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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

(一部Wikipediaより引用)


作品概要

2015年秋より放送されているガンダムシリーズ最新作。
従来より築き上げてきたガンダムシリーズの概念を打ち崩すかのような斬新な設定の数々や、見事な戦闘シーンの演出等、「これまでのガンダム」とは一線を画す作品となっている。
その一方でこれまでのシリーズの要素もしっかり受け継いでいるところも多く見られ、
またシリアスかつ熱い人間ドラマも相まって非常に見応えのある作品となっている。

ストーリー

地球圏全体を巻き込み、人類の文明を後退させるまでに至った大戦争「厄祭戦」から300年後のP.D.(Post Disaster)323年。
新たに誕生した4つの経済圏は武力組織ギャラルホルンの監視のもとで平和を保っていた。
しかし、地球圏重視の政策は火星に貧困を招き、孤児が人身売買されるヒューマンデブリを始めとする社会問題が発生していた。

ある日、主人公である三日月・オーガスが所属する民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティ(CGS)は、火星の独立運動を指揮する少女クーデリア・藍那・バーンスタインの地球までの護衛を依頼される。
しかしその準備の最中、CGSはギャラルホルンの襲撃を受け、CGS幹部を始めとする大人たちは、三日月ら少年兵やヒューマンデブリの属する参番組を囮に脱出を試みる。
この危機を脱出するべく、参番組隊長オルガ・イツカは、長らく施設の動力源として保管されていたモビルスーツガンダム・バルバトスを三日月に託し、
逆に脱出しようとした一軍らを囮に利用、クーデターを企てる。
これを成功させたオルガは、組織の大幅な改革を行い、彼ら参番組のメンバーを中心とする鉄華団を結成。
ここに、クーデリアを地球へと送り届けるべく、少年達の決死の旅が始まるのだった。

主要登場人物

  • 三日月・オーガス
CV:河西健吾
本作の主人公。旧CGS参番組に所属していた少年兵。
一見不愛想なようにも思えるが、仲間を思う気持ちは人一倍強い。しかしその一方で敵とみなした者は容赦なく殺害する冷酷な一面も併せ持つ。
ナノマシンを介して機体とパイロットを接続し、反応速度を高める阿頼耶識システムを適合させる手術を3回も施されており、
非常に高いモビルワーカーの操縦技術を持つことから、ガンダム・バルバトスのパイロットとなる。
愛称は「ミカ」。鉄華団の団長であるオルガとは幼馴染で、彼の指揮に全幅の信頼を寄せている。

  • オルガ・イツカ
CV:細谷佳正
旧CGS参番組隊長で、鉄華団団長。
統率力やカリスマ性に長け、仲間からの信頼も厚く頼もしいリーダー。
筋を通すことにこだわる性格で器量も大きく、また少々無茶をしがちではあるが高い作戦指揮能力も持っている。
テイワズの傘下に入り、メンバー達を「家族」として認識することで、鉄華団を守っていく決意を固めることになる。
三日月とは兄弟以上の絆で結ばれているが、彼の期待に応えようという重圧に突き動かされている節があった。

  • クーデリア・藍那・バーンスタイン
CV:寺崎裕香
本作のヒロイン。クリュセ代表首相の一人娘で、火星独立運動の中心人物で、今回のCGSに依頼された護衛対象。
「革命の乙女」として労働者層から支持を集めつつあるが、ギャラルホルンからは危険視されている。
ギャラルホルンの襲撃を始めとする数々の事件に鉄華団と共に巻き込まれる中で、描いていた理想とはかけ離れた現実を突きつけられる。
穏やかな性格をしているが、少々ドジであがり症な一面も。

スタッフ

企画 - サンライズ
原作 - 矢立肇、富野由悠季
監督 - 長井龍雪
シリーズ構成 - 岡田麿里
キャラクターデザイン原案 - 伊藤悠
キャラクターデザイン - 千葉道徳
メカニックデザイン - 鷲尾直広、海老川兼武、形部一平、篠原保、寺岡賢司
チーフアニメーター - 有澤寛
美術デザイン - 須江信人
美術監督 - 川本亜夕
色彩設計 - 菊地和子
CGディレクター - 宮原洋平
撮影監督 - 後藤春陽、元木洋介
編集 - 野尻由紀子
音響監督 - 明田川仁
音楽 - 横山克
音楽プロデューサー - 外村敬一、山田智子
エグゼクティブプロデューサー - 佐々木新、丸山博雄
プロデューサー - 小川正和、前田俊博
企画協力 - バンダイ ホビー事業部
制作協力 - 創通、ADK
製作 - サンライズ、MBS

主題歌

  • 「''Raise your flag''」
作詞 - Kamikaze Boy、Jean-Ken Johnny / 作曲 - Kamikaze Boy / 編曲・歌 - MAN WITH A MISSION
第1話ED、第2〜13話OPで使用。

  • オルフェンズの涙
作曲・編曲 - 鷲巣詩郎 / 作詞・歌 - MISIA
第2〜13話、第21話EDで使用。

  • Survivor
作詞・作曲 - 田邊駿一 / 歌 - BLUE ENCOUNT
第14話以降のOPで使用。

  • STEEL-鉄血の絆-
作詞 - 唐沢美帆 / 作曲・編曲 - 宮崎誠 / 歌 - TRUE
第14〜18話、第20話EDで使用。

特徴・評価点

  • シリアスかつ熱い人間ドラマ
元来ガンダムシリーズはロボット同士の戦闘よりも登場人物の人間ドラマに重点が置かれてきたが、本作はより熱いストーリー展開になっている。
虐げられてきた少年たちが傍若無人な大人たちに反旗を翻し、次々と立ちはだかる障害を正面から打ち砕いてゆく姿は痛快の一言。
また、全てのメインキャラクターに活躍のスポットライトが当てられていることで、鉄華団のメンバーの強い絆や連帯感を感じられるようにもなっている。
その一方で、突きつけられる厳しい現実が彼らを苦しめ、成長してゆく姿も見事に描かれている。

  • 戦闘シーンの見事な演出
本作は格闘戦に特化した世界であり、その設定を最大限に活かして戦闘シーンが表現されている。
第1話ラストの窮地に立たされた仲間の前に突如バルバトスが現れ、敵に襲いかかるシーンや、
バルバトスの主武装であるメイスの重量感、物語序盤の舞台である火星の土埃の表現、戦闘の血生臭さ等、細部まで迫力ある演出がなされている。
その見事な映像の数々には、興奮せずにはいられないだろう。

問題点・賛否両論点

  • グロテスク・残虐な描写
本作は夕方5時台のアニメとは思えないほど大量の血が描かれている
また、投降した敵を主人公が躊躇なく銃殺する無抵抗の民間人をモビルワーカーで虐殺する等、ショッキングな描写が多く、
とてもその時間帯の主な視聴者層である子供が見るように作られているとは思えない。
実際にこの点はかなり議論を招いている。

総評

熱い戦闘と深い人間ドラマ、細かいところまで行き届いた演出が見る者を惹きつける一作。
ガンダムシリーズの常識をあえて打ち破った設定を上手く活かし、これからのシリーズに新たな可能性を示した作品とも言える。
現在物語はクライマックスに向かっているが、今からでも1話から見直す価値は十二分にあるだろう。

関連リンク


コメント欄

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  • 岡田麿里とお気に入りのガエリオ中身が地球編以降の全てをぶっ壊した不遇の作品 - 名無しさん (2024-09-02 17:55:06)
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最終更新:2016年03月01日 16:50