ウッソ 「ただいまー」
お姉さん「あら、おかえり、ウッソ」
ウッソ (!! だ、誰だろう、この湯上り美人……! 濡れた髪が物凄くセクシーだ……!)
お姉さん「? どうしたの、なんだか顔が赤いけど……風邪でも引いちゃった?」

 こつん。

ウッソ (お、おでこくっつけて体温計られたー! なんだこのありがちなドキドキシチュエーション!?)
お姉さん「んー、熱はないみたいだけど……
      ってわたし、お風呂から上がったばっかりだから正確に分かるわけないわね。
      ええと、この間開発した熱感知用のAI……」
ウッソ 「……AI? ま、まさか、セレーネ姉さんですか!?」
セレーネ「? 何言ってるの、当たり前じゃないの」
ウッソ 「そんな……! こ、こんなの、おかしいですよセレーネ姉さん!」
セレーネ「なにが? ……やっぱり熱があるのかしら?」
ウッソ 「だ、だって、セレーネ姉さんといえば女の人なのにいつも体臭が……! それに常時フケパッパで」
セレーネ「ああ、さすがにちょっと気持ち悪くなっちゃってね。
      久しぶりにお風呂入ったんだけど、入ってみると気持ちいいわねー。もう一回ゆっくり浸かってこようかしら。あ、そうだ」

 にっこり、と邪気のない笑顔を浮かべるセレーネ。

セレーネ「ウッソも一緒に入る?」
ウッソ 「!!!」
セレーネ「うん、そうしましょ。昔みたいに頭洗ってあげるから」
ウッソ 「おかしいですよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」

 ダダダダーッ! と物凄い音を立てて駆け去るウッソ。

セレーネ「……? 変な子ね……」
ロラン 「どうしたんですか、セレーネ姉さん」
セレーネ「あ、ロラン。一緒にお風呂でも……」
ロラン 「姉さん……それは思春期真っ盛りのウッソには刺激が強すぎますよ……
     人間、一分野に特化すると常識がなくなるものなんだな……」
セレーネ「? なんのこと? あー、コウ、ガロード、シン。一緒に」
ロラン 「ちょ、血の嵐が吹き荒れますよ! いろんな意味で自重してください!」



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最終更新:2019年11月07日 20:49