設定
パーティーゲームは本作からプレイヤー全員で一台の乗り物に乗ってマスを移動し、ステージのゴールにつくまでに「リトルスター」をどれだけ多く集められるか競うルールに変更された他、これまではDr.IQデラックスの指令により活動をしていたが、今作では彼がTPC長官に任命され多忙な日々を送っていることから基本的にマリオが活動指揮を執るようになった。それに加えて本作品では従来の『スペシャルポリスギャラクシー』とは異なる設定を加えている。
- 前二作よりもストーリーを分かりやすくし、主題歌なども全体的に低年齢向けの要素を取り入れている。
- 各国の人々との交流を描き、より視聴者に親近感を与えた。
- 特撮ヒーローやカートゥーンネットワークとディズニー・チャンネルのニュージェネレーションカートゥーンキャラクターに変身するシーンが大幅に増え、マリオ以外はマーブルマンの変身アクションシーンがあまり見られなくなった。実はニュージェネレーションカートゥーンキャラクターに変身する際は、カートゥーンキャラクターのスピリッツを秘めたプリペイドカード「トゥーンプリペイドカード」を使用している。トゥーンプリペイドカードにキャッピーがキャプチャーしている。
しかし、逆に本編ではマイナスの印象を持つ設定なども発生してしまう。
- ラプターナイトの余命というオリジナルでは重要だった要素は、このリブートに入ってから早々に解決し、リブートでは単なる不死身のサイボーグとなってしまった。
- 変身アクションを重視したせいで、プレイヤー全員で一台の乗り物に乗ってマスを移動してステージのゴールにつくまでに「リトルスター」をどれだけ多く集められるか競うルールはなかったことにするしかなくなってしまい、「仲間からバックアップを受け戦う」との構図が強調されるようになる。尚、マーブルマンコップと共に戦うはずだった歴代特撮ヒーローやカートゥーンネットワークとディズニー・チャンネルのニュージェネレーションカートゥーンキャラクターがすぐボケをかますので、仲間からツッコミを受ける事が極端に多い。そのことが、歴代特撮ヒーローやカートゥーンネットワークとディズニー・チャンネルのニュージェネレーションカートゥーンキャラクター客演エピソードの発端である。
- リブートともなるとマンネリ化し、作画や脚本のクオリティがオリジナルよりも低い回も見られるようになった。
ファンタジー・ウィンドとともに
あらすじ
アニメ・映画・ゲーム等のキャラクターたちが人間と共存している世界「トゥーン銀河」。
かつてデッドサバイバーが銀河全体を恐怖と絶望に陥れ、破滅寸前に追いやられる。だが、そこに突然現れた「究極の救世主」により宇宙は救われ平和な時代が訪れた筈だった…。
それからしばらく経ち、「トゥーン銀河」のブロッサム、バブルス、バターカップの3人の宇宙のスーパースターが生まれた。3人の宇宙のスーパースターは父親代わりの宇宙局司令官ユートニウム長官や地球人に見守られ、騒がしくも幸せに暮らしていた。しかし、突如現れたドン・グラッシャーにより星は崩壊。愛する人達もいずこへ消え去ってしまった…。悲しみに暮れる3人の前に、奇跡の星屑「コメットX」を守護していた宇宙の妖精オルフィリアが現れる。彼女は、ユートニウム達を救うためには、仲間を集めデッドサバイバーを倒すことだと告げる。
失ったものを取り戻すため、宇宙を救うため、覚醒した力で3人の宇宙のスーパースターはデッドサバイバーに立ち向かう。
その先にある希望、絶望、そして真実とは……!?
白き翼ワンダーブレイド
あらすじ
ワンダーブレイドによってトゥーン銀河が崩壊させられた。
トゥーン銀河を荒らしまわるワンダーブレイドを食い止める為、マリオたちが出発。
突撃!グルメグランプリ
あらすじ
ドン・グラッシャーとマリオ、因縁の対決を、グルメグランプリでどうぞ!
ステージに散らばる食べ物を食べて、食べて、食べ尽くす。
究極の星屑インテリジェンス・コメット
あらすじ
舞台はアニメ・ゲーム・映画等のキャラクター達が人間と共存している世界で、マリオたちがデッドサバイバーに奪われたリトルスターを取り返すための冒険に出発する。
オマエガワルインのプロミネンスQの密売によりマリオたちが他のキャラクターたちから迫害を受ける場面は、『無敵超人ザンボット』の設定をより多く取り入れている他、キャラクターたちが欲望のような享楽を繰り返す恐れも闇営業問題をパロディにしている。他にもプロミネンスQの密売阻止の方は薬物乱用防止キャンペーンを取り入れている。
舞台は任天堂をはじめ、カートゥーン ネットワーク、ディズニー・チャンネルなどのキャラクター達が人間と共存している世界。
ある日の夜、マリオたちは夜空に輝く星「リトルスター」を望遠鏡で観察していた。すると、突然リトルスターが異空間に吸い込まれ始めていく。その原因はマシーンでリトルスターを吸い上げていたデッドサバイバーの仕業だった。事態を目の当たりにしたマリオたちは、デッドサバイバーからリトルスターを取り返し、夜空を元通りにするための冒険へと出発する。
一方のドン・グラッシャーは、彼らがリトルスターを取り返すのを阻止するため、密かに2人の刺客を差し向けていた。
しかし、ある日突然マリオたちはメタナイトから冒険の中止を言い渡されてしまう。何故なら、マリオたちがリトルスターを取り返すことは、オマエガワルインが新型違法薬物「プロミネンスQ」を密売し、トゥーンを廃人にしてしまうことになるからだ。最恐の暴君「審判の将」の要求は「インテリジェンス・コメット」のようだ。
ドン・グラッシャーは激怒した。リトルスターがいつまで経ってもさっぱり集まらないからだ。しかし、オマエガワルインの狙いは、プロミネンスQの密売だけではない。彼らは、人間界とトゥーンワールドだけでは飽き足らず、トゥーン銀河まで支配しようとしていているのだ。まさにリトルスターを取り返すはずだった冒険は、三つ巴の戦いだった。
何故オマエガワルインはプロミネンスQでトゥーンを廃人にしていくのか?いつになったらマリオたちはリトルスターを取り返せるのか?
