不幸を周りに振りまく存在と呼ばれた人を知っているだろうか。
ベスカルート帝国陸軍将軍職咲坂教官(さきざかきょうかん)」。
彼女は自らの手で死を周囲に撒き続け、「死神」とさえ呼ばれた存在だった。
私も会った事はあるのだが、その姿は将軍とはあまりにかけ離れたものだった。
さて、私の前には赤いジャージを着た女性が座っている。
彼女こそ先ほど私が言った「咲坂教官」である。
教官はこの島の地下街に遊びに来ていた時に地上の事を聞き、現在はここで待機しているらしい。
将軍といえば皇帝の1つ下の階級である、そんな彼女が何故職務を放棄してこんなところで美味しそうにスパゲティを食べているのか私には理解できない。
だが何か良い意見が聞けるかもしれない、と私は彼女に協力を仰いだのだった。
「今回の件、閣下はどうお考えですか?」
教官はスパゲティを飲みこんだ。
「私には興味ないわね、でも地上だとゾンビが居るんでしょ?生き残った人たちはどうしてるの?」
「今は高校の周りにバリケードを張ってそこに避難しています、おそらく大丈夫でしょう。」
「そう、こっちには避難させないの?」
「・・・考えてもみてください、ここは一般人には刺激が強すぎます。」
「・・・それもそうね。」
元上官との奇妙な食事は続いた。
- お知らせ
- 教官が(強制的に)仲間になった!
- 教官の能力
- 教官は戦闘経験が豊富です、きっと変異体相手に能力を発揮するでしょう、連れて行くと各変異体ごとに有効な攻撃方法を教えてくれるでしょう。
最終更新:2011年03月21日 12:25