グレゴリー・ラビット・イン・トゥーンタウン ネオ王位争奪戦



完璧超人の野望を打ち破り、キン肉マンはテリーマンとのタッグで、見事に宇宙超人タッグトーナメントを制覇した。
この功績を世間も認めていたことから、キン肉星の大王・キン肉真弓は、息子のキン肉マンことスグルに王位を譲ることを決めた。
しかし5人の邪悪の神が、成長を続けてゆくキン肉マンの火事場のクソ力を恐れて王位継承に反対する。
そして運命の五王子と呼ばれる、幼いときにキン肉マンと取り違えた可能性のある王位継承候補者たちを送り込んできた。
しかし、突如として独自に5人の王位継承候補者を立て、キン肉マンの王位継承を阻止しようとした邪悪の神々の計画は破談に終わる。
何故なら『グレゴリー・ラビット・イン・トゥーンタウン』のこれまでの凄惨なエピソードを理由に『グレゴリー・ラビット・イン・トゥーンタウン』が2Dアニメ化される事になるからだ。

国立競技場ではいよいよ、キン肉マンの即位戴冠式が行われようとしていた。
即位式の前に最近活躍した超人たちの階級昇進式も行われ、アメリカ超人テリーマンは正義超人軍参謀に、イギリス超人ロビンマスクは正義超人軍幕僚長に任命される。
その後、ミートに先導されキン肉マンが入場。
キン肉マンと一緒に苦労してきたミートはいつかはこんな日が来ると信じていたと涙を流す。
祝いの言葉をかける仲間たちにキン肉マンは大王候補に向かって呼び捨てとは何だー!と怒り出す。
急に態度が大きくなったキン肉マンにミートは諌めるが屁を食らってしまう。
キン肉真弓大王からスグルへ王位の杖の引き継ぎが行われる。
しかしキン肉マンは杖を受け取らず、大王のモミアゲを引きちぎり装着。
キン肉マン曰く、杖よりもモミアゲの方が大王の感じが出るそうだ。
式はつつがなく進行し、とりあえず105人の神へのお披露目に移る。
空に暗雲が立ちこめ、空に超人の神々が現れるとキン肉マンの今までの功績を称える。
おだてに乗りやすいところが少し心配じゃが…と言われてしまうが、ここにいる100人は全員一致でキン肉マンを大王として認めた。
そして100人からキン肉マンへ王冠が授けられる。
続いて5人の邪悪の神へのお披露目に移り、代表してメガネの知性の神が喋る。

「フフフ…キン肉マンよ。我々邪悪の神5人からはおまえに真紅のマントを授けるぜ。」

そう言って渡されたのは真っ白なマントだった。
それは5人の邪悪の神がキン肉マンの王位継承を認めないという印。そして落雷とともに5人の候補者が現れる。
大王は血の繋がった息子はスグルしかいないと反論するが、知性の神は24年前のあの事件の事を話す。

「その時の運命の子供たちがこの5人の超人だ─────っ!!」

マントを脱いだ彼等の背中にはあのKINマークがあった。
王位継承候補5人にもKINマークがあった。
このマークはキン肉族でもごく一部の階級の者にしか現れない。
もし24年前に取り違えがあれば、そのために不当なものが王子として何不自由無く暮らし、正当な王子が貧乏な暮らしを送っていたかもしれない。
しかし、突然R・K・マルーンが7色の技で5人の王位継承候補者をなぎ倒し、ビッグニュースを宣言した。

「周知の通り最近『グレゴリー・ラビット・イン・トゥーンタウン』にも関わらず凄惨極まりないエピソードが続いております。そのせいでマルーン・カートゥーン・スタジオが本当に潰れちゃう事態も考えられます。そういう不測な事態に備えてマルーン・カートゥーン・スタジオ特別ルール十二条を適用!只今から『グレゴリー・ラビット・イン・トゥーンタウン All Toontown Go』を開始する事と致します!」

何と、急遽新番組『グレゴリー・ラビット・イン・トゥーンタウン All Toontown Go』開始を宣言した!不安の予感…!!!
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最終更新:2024年08月12日 07:30
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