乾燥重量130キロ。マグナに比べても+30キロの横綱級。
最大積載量の30キロを積んで、さらに体重70キロの男が乗れば総重量230キロ!
フォルツァよりも重いのに排気量は5分の1・・・。
旧モデルは2ストローク空冷単気筒エンジン。5.3馬力のパワーを発揮する。
かなり低回転からトルクがでるようなポートチューニングになっており、高回転運転には向かない。
この車体にパワー不足感は否めない。
新型は4ストローク水冷単気筒に変更されているが、さらにパワー不足になったようだ。(要出典w)
純正状態ではほとんどの個体が55キロ/h程度。
変速域がとてもローギアードに設定されており、50キロ以上出すとエンジンのうなり方がすごい。
プーリーを入れることによって多少改善されるが、ノーマルエンジンのままでは状態がよくても
60~65キロ出ればいい方といえる。
ジャイロUPと同じく最大積載30kgまで可能。最重量なだけあってリアデッキ部にはメインフレームがステップ下と同じ太さのままで張り出し、その上に鉄板+デッキ外装という構成で支えてあり積載には強度上の心配が全くない。但し積載位置が高めなので重量物を積むほどに走行性能に影響が出やすい。
雨は垂直に降ってくれると限らないのでノーマルでは完全に濡れない訳ではない、肩幅にも拠るがひじ周辺や足付近は濡れる。それでも無防備なスクーターにカッパを着込むよりは遥かに快適である。そして地味に重要なのがメガネやメットには一切雨がかからないので視界が良好であるという事。
前後ともドラム式。フロントは普通の効きだが、リアは二つあるので効きがよい。
とはいっても車重があるのでよく止まるわけではない。
60キロ程度の速度域までは問題ないが、70キロに近づくとブレーキ性能に不安が残る。
70キロオーバーのチューンドではブレーキ強化は必須。
原付としては極悪の部類にはいる。
しかし、自動車整備としては軽整備ともいえる程度でいじれるのでたいしたことはない。
最終更新:2012年04月24日 22:06