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「ヘル・テンペスト!」

あれから練習して大道芸の酒を口に含んで火を吹くアレ程度の炎を出せるようになった。

「・・・ここまでくれば後は魔力の量を増やせばいいだけだ。」

「うん、教えてくれてありがとう。」

「例には及ばん、どうせ俺も使わねばならなくなる。」

「・・・先生の言っていたこと?」

「ああ、恐らく或る程度の苦戦は強いられるだろうな。」

「・・・。」

やはり今の私では力不足かもしれない。

でもこの技とコロンから教えてもらった魔法があれば・・・。

「コロン、私・・もっと強くなる、強くなって・・・もっと多くの人を守りたい。」

「そう?じゃあ私に出来るのは貴方の練習に付き合うだけね、精神面は兄貴の専門だから。」

「精神面?どういう事?」

「強すぎる力を持つって事はそういう事よ、行き過ぎた力は自分の手を重くするだけ。」

「・・・。」

「力を得るには覚悟が必要よ、半端な覚悟で力を得ようとしたら・・・。」

「したら?」

「・・・私みたいになるわ。」

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最終更新:2011年05月23日 09:15