もし、私が知っている中で、一番幸福で不幸な人を教えてほしいと言われたらきっと私は、この2人を挙げるだろう。
「久しぶり、お姉ちゃん。」
籠崎紫音(ろうざき しおん)、コロンの双子の妹でこの島で行われるコンサートを目当てにこの島に来ていたらしい。
「久しぶりね、紫音、貴方が無事でよかった。」
「大丈夫よ、私はこんな場所で死んだりしないよ。」
遠くから見ていると顔立ちや立ち方などは本当にコロンにそっくりだ。
「でも紫音ちゃん強かったよ、誰にあんなの習ったの?」
「暗殺術をちょっとかじった程度よ、そんなに大したものじゃないよ。」
「いや、暗殺って・・・。」
「紫音は私達とは別に暮らしてたの、ちょっと事情があってね、暗殺術はそこで教わったみたい。」
「はあ・・・。」
「でも今はお兄ちゃんとお姉ちゃんと暮らせてる、本当に楽しかったわ。」
「何言ってるのよ、貴方も一緒に来るの、そしてまたお兄さんに会えるようにがんばりましょう。」
「分かった、私に何かできる事があれば言って、なるべく協力するから。」
- お知らせ
- 紫音が仲間に加わった!
- 相棒についての説明
- 仲間が居れば生存者の救出に一緒に連れて行く事が出来ます、相棒の能力を有効活用しましょう。
- 紫音の能力
- 紫音の能力は念動力、つまりサイコキネシスです、上手く有効活用しましょう。
「でも、何でコロンが紫音の居場所を知ってたの?」
「直感よ直感、双子だから離れても分かるの。」
最終更新:2011年03月11日 17:19