クサツ
声-ケンドーコバヤシ
温泉Gメンの隊長。飄々とした掴み所の無い性格だが、義理堅く面倒見は良い男。温泉をこよなく愛しており、指先で湯に触れただけでどこの温泉のものかを当てることができる「絶対温泉感覚」の持ち主。
女好きであることを隠そうとせず、「裸の付き合いをすればつまらない諍いは無くなる」として混浴主義を掲げている。非常に高い温度のお湯を好み、本部の「草津の湯」は並の人間では耐えられない高温になっている。危機的状況でも冗談を言えるなど、常に余裕を感じさせる雰囲気を持つものの、プロハイアスが「草津の湯」を水でうすめようとした時のみ、普段とは別人の如く激怒した。格闘技にも長けており、武装した複数のYUZAME構成員を素手で倒していた。総理大臣から直接の電話で指示を受けており、温泉Gメン隊長の地位の高さが窺える。
ゴショカケ
声-オカリナ(おかずクラブ)
温泉Gメンの構成員。鋭い表情をした茶髪の女性で、チャイナドレスのようなスリットの入った浴衣を着ている。男勝りな性格。普通自動車の運転免許は持っていない。
焼肉は健康ランドに行った時にしか食べないことにしている。指宿に勝るとも劣らぬプロポーションを持ち、バンブルを胸で挟めるほどの巨乳。コードネームは後生掛温泉に由来。
温泉を見ると辺りを構わず脱衣するほどの温泉好き。丹波を煙たがったり、草津とアカマミレが和解した場面では感動して涙を浮かべているなど、お茶目な一面も持つ。
イブスキ
声-やす子
温泉Gメンの構成員。おっとりした表情の黒髪の女性で、ミニスカートのような裾の短い浴衣を着て赤いブーツを履いている。彼女も普通自動車の運転免許を持っていない。後生掛よりも後輩で初心な性格であり、草津によく「可愛いなぁ~イブスキくんは」とからかわれている。
コードネームは指宿温泉に由来し、自分では「イブ」と呼ばれてがっている。巨乳なため、ポリーに気に入られた。温泉を見ると辺りを構わず脱衣するほどの温泉好き。
ドクター・アカマミレース・バーゲン
声-山崎弘也(アンタッチャブル)
YUZAMEの首領。年齢51歳。紫色のモノクルがトレードマークの中年男性。カオルやジョーとは違い、温泉Gメンのデータでも、国籍・出身地など不明な点が多かったが、30年前は大宮に住む大学生であったことが本人の口から語られた。しばしば側近らと共に焼肉を食べている。
物語中盤で戦士出張サービスとゴショカケ・イブスキを捕まえ、彼らを趣味の日曜大工で作り上げた拷問レジャーランド「不健康ランド」にかけてギブアップさせ、「金の魂の湯」の源泉が野原宅の地下にあることを聞き出し、源泉を潰すべく巨大ロボットを出撃させる。
性格は基本的に冷酷であるが派手好きな一面もあり、地球温泉化計画の際には自らの力を誇示して民衆に恐怖を与えるべく、地上からロボットを侵攻させている。それ故、巨大ロボットが出現したにもかかわらず、これをなかなか臨時ニュースとして報道しないマスコミに対して「日本人は危機管理能力がなさすぎる」と皮肉を言ったり、全チャンネルが巨大ロボットの臨時ニュースを報じた際は満足そうな顔になるなどしていた。
元々は大の風呂好きだったが、30年前に常連だった銭湯の3番の鍵を誰かに取られてしまったため大の風呂嫌いとなった。本人はこの出来事を「忌まわしい事件」「屈辱」と呼ぶほど重く捉えていたが、たったそれだけの理由(みさえ談)で大事件を起こしたことから、戦士出張サービス、クサツを除く温泉Gメン、果てはYUZAMEのメンバーたちも呆れ返る始末であった。計画を阻まれた後も、自ら「金の魂の湯」に浸かって計画を実現させようとしたが、逆に「金の魂の湯」の力で歪んだ心を浄化され、改心し、壊れた町の復建に協力した。
フロイラン・ジェシー
声-本田貴子
YUZAMEの幹部で、アカマミレースの側近および愛人。32歳。1967年3月7日生まれ。温泉Gメンのデータによれば、ブルックリン出身。セクシーな美貌の持ち主だが、厚化粧を落とすのが嫌いで風呂嫌いとなった。振る舞いは優雅だが性格はかなり大人気なく、プロハイアスも平然と意地の悪い態度を取る。
嗅覚は犬並みに優れており、YUZAMEに潜入していた風呂に1週間入っていない温泉Gメンのスパイから石鹸の匂いを嗅ぎ取るほどある。
キラーフィンガー・マーティン
声-関智一
YUZAMEの幹部で、アカマミレースのもう一人の側近。29歳。性別不明。1970年4月2日生まれ。温泉Gメンのデータによれば、フィラデルフィア出身。元マッサージ師の殺し屋。女性口調で話し、女よりも男が好きらしい。
浪越徳治郎を超えるとされる殺人級のマッサージの腕の持ち主だが、拷問にすら通じるほどであり、実際に指圧を受けた温泉Gメンのスパイは恍惚の表情のまま秘密を吐いてしまった。戦闘体制に入っていた後生掛と指宿も、指圧によって瞬時に無力化されている。また指圧だけで木の板を打ち抜くことができる。
ミツル・アラン
声-杉田智和
冒頭でプロハイアスと出会う日系アメリカ人男性。道端に倒れていたが、誰も気に掛けなかったことから「こんなことなら出てくるんじゃなかった」と世の現状を嘆いていた。プロハイアスに風呂に入れてもらい、風呂場で一緒にぞうさん踊りをしたり背中を流し合った。
その正体は金の魂の湯に宿る温泉の精霊で、自分をお風呂に入れてくれたプロハイアスの親切な心に感謝し、金の魂の湯の湯脈を野原家の家の地下に敷いた。その後「金の魂の湯」の湧出と共に再び現れ、温泉に認められた戦士出張サービスに力を貸した。
最終更新:2025年02月21日 19:43