『スマッシュメガゾードスーパーファイターズR』は2021年に開始された『スマッシュメガゾードスーパーファイターズ』のリブートである。
あらすじ
完璧超人の野望を打ち破り、キン肉マンはテリーマンとのタッグで、見事に宇宙超人タッグトーナメントを制覇した。一方、サタンショッカーの世界征服計画を潰し、しろボンらビーダコップは見事にサタンショッカーと戦ってきた功績を沢山の市民や仲間達から認められ、警視総監賞をバターカップ・メディチ・ブンドル警視正から貰った。この功績を世間も認めていたことから、キン肉星の大王・キン肉真弓は、息子のキン肉マンことスグルに王位を譲ることを決めた。しかし5人の邪悪の神が、成長を続けてゆくキン肉マンの火事場のクソ力を恐れて王位継承に反対する。そして宿命の五王子と呼ばれる、幼いときにキン肉マンと取り違えた可能性のある王位継承候補者たちを送り込んできた。しかし残念ながら独自で王継承候補者を立て、キン肉マンの王位継承を阻止しようとしても、仲間から今までの活躍を認められ、バターカップ警視正から警視総監賞を貰ったビーダコップの妨害により、邪悪の神々の悪事は全て人々の前で暴かれてしまい、更に最凶最悪の時間犯罪者集団「審判の刻」復活を許してしまった…!?
設定
これまではアンディ・フィアーの指令により活動をしていたが、今作では彼が特別科学技術庁長官に任命され多忙な日々を送っていることから基本的にしろボンが活動指揮を執るようになった。それに加えて本作ではオリジナルとは異なる設定を加えている。
- オリジナルよりもストーリーを分かりやすくし、主題歌なども全体的に低年齢向けの要素を取り入れている。
- 各国の人々との交流を描き、より視聴者に親近感を与えた。
- メカに搭乗して戦うシーンが大幅に増え、しろボン以外は生身のアクションシーンがあまり見られなくなった(ただし全くないわけではなく、序盤やクライマックスなどでそれぞれのアクションが見られた)。ちなみに本作ではビーダ忍法竜巻ファイターは二度しか用いられていない(第6話、第12話)。
- 88星座やアメリカ合衆国の州、東京23区からはリベリオンにメンバーが派遣される。
- アメリカから世界へ飛び出すシーンが大幅に増え、アメリカを徘徊するシーンがあまり前作より見られなくなった。
- レジェンドヒーローに変身して戦うシーンが大幅に増え、ビーダマンに変身するシーンが二度と見なかった事にされた。そして、新世代ヒーローズにフュージョンアップするシーンもすっかり大幅に増え、ビーダマンへの変身もなかった事にされた。実は新世代ヒーローズへのフュージョンアップは『ウルトラマンオーブ』の設定をより多く取り入れている。
しかし、本編では残念ながらマイナスの印象を持つ設定などが発生してしまう。
- スクリーチアイの余命というオリジナルでは重要だった要素は、このシリーズに入ってから早々に解決し、本シリーズでは単なる不死身のサイボーグとなってしまった。
- メカアクションや変身アクションを重視したせいで、邪悪の神々関連のエピソードが前作より少なくなってしまった。
- 変身アクションへの重視が発端となり、「レジェンドヒーローとのバックアップを受け戦う」との構図が強調されるようになる。それに新世代ヒーローズへのフュージョンアップを重視してしまい、正義の時間超人「夢の刻」と悪の時間超人「審判の刻」を許してしまった。そして何と、夢の刻や審判の刻は「MARVEL 2099」の設定をより多く取り入れている。
最終更新:2023年09月10日 06:40