780通常の名無しさんの3倍2019/04/24(水) 00:47:16.57ID:rgthAr8r0
シロー「なぁ、セレーネ姉さん知らないか?」
ロラン「姉さんなら部屋でガーガー寝てますよ。どうかしたんですか?」
シロー「いや、アイナからちょっと提案されてて…」
アムロ「サハリン家にセレーネを嫁がせる!?」
シロー「アイナ、ギニアスに伴侶が出来れば俺たちへの執着も無くなるかもって考えて…お見合いとか色々させてたみたいなんだけどなかなか上手くいってないみたいでさ。ほら、イシュー家のあの人とか」
ドモン「で、兄と面識のある姉さんに白羽の矢が立ったと」
ロラン「そりゃ姉さんが結婚するのはいいと思うんですけど、ギニアスさんで大丈夫ですかね…?」
ガロード「虚弱体質なのに巨大MAで大暴れするヤベー奴じゃないの?」
シロー「それは俺にだけだよ…はぁ…」
アムロ「まぁ、考えてみればギニアスくんはなかなかの優良物件かもしれないぞ」
ロラン「と、言いますと…?」
アムロ「あのセレーネの結婚相手はやはり、研究に理解ある同業者じゃないと務まらないだろう?そこを考慮すると悪くない」
マイ「僕も技術者としてギニアスさんはなかなかにトリッキーで非凡な才能があると思いますよ」
アムロ「しかもギニアスくんとセレーネは同級生で旧知の仲なんだ」
ガロード「あれ、なんか意外な展開」
ジュドー「もしかしてギニアス×セレ姉ワンチャンある??」
シロー「よし!早速アイナに連絡を!!」
シン「本人達の意思ガン無視かよ…」
シュバルツ「ちょっと待った!!」
ガロード「ギャー!!床下から出てきた!」
ドモン「フ…やはりな。来ると思っていたぜ」
シュバルツ「そう簡単にセレーネを他の男にやってしまわれたら困る!!」
ガロード「え、まさかシュバルツって…」
アムロ「はっ!そうか…」
シュバルツ「私ではないぞ。ドモンと長兄は気付いているな?忘れるなキョウジを…過去スレでちらほらセレーネとフラグが立っていたうちのキョウジの事を!」
ドモン「そうだ。同じく同級生で!!奇特にも姉さんを好いてくれているキョウジ兄さんの真心を踏みにじる行為は!この俺が!キングオブハートの名にかけて許さん!!」
アムロ「いや、言っちゃ悪いがキョウジくんがもっとしっかり決めててくれればそもそもこんな話にならなかったんだけどな」
シュバルツ「そう言ってくれるな。キョウジは奥ゆかしいのだ」
アムロ「セレーネを嫁にしたいなら一言うちに挨拶に来てくれればそれでいいのに…」
ガロード「キョウジさんとセレ姉付き合っても無いのにいいのかよ…」
ドモン「兄さんには悪いが…キョウジ兄さんの恋路を邪魔する奴は、風雲再起に蹴らせて地獄に落とすしかない」
シロー「お前は本当にキョウジさんを慕ってるんだな…仕方ない、アルレット姉さんに勧めてみるか…」
シュバルツ「悪く思うな。私の魂はキョウジと共にある。キョウジの幸せは私の幸せなのだ」
アムロ「それはいいんだが、早いところ決めてくれないとセレーネの婚期がどんどん延びてしまうだろう!肝心のキョウジ君は何をしてるんだ」
シュバルツ「キョウジは大事な学会に行くと言っていた。だが!そんなことはどうでもいい!!!!」
シロー「な!覆面を取った…!?」
ドモン「シュバルツの容姿はまさしくキョウジ兄さんのそれ…ま、まさか!」
シュバルツ「そうだ。これでセレーネに私がプロポーズしてしまえばいい」
アムロ「いやおい!名案だ~!とはならないだろ!!」
シロー「DG細胞が脳まで行っちゃったんじゃないのか?」
シュバルツ「私はキョウジの容姿、思考そのままのコピーアンドロイド。つまり私がプロポーズすればキョウジがプロポーズしたことになるだろう」
ガロード「え、そ、そうなのかな…」
ジュドー「キョウジさん勝手にそんなことしたら怒るんじゃね?自我?芽生えてるだろコレ」
アムロ「そんなアホな案がまかり通るか!」
781通常の名無しさんの3倍2019/04/24(水) 00:48:08.16ID:rgthAr8r0
シュバルツ「通る通らぬは試せばわかる!!セレーネはこの部屋だな?」
ロラン「あっ待ってください!開けちゃダメです!!」
シュバルツ「開けるのがダメなら壁抜けするまでよ!!…待たせたなセレーネ!!つがいになろう!!俺と結婚してk」
アムロ「声が途切れた…?」
ドモン「迂闊だった。姉さんの魔窟に呑まれたのか…」
ロラン「だから言ったのに…シロー兄さん、これって捜索願出した方がいいやつでしょうか…」
シロー「そこまで面倒見きれないぞ…」
ドモン「まぁシュバルツなら自力で出られるだろう」
セレーネ「んん~…?ねぇ、今キョウジ来てた?」ガチャ
ロラン「あ…姉さん、起こしちゃいましたね」
セレーネ「大事な学会ほっぽって私が寝てる所に来るなんてあいつ頭沸いてんのかしら」
アムロ「はぁ…結局キョウジ君の評価下げただけじゃないかあの忍者は…」
後日
キョウジ「セレーネいるか?この前の学会の資料を…」
セレーネ「あら、むっつりスケベのキョウジ」
キョウジ「は!?俺がむっつりだって…?」
セレーネ「私の寝込みを襲おうとしてたじゃない。俺とつがいになれって」
キョウジ「」
ドモン「キョウジ兄さん!?どうしたんだボロ雑巾のようになって!?!?まるでDGのコックピットだ…」
セレーネ「勝手になったのよ。なんでこいつの方がショック受けてんのかしら」
シュバルツ「酷い目にあった…こんな魔窟に住まう女を好きになるとは、キョウジも物好きだな」ガチャ
キョウジ「…あぁ…シュバルツ俺はもうダメだ…無意識のうちにセレーネを襲うなんてDG細胞に侵されてる…」
シュバルツ「お、キョウジ。お前がDG細胞に?それはないだろう」
キョウジ「何でそう言い切れ…ん?なんでお前がここに居る?というかなんでセレーネの部屋から…ま!まさかお前が!!!!!!?」
シュバルツ「あ」
キョウジ「この淫乱アンドロイド!!俺と同じ顔してセレーネに盛るんじゃない!!!!」
シュバルツ「ま、待て!!私はお前のためを思って…!!!!」
セレーネ「ほんとなにやってんのよアンタたち…」
ドモン(恋路もここまで拗れると訳分からんな…俺はレインにちゃんと告白できてよかった」
最終更新:2019年09月18日 16:19