片岡とは、北野武監督の映画「アウトレイジ」に登場する警察官である。演じているのは小日向文世。
悪行
アウトレイジ
情報収集と称して取り締まり対象の暴力団と癒着する中年の悪徳刑事。大友とは大学時代にボクシング部で一緒という縁で交友を持ち、また山王会の加藤ともパイプがある。大友組と村瀬組との抗争では、水野や大友の殺人を証拠不十分で不起訴にさせる。
物語終盤、大友が小沢に追い詰められると出頭を促し、身の安全を図る目的で刑務所に服役させる。映画のラストでは自分が昇進した事と大友が獄中で刺殺されたことを山王会会長となった加藤に報告し、後任の山本を紹介する。
アウトレイジ ビヨンド
本作の元凶。
前作で出世して前線からは離れていたが、政界にも影響力を及ぼし始めた山王会を危惧した警察上層部の判断で引き戻される。当初は山王会と花菱会を抗争させ共倒れを狙う策謀を立てるも、白羽の矢を立てた富田が失敗するにあたって自身が危うくなり、そこで今度は大友を利用する策を立てる。以降、乗り気ではない大友を復讐に奔らせるために背後で動いて、本作の一連の騒動を引き起こさせる。
最終的に山王会を弱体化させることには成功するも、代わりに花菱会を強大化させたと警察上層部から批判される中、再び大友を利用する策を立てる。木村を謀殺すると、花菱会が殺したということにし、最後に木村の葬儀に弔問に訪れた花菱会の幹部らを殺させようと、大友に拳銃を渡す。しかし、既に一連の騒動の黒幕が片岡であることに気づいていた大友に射殺される。
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最終更新:2024年11月27日 11:57