369通常の名無しさんの3倍2022/03/05(土) 14:19:02.65ID:OvLg+/ft0
 とある街角。歩いているイワークさんがいきなり叫んだ。

イワーク「『Cいられているんだ』!」
フリット「イワークさん、いきなりどうしたんですか!?」
イワーク「野球でCのチームを応援することを強いられているんだ!
     シカゴカブスとかシンシナティレッズとか。セリーグなら広島東洋カープ」

フリット「イワークさんはシャアと同じ広島ファンだったの!?」

 するとたまたまそばにいたマ=クベがその言葉に反応した。

マ=クベ「メジャーリーグなら私も好きだぞ。
     シャアがいかに野球に詳しくとも、図に乗らせるわけにはいかんのだよ」
フリット「えっ!? マ=クベさんが野球!? 意外。どこのチームのファンなんですか?」
マ=クベ「テキサスレンジャーズだ。テキサスでのベースボールの死闘を見るのは楽しいのでな」

 あまりの意外さに驚くフリット。

フリット「マ=クベさんといえば壺の趣味ぐらいしかイメージなかったので……、びっくりしました」
マ=クベ「それは誤解だ。私には他にも興味を持つものがたくさんある。
     確かに骨董品もその一つだが、例えば壺の美しさだけを愛でるのではない。
     その背後にある歴史も非常に興味深いのだ。中国の壺だったら中国史に思いをはせる等」
フリット「そういう歴史にも詳しいんですね。すごいなあ」

 すると、そのタイミングで2人の人物が現れた。サイ=サイシーと五飛だ。

サイ=サイシー「中国史に詳しいだって!? そりゃあ嬉しいよ!」
五飛「まったくだ」

 2人はとてもいい笑顔のまま話を続けた。

五飛「ところでこういうものに興味はないか? 『中日ドラゴンズ』というのだが」
サイ=サイシー「メジャーリーグだけでなく、中日もぜひ!
        一緒に中日ファンになって応援しよう!」
 その日の夜、みんながそろった夕食の場でフリットは家族にこのことを話した。

アムロ「なぜそこで巨人の話題が出ない! 野球の話なんだぞ!?」
ロラン「アムロ兄さん、落ち着いて。はい、おかわりのご飯です」
フリット「これ、イワークさんにもらったオロナミンC。アムロ兄さんにどうぞって」

 その晩のオロナミンCを飲んだアムロはとてもテンションが高く、元気ハツラツだった。


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最終更新:2023年05月19日 10:41