ブライト「俺がこの家のお隣さんか、勘弁してもらいたいな」
アムロ「なぜだブライト?」
ブライト「ハサ達の教育に悪い」
アムロ「確かにアクの強い弟達と、毎日やって来る変態は悪影響を及ぼすな」
ギンガナム「まったくであーる! お隣さんのクリスは悪影響を受けずにすんでよかったである!」
アムロ「ああ、そうだな。クリスはいい女性に育ってくれて、俺も嬉しいよ。
クリスはアルにとっちゃ姉貴みたいなもんだが、俺にとっては妹みたいなもんだ」
ブライト(だからクリスとは健全な関係なのか……?)
セレーネ「遠回しに私の悪口言ってない?」
アムロ「ゲッ、セレーネ……」
ブライト「じゃ、邪魔をしている」
セレーネ「いらっしゃい、ブライトさん」
アムロ「セレーネ……お客さんの前では身だしなみくらい整えろ。臭うぞ」
セレーネ「いいじゃない、お客さんといったってブライトさんなんだし」
ブライト「お、俺は構わないが……やっぱり気を遣った方がいいと思う。女性だからな」
セレーネ「それはそうと、私も同感だわ。ジュドーとかウッソの影響を受けるとマズイわ」
ギンガナム「さすがローラ・ローラのお姉さん! 手厳しい意見である!!」
アムロ「ところでハサの奴、今は何してるんだっけ?」
ブライト「植物監察官になるため勉強をしてるよ。今は候補生だ」
セレーネ「植物? 何だ、つまらないの。男なら機械、主にAIに携わるべきよ」
アムロ「でも、植物は人の心を安らかにする。平和的でいいじゃないか」
TV『臨時ニュースです。地球連邦の軍事施設がMSに襲撃されました。
テロリストのマフティー・ナビーユ・エリンから犯行声明が出ています』
ギンガナム「世の中は物騒である! 小生も月でマフティーと戦った事がある!」
アムロ「難儀だな。でもさすがはギンガナム艦隊を率いてるだけはある」
セレーネ「毎日うちに来てて、ちゃんと仕事してるの?」
ギンガナム「もちろんである! 仕事と家庭を両立できてこそ武士だからなぁ!」
ブライト「そうだな、仕事と家庭を……ん? 何だ、この違和感は」
ギンガナム「アムロ・レイはいいお兄さんで、ローラ・ローラも誇りに思ってるに違いない!」
セレーネ「ちょっとギム、私もロランから誇りに思われてるわよ」
ブライト「要するに家族は大事って事だ。帰ったらハサと男同士の話でもしてみるかな」
TV『私の名はマフティー・ナビーユ・エリン! 連邦政府のうんぬんかんぬん、粛清すべくうんぬんかんぬん!』
最終更新:2019年05月27日 18:44