「撃つ価値もない、屑が。」
向かってくるのは案山子同然の警備兵とゾンビだけ。
これほど退屈な戦いもない、と俺はで弾丸を蹴り飛ばす。
「まるで4週目のRPGだ、雑魚すぎて遊ぶ暇もない。」
「面倒臭ぇ・・・「消す」か?」
「いや、流石に味方が多すぎるな、それにオルトロスも巻き込みかねない。」
ここでオルトロスを失うのは大きい。
「何かオルトロスを外に逃がす方法を考えないとな・・・」
ふと目にとまった部屋に入ってみる。
「・・・やけに暗いな、一体どこだ?」
「えっと電気は・・・これか。」
迷わずスイッチを入れる。
ライトの点灯と共に水槽が浮かび上がった。
「成程、これを使えば・・・。」
俺は早速制御装置に銃を向けた。
最終更新:2011年08月16日 10:17