ロラン「今日の晩ご飯はすき焼きですよ~」
シロー「へぇ!」
コウ「おっ、いいね」
ドモン・カミーユ・ヒイロ・ガロード・ジュドー「!!」
ロラン「人数多いから、鍋3つに分かれて下さいね」

鍋A:アムロ・シロー・キラ・ウッソ・アル
鍋B:コウ・シーブック・ロラン・ジュドー
鍋C:ドモン・カミーユ・ヒイロ・ガロード

ドモン「何でこういう組み合わせなんだっ!」
ガロード「(勘弁してよ…)」
ジュドー「(ラッキー♪)」
ロラン「まあまあ、その分材料多く用意しますから」
キラ「(よかった、騒がしくない組み合わせで)」

ドモン「(ふん、スピードなら負けん)」
ガロード「(強敵は…やはりドモンの兄貴か?)」
ヒイロ「(……糸蒟蒻…肉…)」
カミーユ「(よりによってルールを無視する奴ばかり…)」

ロラン「そろそろ火が通った頃ですね」
アムロ「じゃあ、食べるか」
鍋A・B組「いただきまーす」
ドモン「レディーーッ、ゴーッ!!!」
カミーユ「始まったっ!」
ガロード「先手必勝!」
ヒイロ「……作戦、開始」

アムロ「ほら、アル、肉ばっかり食べない!野菜もしっかり食べないと」
アル「えー、だって…」
ウッソ「ほら、しいたけ味が染みてておいしいよ」
シロー「あ、兄さん一杯どうぞ。キラはもう食べないのか?」
キラ「いやぁ、もうお腹一杯だから」
シロー「俺みたいにしっかり食べないと、いざって時に困るぞ」
アムロ「だからってあまり食い過ぎるなよ、この前みたいに」
シロー「うぃーす」

ロラン「あ、そっちもう煮えたみたいですよ」
コウ「ああ、ありがとう」
シーブック「兄さんってニンジン以外は何でも平気なんだね」
コウ「あはは、まぁね」
ジュドー「その肉ゲトー…って熱いぃ!!」
ロラン「あわわ、あわわ、お水お水」
シーブック「慌ててがっつくから(笑)」
コウ「食べ盛りなのはわかるけど、急がなくても肉は逃げないって(笑)」
ジュドー「うるさいなー、もう」

カミーユ「ほら、そこ!まだまだ煮えてないっ!ガロード、肉を独り占めしない!!う
    どんを早く食べないとのびるっ!ヒイロ、糸蒟蒻ばっかり食うな!野菜を入れ
    すぎると水がでて味が薄くなるっ!!ドモン兄さん、その肉は生煮えっ!!」
ドモン「ええいうるさい!俺が食うんだから問題はないっ!!」
カミーユ「なんだって?それが大人の言うことかっ!そんな大人(以下略)」
ガロード「今のうちに…、その肉もーらいっ…って何すんだ!」
ヒイロ「…………その肉は、俺のだ…!」
ガロード「お前もか…。しかし、そうだったらなおのこと譲るわけにはいかないっ」
ドモン「今日という今日は我慢できん!!俺と勝負しろーっ!!」
カミーユ「兄さんのような人がいるから食生活が貧しくなるんだっ!!味を大切にしな
    いすき焼きにして何になるんだっ!!」
ガロード「これがお前の求めていた肉かっ!」
ヒイロ「ガロード、人類全てが肉を食いたいんだ。俺も肉が食いたいんだ」

どがちゃーん

ロラン「せっかくのすき焼きが…(涙)」
アムロ「あいつら…」

ヒイロ「五飛……教えてくれ。俺達は後いくつ鍋を壊せば良い!?俺は後何回、コンロ
    を壊せばいいんだ?ゼロは俺に何も言ってはくれない。教えてくれ、五飛!」
カミーユ「早くここを片付けてくださいよーっ」

-終-


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最終更新:2018年10月23日 10:08