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レイミス @ROOY

レイミス

恋愛+SF


      Title is "Ramis-レイミス"

序章~retfain the kazuna~
俺はただ”救いたかっただけなんだ。”
そうして”彼”も同じことを言った。
けれど、
いや、だからこそというべきなのか”俺達”は戦った。
最初の思いは同じはずなのに・・・
互いに戦う根源は同じはずなのに・・・・・


Capter1

-4月7日-
俺は慶福高校に入学したての”佐原祐都”。
無論、高校一年生である。
ついでにここをどこかを説明すると・・・ってか詳細を言うと
”宇宙座標A HECT12 R0981 アスフィトロン2rcz-k-nihy系統惑星郡 代22型生物住居惑星”
その名も「フォルト」である。

ついでに地球はどうなるかというと
”B slr hacs128号 ヒューマノイドインターフェイス 特別保護区 太陽系地球”
である。
歴史の授業で習った分には俺たちのご先祖様は偶然にもこの惑星を発見し、見事移住に成功したのである。

ちなみにここは22番目に見つかったらしい。よくわかんないけど。

最初の生命の原点、「地球」-

この土地に憧れる者がいないわけなどないのだが、なんか地球への渡航は禁止されている。
俺は政治結社が関係していると踏んだが、そもそも俺は地球に興味のない側の人間である。

俺の住んでいる場所から学校まではバスで向かう。
俺だけではない。たいていの人が交通の足にバスを使う。
ちなみにこの惑星にある交通手段はバス、電車、船、自転車、飛行機、最後に惑星移動用宇宙船である。

兎にも角にも俺は今、バスの中にいる。

「にしても始業式か・・・・・なんかだるい・・・・・」
「オイオイ、急に気の滅入るようこというなよなぁ・・・・・ったく、こっちまでみがもたねぇぜ」
そういうのは俺の幼馴染の”清水劉野”である。
「てめぇらうっせぇんだよ、ぶっ殺すぞ!」
と早朝から凄んでいるこいつは、、、、、誰?
「名をかたらなきゃいけないのかい?そこの餓鬼が」
多分、こいつも俺と同じ学校に通うことになるであろう人物だ。
というか、こいつの”能力”は読心術か・・・・・
「読心術で何か悪いかよ」
やっぱりそうみたいだ。


”能力”について掻い摘んで説明すると
まず、この世界には”5大元素”成るものが存在する。
これは”火、水、雷、土、風”
ちなみに俺は”風”に該当する。
この五大元素以外の能力(例・読心術)を”無機能力”という。
これ以外にもあるらしいのだが、基本的にはこのパターンでいいだろう。
これ以外は俺は知らん。

次に能力の”力”について
力は10段階に分けられており0~9に分類される。
下から順に
LV0:皆無者
LV1:微能力
LV2:準能力者
LV3:能力者
LV4:中能力者
LV5:能力所持者
LV6:強能力者
LV7:ニューヒューマンインター
LV8:屈服者
LV9:最強能力者
ちなみに俺はLV3だ。

最後にこの世界について
この世界はLV5(能力所持者)以降に認められたら推奨金が出る。
これは、能力を活かしなさいということなのであろう。
とりわけ能力が高いほうが就職にも有利らしい。
俺はそんなこと経験していないのでよくわからんが

まぁ、道中に美人の人がいればなぁ・・・・・
っているじゃん!!
俺の斜め前にちょうどその姿はあった。
彼女も他の友達とのおしゃべりに明け暮れている。
(しっかしかわいいなぁ・・・・・)
そんな浮かれ気分でこの道中を乗り切ることにした。

そして入学式。

俺に春が訪れた。
これまでに女性経験が一度もない(童貞)祐都は・・・まぁ、まず落ち着こう。
えと、説明すると出席番号順に席に並べられ、俺の隣にあの可愛い子が真横に座るではないか!!
そんなことがあっても浮かれた気持ちをあらわにするわけにはいかない。それが”漢”というものだ。

そして冷静にしていたものの、教室が一緒になり、しかも彼女は隣の席なのだ。
運がイイ、これまでにないくらい。イイ!!

