「SOL8553」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

SOL8553 - (2012/07/07 (土) 16:02:39) のソース

原文はこちら
http://support.f5.com/kb/en-us/solutions/public/8000/500/sol8553.html


- SOL8553
 一つのプールでpriority groupとleast connectionの負荷分散方式を一緒に利用するとTMMがクラッシュする原因となる

- 対象バージョン
 [[BIG-IP]] LTM		9.4.5, 9.4.4, 9.4.3, 9.4.2, 9.4.1, 9.4.0, 9.3.1, 9.3.0

- 説明
 これは既知の不具合です。
 一つのプールでpriority groupとleast connectionの負荷分散方式を一緒に利用するとTMMがクラッシュする原因となります。
 この問題は、バーチャルサーバが接続を処理している間にもっとも高いpriority groupのメンバーがモニターまたは手動でdownしてupしたときに起こります。
 
 例えば、次のプール設定ではバーチャルサーバが接続を処理している間にpriority group 5のメンバーがdownしてupしたときにTMMはクラッシュします。
 
 pool pool-A {
    lb method member least conn
    min active members 2
    member 172.1.1.90:http priority 5
    member 172.1.1.91:http priority 5
    member 172.1.1.95:http priority 3
    member 172.1.1.96:http priority 3
 }
 
 F5製品開発は、この問題はCR91898と突き止め、BIG-IP LTM バージョン9.4.6で改善されました。
 アップグレード情報については、BIG-IP LTMのリリースノートを参照してください。
 
 追加で、BIG-IP バージョン9.3.1はHF3、バージョン9.4.5はHF2で改善されました。
 これらのホットフィックスやそれ以降のホットフィックスはF5ネットワークスのダウンロードサイトからダウンロードできます。
 
 ホットフィックスポリシーについての情報は、SOL4918: Overview of F5 Networks critical issue hotfix policy を参照して下しあ。
 
 BIG-IP製品のホットフィックスの管理についての情報は、SOL6845: Managing F5 Networks product hotfixes を参照してください。

- 暫定対策
 この問題の暫定対策は、プールにleast connection以外の負荷分散方式を選ぶことです。