社風の問題点
ファイナルファンタジーのスクウェアとドラゴンクエストのエニックスによる日本が誇る2国産RPGメーカーの2大巨塔による合併は当時ゲーム業界に衝撃を与え、任天堂に次ぐ国内2位のゲームメーカーとなったスクウェア・エニックス。
しかし、元々が神奈川のゲーム開発のエリート集団スクウェアと元が出版社でゲーム開発のノウハウは持たず、企画だけに留めていたエニックスとでは元の社風が全く異なる。つまり、**スクウェアの開発力とエニックスの企画力は対等で両翼な関係なければならず、どちらかが傾くとあっという間に経営不振やファンに不信感を抱かれる危険性が高まるという負の側面を持ち合わせている。**
特に旧エニックス側の人間が経営権を持ち始めると、『
聖剣伝説3』『
ディシディアファイナルファンタジー』など旧スクウェアのタイトルが外注としで開発されるようになる。これらを開発しているうちはまだ良かった。だが、コロナ禍に入り、社員のチェックが現場任せと化するとスクエニの評判は地の底へと叩き起こされるようになる。
タイトル乱立の末に訪れた暗黒期
外注の過剰発注で『クソゲーメーカー』化
それ以来スクエニでは炎上、売上不振、アプリがサービス開始から1年前後で早期終了を迎えるタイトルが相次いでいる。ユーザーからは**「二度と買わない」「二度と課金しない」「さっさと潰れちまえ、クソゲーメーカー」**と言われようもない暴言が後を絶たない。
一方、「
NieR」を開発したブッコロの
ヨコオタロウと「
ブレイブリーデフォルト」や「
オクトパストラベラー」を開発した浅野チームだけは元気なようで裏を返せば**「ヨコオと浅野チームしか信用していない」「ヨコオに見限られて浅野チームが解散したらスクエニが終わる」**と言われるほどに失墜している。これがスクエニの**現状**であり**真実**もある。もうかつてのスクエニの栄光などどこにもない。
以下は特に悪かった事案を紹介。何がダメだったかを検証する。
失敗事案1『バランワンダーワールド』~時代遅れなゲーム性な上に犯罪者扱い!?~
失敗事案2『AVENGERES』~システム欠陥だらけのダメンジャーズ~
失敗事案3『チョコボGP』~無茶企画!格ゲーメーカーにレースゲーム~
失敗事案4『ゲートオブナイトメア』~まさに悪夢!キャラデザの持ち味を台無しにした最低アプリ~
失敗事案5『魔法科高校の劣等生 ロストメモリーズ』開発5年サービス期間1年以下!水着を3日で出した最低アプリ~
2021年1月から2023年3月までにスクウェア・エニックスで発売した売上5万本以下もしくはAmazonレビュー星3以下のゲームタイトル
2021年1月から2023年3月までにスクウェア・エニックスでサービス終了を迎えたサービス期間3年以下のスマホ向けのアプリ。
信用回復のために
新社長の見解
2023年3月、新たに
桐生隆司氏が社長に就任した。桐生社長は外注の比率高くなった反動でユーザーに売上不振やユーザーから満足できないタイトルが相次いでいる事に対して自社タイトルの内製化を推し進めると共にまずは
吉田直樹がプロデューサーを務める『
ファイナルファンタジーXVI』を成功に収める事が優先だと語った。実は『XII』以降ワンオフタイトルではファンが満足し辛いタイトルが相次いでいる『FF』。『FF』の完全復活なしにスクエニの浮上はない。スクエニは続くのか?終わるのか?社員全員の命運は『FFXVI』にかかっているのだ。
最終更新:2024年04月25日 02:25