ?!」
ヒイロ「?!」
ウッソ「でもヒイロ兄さんにはリリーナさんがいますけど」
ヒイロ「ちょっと待てお前ら」
ジュドー「もうそういう例外無し!第一そんな事言ったらアムロ兄なんて収拾つかないし」
ガロード「ていうかなんでこんなヒートアップしてるんだ…?」
カミーユ「さあな。まあ俺はそういう問題とは無縁だし、別にどうだって良いさ。俺はそろそろ出かけるけど、あんまりヒートアップして喧嘩なんてするなよ?」
ジュドー「ちょっと待ってよカミーユ兄、まるで俺達が『そういう問題』で困ってるみたいじゃないか」
ガロード「いや…『俺達』って言われても…」
ウッソ「ジュドー兄さんだって別に困ってる訳じゃないんでしょう?」
ジュドー「いや………確かにそうだけど…なんかカミーユ兄の言い方が、まるで『お前らと違って俺はモテる』みたいな意味に聞こえて…」
カミーユ「そんな意味で言ったんじゃない!そんな邪推、らしくないぞジュドー!」
ウッソ「(いや…そういう意味で聞こえなくもないよ、カミーユ兄さん…ていうか何?この険悪な雰囲気は…)」
ジュドー「そんな言い方しなくたって良いだろ!最近ちょっと丸くなったと思ったら、またすぐキレて!」
カミーユ「何…?!」
ジュドー「という訳。だから一緒に行こうよキラ兄~」
キラ「いや…訳分かんないんだけど…」
437 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2007/12/14(金) 22:40:58 ID:TOvvKfg2
430の続き
ジュドー「つまりカミーユ兄と言い合いになって、その勢いで『じゃあどっちがモテるか勝負だ』ってなっちゃったんだ」
キラ「そういう事ね…。良いよ。この話を聞いちゃった以上、放っといたら後で僕まで怒られそうじゃない…ハァ…」
ジュドー「やった!じゃあ早速行こうぜ!勝負は今日の夕方まで、キラ兄は見ててくれるだけで良いからさ!」
キラ「つまり何人口説けるかを見届けろって事だね…カミーユ兄さんも大人気ない…」
~カミーユサイド~
カミーユ「ナンパって意外と難しいんだな…ちゃんと見届けろよ、ヒイロ?それが今回の任務だ」
ヒイロ「任務了解…だが…その口説き方では駄目だ」
カミーユ「何だって?」
ヒイロ「手本を見せる。下がっていてくれ」
カミーユ「(ヒイロがナンパ?想像がつかないな…おっ、口説くか?)」
ヒイロ「ちょっと良いか」
女性「はい?」
ヒイロ「お前を…殺す!」
カミーユ「………」
~ジュドーサイド~
ジュドー「なかなかうまくいかないな…ん?
プルツー?(顔見知りは駄目だよな…)」
プルツー「あ、ジュドー。こんな所で何を?」
ジュドー「ああ、実は今ナンパをしてて…」
プルツー「………ナンパ…?」
ジュドー「ああ、でもなかなかうまく…」
キラ「ま、まずいよジュドー…」
ジュドー「え?」
プルツー「…よくもまあぬけぬけと…恐れる心が無いのかい?!!」
ジュドー「やっば!キラ兄、逃げろ!」
~カミーユサイド~
カミーユ「全然駄目じゃないか。まさかナンパしただけで警察呼ばれるなんて思わなかったよ」
ヒイロ「…」
カミーユ「とにかく時間も無いし、一人でも声をかけないと。それにしてもナンパだなんて方法がまずかったな………?!フォウ?!!」
フォウ「カミーユ、今なんて?」
カミーユ「一体いつから…いや、そんな事より…」
フォウ「私のテンションは今ッ!ティターンズ時代のものに戻っている…。『怒り』!『嫉妬』ッ!その(ry」
カミーユ「ま、待て!フォウ!」
フォウ「フォウ=ムラサメ小尉、行 き ま す!!」
カミーユ「やめろぉぉぉ!」
更に続きます。
445 名前:ナンパに行こうぜ!4投稿日:2007/12/14(金) 23:20:58 ID:???
437の続き
アムロ「ん?電話か…コウから?もしもし?」
コウ「アムロ兄さん?!大変だ!今警察に通報があって、街でサイコガンダムが暴れてるって!!しかも二機も!!」
アムロ「何?!………ああ、分かった。すぐに行く」
カミーユ「誰でも良い、止めてくれぇーッ!!」
フォウ「カミーユ…ナンパするのをやめて、あたしに優しくしてよッ!!」
カミーユ「(クッ…近くにZを停めて置いたから良かったようなものの…)フォウ、やめろ、戦うんじゃない!」
プルツー「逃げるな、ZZ!!」
ジュドー「プ、プルツー?!あのね、俺ジュドーよ?!分かってんの…って何だ?!!レーダーに反応?」
カミーユ「サイコガンダムがもう一機?おまけにZZも…この感覚は…ジュドーとプルツーか!」
ジュドー「なんでZとサイコガンダムが?!マズい、挟まれた!」
アムロ「…そういう訳だ。コウの話によれば逃げるZとZZも確認されてるらしい。お前達、何か知らないか?」
ガロード、ウッソ「「………あ、あの~。」」
アムロ「ん?どうした?」
カミーユ「まさか挟み打ちをくらうだなんて…」
ジュドー「カミーユ兄、とりあえず休戦だ!今はこの状況をなんとかしないと…ん?」
カミーユ「この感じは…アムロ兄さん?!」
ジュドー「それだけじゃない、ヒイロ兄、キラ兄、ガロード兄、ウッソもいる!」
カミーユ「…喜んで良いのかな…」
ジュドー「説教は決定だけど、サイコガンダムに踏み潰されるよりは…ねぇ?」
フォウ「?!レーダーに反応…νガンダム、ガンダムX、ウイングゼロ、フリーダム、V2まで?!」
プルツー「これ以上は無理か…撤退する!」
ジュドー「助かったぁ~…」
アムロ「疲れたな…。家に帰るぞ。二人共、分かっているな?」
カミーユ、ジュドー「「…はい」」
家に帰った二人を待っていたのは、アムロとロランの「熱烈な歓迎」だった。
終了です。ていうか>>437のタイトル入れ忘れたしsage損ねたしオチの無い話ですいませんorz
最終更新:2019年05月13日 15:00