隣ということもあり少し話ができた。
「はじめまして、佐原祐都です。よろしく・・・おねがいします!」
「こちらこそよろしくね!木尾和菜っていいます。」
(今日はツイテルなぁ、俺!)
そんな思いにふけつつもう一度隣を見ると
(やっぱ・・・かわいい)
と思うのであった。
「ちなみに私の能力は読心術のLV4ですよ♪」
祐都は凍りついた。
(おいおい、じゃあ今までのは筒抜けだったのか?俺が童貞で高校になってカノジョとかできないかなぁ、とか考えてた辺りからだと・・・ やべぇ、イメージダウン必須だ・・・)
「ええ、バスの中のあなたの心持までね(^w^)」
祐都は顔が赤く染まりあがった。
「実は私も童貞なの。よかったらまず・・・友達からはじめてください!!」
彼女は頬を赤めらせて小さな声で言った。
(いや、、、大歓迎だけど、、、何か裏がないか?)
「実は、私が心を読むってことで私を避ける男子が多かったんです。女子は理解のある人に囲まれましたが、男子はそうじゃありませんでした。」
ここまでいい終わると彼女は真剣な顔で
「あなたも私を裏切るんですか?」
祐都は硬直した。
(オイオイ、そんなの裏切るわけねぇだろ・・・でも、ここ教室の中だし・・・そういうことをおおっぴらに言ってもいいのかどうか・・・)
「でしたら、心でしゃべってはいかがです?」
「ああ、そうさせてもらうとしますか。」
彼らは笑いあった。

彼に春がきた!

入学式の日は割りと静かに終わった。一大イベントは除いて。
その日の帰り道
「祐都さん、今日は歩いて帰りませんか?」
と、いきなり和菜がアプローチしてきたのだ。
「ええ、かまいませんよ」
と、祐都は心持ち浮かれ、外面は落ち着いて答えた。
そんな彼の様子を見て和菜はくすくすと笑っていた。
(なんかあれだな・・・心外だ・・・)
そして他の生徒が帰るのを見計らって少し歩いていくとファミレスがあったのでそこに立ち寄ることにした。
「メニュー決まった?」
祐都がたずねると
「はい!」
と結構大きめな声で返事するのであった。
実を言うとそれが少し恥ずかしい。
理由はこんな昼間からデートだと思われて周りから痛い目で見られるからである。
「べつにいいじゃないですか~、事実そうなんだし^o^」
この言葉のせいか、さらに視線が痛くなった。
空腹になったおなかを満たし会計を済ませ店の外に出ると、急に電話がなった。
(ちょっとごめん)
と心でつぶやき{無論、彼女には聞こえている}
「もしもし、佐原ですが」
「お~い、さっち~♪今暇?ひまやろ?」
「残念ながら、今日は予定が入っていてな。また今度な。」
といって電話を切ると、和菜は少し不快な目でこちらを伺った。
「今の、女の子?」
彼女の質問はもっともである。
男が彼女の前で電話を取り、すぐにきったのだから。
「いや、今のは劉野です。今日バスで俺の隣にいたやつ。」
祐都は心の中を制御していなかったが、心でもおんなじことを言った。
「では証拠に着信履歴の確認をしたいのですが・・・」
(いくらなんでも束縛しすぎじゃね?)
「別にかまわないけど・・・」
祐とは仕方ないとは思いつつおとなしく携帯を差し出した。
「すみません・・・少し男性不審なところがありまして。不快な思いをさせたのなら、謝ります。」
「そこまでしなくていいよ」
と、彼はやさしく告げた。
彼女の思いも彼にはわかったのである。
男性に嫌われ続けて始めて付き合う男にそういう心を持つのは自然な成り行きかもしれない、と。
「すみません、ありがとうございました^^」
「なぁ・・・あのさ」
「はい、なんでしょう?」
彼女は小首をかしげた。
「これからは敬語・・・やめにしね?」
「・・・ええ、かまいませんよ^^」
「だったらこれからは普通にしゃべれ。フツーに・・・な。」
「わかったで~す^^」


