新米弁護士成歩堂は,親友の矢張の依頼を受ける。
被害者は矢張の彼女で,考える人の置時計で殴られ死亡,矢張は彼女に振られていたという。矢張が彼女の部屋を出て行くところを見たというセールスマン山野が,ベテランの亜内検事によって証人に出廷される。その日,部屋から出ていないという矢張を信じた成歩堂は,上司の千尋の手を借りて,尋問を開始する。
尋問を進めていく中で,停電記録,考える人の置時計などの証拠品が山野の矛盾を破った。成歩堂は山野を犯人と特定し問いただす。山野は逆上してカツラを成歩堂に投げつける。しかし,成歩道はそれに負けず真実を導き出し,山野は泡を吹いて倒れた。
山野は実は空き巣であり,たまたま居合わせた矢張の彼女にばれ,口封じのために殺したという。
やっぱ,捨てられた!と嘆く矢張に励ます千尋,惚れたのか矢張はあの考える人の置時計をプレゼントした。成歩堂の初陣は成功に終わった。
それは悲劇の始まりに過ぎなかった。
最終更新:2013年10月21日 19:23