私と来夏は地下街から出て地下1階のゾンビを片づけていた。
「やはり銃は手に持つ方が扱いやすいな。」
「つまち今まで足で使ってたのは余裕の表れってこと?」
「さあな、手加減してたつもりなんだが、そういう事をしている場合じゃ無くなった。」
「そう、じゃあこれからは本気で戦ってくれるの?」
「冗談を言うな、俺が本気を出したらこの島がただの石の塊になっちまうぜ?」
来夏は冗談めいた言い方をした。
「そう?じゃあ私が本気出したら世界の半分はマグマになりそうね。」
私も冗談で返した。
「中々上手い冗談だな。」
「そっちもね。」
「じゃあそろそろ片づけるか?」
「そうだな。」
来夏と私は背中を合わせた。
「とにかく撃つ、OK?」
「OK。」
最終更新:2011年03月24日 12:37