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とりあえず着地には成功した。

「まずはここにテントを張るか、10人分だぞ。」

ヴォルフが首をかしげた。

「10人分もですか?」

「ああ、俺とベネットとエーリヒとウルスラとヴォルフとハインツとヘルムートととマルセイユ、あとルーデルとガーデルマンで10人だ。」

「えっと・・・使い魔も一緒なんですか?」

ヴォルフは動揺している。

「ああ、その方がいいだろ?普段から一緒に生活してる方がいざという時に対処出来る。」

「それはそうですが・・・。」

「という訳で各自、使い魔を呼びだしてくれ。」

それぞれが地面に魔法陣を書いた。

そして魔法陣からそれぞれの使い魔が姿を現す。

まず最初に使い魔を呼び出したのはエーリヒだった。

「何か用?エーリヒ。」

ウルスラ・ハルトマン、エーリヒの使い魔だ。

種族は燕、普段は姿を見せる事は少ないのだが忠誠心は高い。

「少々めんどくさいので説明は省くが、俺としばらくの間共同生活だ。」

「はい、了解しました」

澄ました顔で答えたが顔が赤い、どうやら主人と一緒に過ごすのが少々恥ずかしいらしい。

次はハインツが使い魔を呼びだした。

「ハインツ、私をこのような所に呼び出すとは・・・どんな緊急事態なんだ?」

ヘルムート・レント、彼女の使い魔だ。

狼らしく忠誠心は高いものの、規則に厳しく、ハインツとはあまり仲がいいとは言えない。

でも契約を解除しないのは彼女をどこかで頼りにしているのだろう。

「緊急事態よ、私達同じ屋根の下で生活しなきゃならなくなったの。」

「アイツの命令ならば仕方あるまい。」

ヘルムートが俺の方を向いた

上下関係を重視しているのか、あまり文句を言ったことが無い。

最後は俺の使い魔・・・何だが。

「ハ~イ!呼んだ?」

ベネット・ガーランド、俺の娘でありウサギでもある。

「しばらく一緒に過ごすぞ、ゾンビ狩りの間だけだがな。」

「うん!分かった!」

見た目通り子供っぽい返事をすると、早速テントの中に入って行った。

「よし、これでアイツ以外全員揃ったな。」

「ガーランド、あそこに人がいるぞ。」

ヘルムートが指差した。

確かに、向こうで銃を連射している男が一人いる。

「何でしょう?拳銃の連射速度じゃありませんよ、あれ。」

「まあいい、とにかく助けるぞ、ベネット!エーリヒ!ウルスラ!俺について来い!」

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最終更新:2011年06月18日 15:14