544通常の名無しさんの3倍
垢版 | 大砲
2024/02/14(水) 21:25:48.86ID:EWrPPWCC0
今日は兄弟のうちの一人、ベルリが登山から帰ってくる日。
数日前、ギアナ高地の山へ出発していたのだが、とうとう家に戻ってくるのだ。
ベルリ「ただいま!」
アムロ「お帰り、ベルリ。家を出発してからまだ一週間も経っていないのに、
まるですいぶん顔を合わせていない気もするぞ」
ベルリ「あはは、何を言ってるの。たった数日だけじゃないか」
ベルリは兄弟達の家に入ると、さっそくギアナ高地でのお土産話に花を咲かせた。
ドモン「俺もギアナ高地に修行に行ったことがあるが、あそこはいいところだ。
自分を鍛えるのにぴったりだな」
アムロ「旅はいい。行くことでなにかしら得るものもあるだろう。
今晩、夕飯の時間に家族会議して今度みんなで旅行に行くかどうか話をするか」
ドモン「へえ、それはいいな。で、どこに行くんだ」
アムロ「俺は宮崎県がいいと思っている」
ベルリ「なるほど、宮崎の山を登るのもいいよねえ……」
ロラン「宮崎のおいしい料理を覚えて帰ってくるのもいいかも」
アムロは不思議そうな顔をしてまわりを見渡した。
アムロ「何を言ってるんだ。宮崎といえばまず第一にアレじゃないか」
ドモン「というと……?」
アムロ「巨人キャンプだよ。この時期の宮崎は」
この家のアムロはかなりの巨人ファンであるのだった。
最終更新:2025年04月28日 12:56