間宮俊造は、テレビアニメ「
残響のテロル」の登場人物で、元大物政治家。担当声優は森山周一郎。
概要
「永田町の怪物」と呼ばれた大物政治家で、元民自党幹事長。別サイトで「間宮俊三」と誤って書かれることもある。
現在は病気でベッドに寝たきりになっていて、公職からは退いている。
あるとき、自身の派閥に所属する与党の議員秘書が亡くなった事件がありました。
このとき、間宮は
柴崎健次郎を捜査一課から左遷させている。
アテネ計画とは
間宮は「アテネ計画」という、とても大きな計画の責任者だった。このアテネ計画は5歳以下の知能指数の高い孤児に新薬を投与し、人工的にサヴァン症候群に似た状態を作り出し、優秀な人材を育成しようという計画。新進平和塾によって極秘裏に進められ、厚生省統計情報部部長時代の
青木壮太が全国の孤児院から連れてきた26人の孤児が被験体となった。しかし、新薬に耐え切れなくなった多くの被験体が死亡したことや、計画を嗅ぎ付けたアメリカの介入によって7年前に中止された。都庁爆破事件が起こった時点で被験体のうち生き残っていたのは
ナイン/九重新、
ツエルブ/久見冬二、
ハイヴの3人。但し、新薬の影響により、3人は長生き出来ないだろうと青木などから思われていた。
間宮は敗戦国気質が抜けない日本の体質を変えるために必要な優秀な人材を育成するためにアテネ計画を推進したが、失敗して全てを隠匿した。
その結末
計画のせいで何人もの子どもが犠牲になってしまったが、上記の青木宗太とは違い、間宮には反省の色も罪悪感もなあかった。柴崎と面会した際にも「計画は失敗だったが、国のため立派な礎となったんだ」と言い訳しており、アテネ計画の非人道性に関して罪悪感を全く感じていない。
やがてアテネ計画の全貌が明らかになり、本当のことが世間に知られることになり、青木と同じように間宮も世間から責められることになった。
余談
演者の森山周一郎は「税務調査官・窓際太郎の事件簿8」でも民自党議員を演じている。こちらで演じた真鍋啓三は現総理大臣の抵抗勢力とみられている織田派の息がかかった北海道議会議員であり、資産家で地元の名士という役どころだった。
この真鍋に関しても、札幌税務署統括官の尾形信夫(演 - 秋野太作)を娘・由紀子(演 - 越智静香)の角膜移植の手術の順番を早くすると言って抱き込み、国税局の情報をリークさせ、由希子の恋人だった船津陽一(演 - 高橋一生)には、建設会社社長だった父親が地元の名士だった真鍋及び、真鍋と癒着していた大手ゼネコン・幸大建設に莫大な借金をしており、借金を減額する代わりに自身の悪事を追っていた者を殺すように命令し、札幌地検検事の豊田郁夫と、真鍋と繋がっていた幸大建設札幌支社の経理課長・長崎を殺させており、間宮同様の悪人であった。
関連項目
最終更新:2025年05月26日 22:30