「で、さっきまでの威勢はどうしたんだい?「愛国者」さん。」
「くっ・・・強い・・・」
アレだけ大きい口を叩くのだから相当の実力者かと思ったが見当違いだったようだ。
「さて、そろそろトドメを・・・」
「こ、こうなったら刺し違えてでも・・・」
男がスイッチを押すとカプセルの中のゾンビが解き放たれた。
「全く、その信念はどこから来るのやら。」
「貴様には分かるまい・・・。」
「分かりたくないね、一個人が1つの国に執着するなんて。」
「だがまあいい、この部屋からは生きて出られると・・・」
「凍り付け、「ブリジットスクエア」。」
広範囲に展開されたテタルティからレーザーを発射する。
そしてレーザーの着弾地点から空間は徐々に氷出した。
「僕に対策が無いとでも思っていたのかい?」
「・・・。」
「聞こえてないと思ったらもう凍りついちゃってるね、仕方ない。」
僕はドアを蹴破るとそのまま歩き出した。
最終更新:2011年08月06日 16:05