『・・・5年の期限が過ぎて貴方はその姿になったけど、どう?』
トラックに向かって歩いているとトワイライトが話しかけてきた。
「どう、と言われてもな、これが普通の姿だし、特に支障はないぞ?ちょっと頭が閊えるけどな。」
『そう、でも5年間も「成長を止めたまま」ってのは正直キツかったんじゃないの?』
「まあな、でもそれが代償だって割りきる事は出来た。」
『・・・。』
「何だ?自分に負い目があるような顔をするとはな、何のつもりだ?」
『だって、今まで私と契約していろんな物を失った人を見てきたから、もちろんその人が背負った物も。』
「馬鹿を言うんじゃねえよ、俺なんかまだマシだろう?親父やラルゴのおっさんに比べればな。」
『でも、貴方も代償としては十分なものを支払ったわよ。』
「だったら暗い表情をするな、お前は無表情の方がよっぽどお似合いだ。」
『・・・分かったわ、ホント、思えば貴女には何度もこうやって元気づけられたわよね。』
「お前がネガティブなだけだ、それに俺はお前の「所有者」として面倒を見てやってるだけだぞ?」
『はいはい、分かってますって、これからもよろしくね、来夏。』
「ああ、頼むぜ、ブラッドファング。」
| トワイライト・ブラッドファング |
常闇と絶望の魔女。 |
| 彼女の力を得るには、彼女が納得しうる代償を指し出さなければならない。 |
| それは自らの魂か、それとも・・・。 |
最終更新:2011年03月29日 16:55