作中用語
オマエガワルインが開発した新型違法薬物。彼らが無料配布している特別な健康食品だと称しアイスクリームやエナジードリンク、スナックバーやヨーグルトの役割を果たし、健康食品としてネット販売し直ぐに大ヒット。ところが、薬物には恐ろしい副作用があり、摂取するか食べて暫く経つと廃人になり、軈て死に至る。それにごくごく稀に獣人化する副作用もある。時々ごくごく稀には狂暴化する副作用も存在する。まさにトゥーンを殺害する代物である。
かつて世界を恐怖と絶望に陥れては究極の救世主に倒され宇宙支配を阻止されていた暴君。キャッピーがキャプチャーをトゥーン銀河に必要以上に拡散し続け、それが恐ろしい力を同時に拡散させており、強くなったイレギュラーカートゥーンキャラクターたちを制御できなくなると太古のような享楽(謂わばカートゥーンキャラクターが仕事を怠り、欲望に溺れる事を意味する)の歴史が繰り返されることを危惧する。マリオたちやその影響を受けた全てのカートゥーンキャラクターを殲滅する決断を下し、「エヴィミナル・ロブズ・スターフライド将軍」としてオマエガワルインと共に地球へ侵攻した。
名台詞
キャラクターたちがマリオたちを迫害したのは、プロミネンスQの密売が発端だと思われる。
ヘンリー(きかんしゃトーマス)「酷いよ!!仲間を廃人にするなんて!!」
ジェームス(きかんしゃトーマス)「本当、酷いよ!!」
ダック(きかんしゃトーマス)「お前らリトルスター取り返し隊はキャラクターの敵だ!!救世主なんかじゃない!!!」
エドワード(きかんしゃトーマス)「お前ら!リトルスター取り返し隊だとか、悪いのはデッドサバイバーだとか、上手い事言いやがってぇ!!!」
ゴードン(きかんしゃトーマス)「結局は、オマエガワルインとか抜かす悪者と同じ、平気で誤魔化す酷い奴らだったんだなぁ!!」
大鷲の健「オマエガワルインのプロミネンスQの密売によって、トゥーン銀河はかつてない恐怖と絶望に叩き落されました。」
オマエガワルイン、プロミネンスQ密売の疑いで逮捕される。リトルスター取り返し隊お手柄。
デッドサバイバーの試練
あらすじ
ドン・グラッシャーによって凶悪スーパースター五人衆がアーク化された。
早速、ボンバーマン8兄弟は、アーク化した凶悪スーパースター五人衆を止めるべく、ポイポイスターへ向かうのだった。
かっとび!世界一周
あらすじ
ドン・グラッシャーのせいで歴史が変わってしまった。
ドン・グラッシャーの計画を阻止すべく、タイム・ツイステッドマシーンで過去へ向かった。
トリビア
オマエガワルインの学生時代は、『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール』のオマージュ。
ミッキーマウスVSバズ・ライトイヤー
あらすじ
舞台は、アニメ・映画などのキャラクターたちが人間と共存している世界。
人気のミッキーマウス型フィギュア「ティンマウス」がどうしても欲しいバズ・ライトイヤーはオモチャ工場から全てのティンマウスを奪い去る。
奪われたティンマウスを取り戻す為、ミッキーマウスが立ち上がる。
宇宙最強ファイター王への道
あらすじ
宇宙最強のファイターを決める大会が開催された…。
今マリオたちは宇宙最強のファイターを決めるための大会に挑む事になった。
挑む相手はチャンピオンのベレスフォード・バザード。
勝利の栄冠は誰の手に…!?
名台詞
ベレスフォード・バザード「貴様等、よくもオマエガワルインをよりによって懲らしめにしてくれたな。オマエガワルインはプロミネンスQの密売に貢献されたとして称賛されるだろう。」
トゥーン銀河と最後の決戦
あらすじ
デッドサバイバーとの戦いから数ヶ月、幸せな生活を過ごしていたマーブルマンコップの前にディランズが現れた。
ディランズはキャラクターを抹殺する為に、トゥーン銀河へ赴く。その後、シアーズの体が消滅し始める。ブルーズがディランズに殺害されていたことを悟ったゴールドザウラーたちは、急遽、タイムシップを造船し、トゥーン銀河へ向かった。
これが、スペシャルポリスギャラクシー最後の戦いである。
最終更新:2024年07月07日 07:12