「辛っ・・・。」
二日目のカレーは思ったより辛かった。
一日目のはそんなに辛くなかったのに、と私は水を飲んだ。
『感覚が過敏になってるのかもしれないわね。』
コロンが腕を組む。
「私どうなっちゃんだろう、いつか人間じゃなくなるのかな・・・・。」
『対策なら私がいくらでも考えてあげるわ、だからあなたは安心して。』
コロンが自分の胸をぽん、と叩いた。
「あ、そうだ、有沢、食事が終わったらちょっと俺の所に来い。」
ガーランドが唐突に話に割り込んだ。
「何?」
「ちょっと話がある、飯が終わってからでいいから後で来い。」
「あ、うん。」
何だろう、と有沢は思いながら福神漬けを皿にのせた。
最終更新:2011年09月29日 10:29