155通常の名無しさんの3倍2019/06/28(金) 17:19:52.27ID:WhhIiRpb0
アムロ「おーい、ベルリ。そんなところでチョップを何回もしてどうしたんだ?」
ベルリ「これ? ベルリンの赤い雨の真似」

アムロ「キン肉マンか。ベルリってプロレス好きだっけ?」
ベルリ「それよりもキン肉マン好きかな。とくにブロッケンJr.が好きなんだ」

アムロ「ベルリ……、ベルリンの赤い雨……」
ベルリ「ん?」
アムロ「何でもない。
    それにしても日頃カゲの薄いベルリが超人好きという一面があるとは思わなかった」
ベルリ「カゲが薄いって何それ!? キン肉マンはすごい漫画だよ。たとえば……」

 こうしてアムロはしばらくベルリの超人談議を聞くことになった。
そして数日後、ドズルの家族が唐突にアムロ達の家に遊びにやってきた。

156通常の名無しさんの3倍2019/06/28(金) 17:22:18.09ID:WhhIiRpb0
ドズル「ハハハ、久しぶりだな。アムロ」
アムロ「いったいどうしたんですか?」
ドズル「時間ができたのでな。みんなで遊びにやってきた。
    ところでアムロの家族達はどんなタイプの女性が好みかな?」
アムロ「また答えにくい質問を……」

 ロランが作ったお菓子を食べながらアムロやドズル達が話をしていると……。

ベルリ「好きなタイプですか? ゼナさんのような人がタイプです!」
ドズル「アムロの弟でベルリ、だったか? ゼナの前でよくそんなことが言える」
ベルリ「いやあ、実は年上好きなので……。ゼナさんいいじゃないですか」

ドズル「ふむ、夫婦の前でゼナのような人が好きと言えるその胆力気に入ったぞ!」
ベルリ「ありがとうございます」
ドズル「しかしゼナは渡さんぞ」
ベルリ「はい。でもゼナさん本当にいいですね」

アムロ「ベルリ=ゼナ……、ゼナさん」
ベルリ「ん?」
アムロ「何でもない。ベルリ、年上好きだっけ」

 こうしてアムロ達はお菓子を食べてくつろぎながら話を続けていった。
どうやらベルリはドズルに気に入られたらしい。

アムロ(ベルリは年上が好きか。個人的にはノレドと一緒になってもらいたいが……)



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最終更新:2023年02月21日 12:10