804通常の名無しさんの3倍
垢版 | 大砲
2025/07/06(日) 19:24:13.88ID:GpvxHSBN0
『おは木星~♪ 灰色野ゆうれいですわよ』
『きょうはみんなから届いたお悩みにわたくしがどんどん答えていきますわよ~』
キオ「キラ兄ちゃん一緒にゲームしよ~って、何見てるの?アニメ?」
キラ「いや、Vチューバーの配信だよ。この人、最近人気らしいから何か参考になるかなって」
キオ「へ~」
『…続いては
日登町にお住まいの、ロザミィは俺の妹さんよりいただいたお悩みですわ』
『“ゆうれいちゃんこんにちわ”こんにちわですわ“いつも配信楽しみにしてます”』
『“僕はしがない中間管理職なのですが、先日あるビッグプロジェクトのメンバーに抜擢されました。ですがその大詰め、先方との会議中、一緒に連れていた新人が大暴走したんです。当然会議は大失敗。先方も怒って帰ってしまいました”』
『“もちろんその場で新人をフォローできなかった僕にも責任があるのはわかっています。ですが社運をかけたプロジェクトを僕が台無しにしてしまった、これからどうなるんだろうと考えると夜も眠れません”まあ、それは大変でしたわね』
キオ「お嬢様口調の優しいお姉さん系Vチューバーか~確かに人気は出そうだね声も可愛いし」
キラ「チッチッチ、甘いなキオは」
キオ「え?」
キラ「確かに一瞬可愛い声に聞こえるけど、これボイスチェンジャーでゴリゴリ加工してるだけで地声は相当低いよ」
キオ「そうなの?」
キラ「それに、流行りのネタには上手く乗っかってるけど、雑談とかで出てくる話題がアルレット姉さん級に古いし…中の人は結構年季の入った男性とみたね」
キオ「じゃあこれ、バ美肉おじさん※ってこと!?」※バーチャル美少女受肉おじさんのこと
805通常の名無しさんの3倍
垢版 | 大砲
2025/07/06(日) 19:26:36.24ID:GpvxHSBN0
『ロザミィは俺の妹さんのお悩み、わたくしもよくわかりますわよ。わたくしも以前、ある国家的プロジェクトの責任者として木星圏に向かったことがあるのですけど』
キオ「あ、エピソードが普通に人生経験のあるおじさんのヤツだ」
『そこで宇宙線にやられて、船が動かなくなってしまったのです。空気を含む資源が刻々と浪費されていくなかで、わたくし思いましたわ。“もう、どうだっていい”と』
『ああ、わたしは何の役にも立たない、他人の期待にも、何より自分自身の期待にも応えられないと。そう自覚したとき、わたしは初めて自由になれたのです』
『それ以来、わたしは自分が空っぽになったことに気づいたのです。幸い、その後船は回復して戻って来ることができましたが、わたしの中身は空っぽのままでした。ですが空っぽであるからこそ何にも囚われず、今も自由であり続けることができるのです』
『ロザミィは俺の妹さんも今はおつらいでしょうが、いずれわたくしと同じように自由になれることを祈っていますわ。“もうどうなってもいいや”の精神でファイトですわよ! さて、次のお悩みは…』
キオ「うん、途中キャラ忘れて素で話してる瞬間あったけど、確かにおじさんだったね」
キラ「話してる内容も失敗風自慢話かつ若い人へのお説教だし、おじさん丸出しだよね。まあそこがウケてるんだろうけど」
キオ「いったいどんなおじさんが中の人やってるんだろう…?」
ネオジオン社
シャリア・ブル「……(沈思黙考中)」
女子社員1「シャリア部長ってイケオジよね~考えてる姿もカッコいいし」
女子社員2「あんな風に頬杖をついて、いったい何について考えてるのかしら…」
コモリ「さあ。多分、仕事とは全然関係ないこと考えてる気がしますけど」
シャリア「……(さて、次の配信の企画は何にしましょうか…ゲーム実況は先週もやりましたしお悩み相談も続けるとうざかられますし、とすると開封企画なら…)」
最終更新:2025年07月21日 16:19