昼食をとってからすることを二人で考えたが、デートするには時間と金が足りないことからまっすぐ帰ることにした。
「そういや和菜は家・・・どこだっけ?」
「第十二学区の住居地だよ」
「うへ~。帰り道は俺一人だけって・・・なんか寂しいな」
「そういってもらえると光栄かも・・・」
そうこうしてる内に家に着いた。
「祐都さん、今日はありがとうございました。」
「だから敬語はなしって言ったろうが・・・ったく」
「じゃあこれで。さよ~なら~!」
彼女と手を振って別れた。

家に帰るや否や
「ストロングハイパードロップキィィィック!!」
っていう激しい掛け声とともに俺の腹にドロップキックが飛んできた。
「今日のお昼ご飯・・・連絡も入れずに、どうしたのよ!!」
この声の主は彼の姉・・・佐原美香である。
「今日は生まれて初めて好きな女の子と食べに行ってた・・・文句ある?」
彼は頬を赤めらせながら言った。
「へぇ~、あんたにそんな甲斐性があるとは・・・それはいいとして」
すぅっと彼女が息を吸い込むと
「連絡くらい入れなさいよ~!!!!!」
と大声でわめきだした。
でも、女の子と食事に行ったことに満足がいったのか姉はそこまで怒らなかった。

ー祐都の部屋
「しっかし・・・緊張したな・・・・・・」
ぼそりとつぶやいた。
女の子にまったく免疫のない彼にとって見れば当然である。
一目惚れした女の子よ食事に行って緊張しないわけがない。
「とりあえず、風呂でも入るか。」

そうして今日という日を終えるのである。


Capter1 the END














Capter2


-4月9日
今日はデートの約束がある。
劉の誘いを蹴ってまでこのデートをしにきたのだ。

「おいおい、今日は随分前から約束していた入学祝パーティーじゃんか!それを蹴ろうってんのか?」
「いや、ホンとに悪リイ。夜の2次会のほうには参加できそうなんだが・・・」
「まさか女か?女以外の理由だったら承知しねーぞ!!」
祐都はぴくっと反応した。
「え・・・?真剣に言ったつもりはないんだけど・・・ハハハ、こりゃ参ったわ。あの超もてない男ランキングNO1の祐都に女ができたとはな!まぁいい、好きなだけ遊んでこい!ダイジョウブ、みんなにはばらさないからw」
「・・・頼んだ。」

ーという出来事があって今日に至る。

待ち合わせは11時。だが俺は九時半についてしまった。
「・・・やることねーな。」
とかぼやいてると
「やることないとか何ぼやいちゃってるんですか?」
「・・・待ち合わせまで1時間あるぞ。」
「あはは、そんなこと言い出すと祐都さんだっていったいどうしたんですか~♪」

どうもこうもない。俺は緊張のあまりものすごーく速く待ち合わせ場所についてしまっていた。
どうしよう・・・なんて悩んでた心理も彼女にはお見通しだ。

「祐都さんって、かわいいんですねぇ・・・」
と、彼女はからかうようにつぶやく。

「んじゃ、どこいこっかなぁ」
とかいっては見るけど、行く場所はもう決まっていた。



「ごちそうさまでした。おいしかったですよ♪」
こんなことを好きな子から言われた暁には天使さん、イマスグテンゴクヘツレテッテクダサイ、といわんばかりである。

「ふふふ、まぁだ死んじゃだめですよ」
この一言で現実に引き戻された。
まぁ、確かにそうだ。この甘い時間をずっと続けるために俺は努力する。
それだけでいい。
それだけで、今の幸せが守れるなら。
「なんか祐都さんがかっこいいです」
「まぁ、受け取り手しだいではキザっぽいってみられるかもな」
「私は、そうは思いませんよ」
そういうとちょっと、とトイレへ向かった。
確か、この間に会計を済ませるのが常識だっけ。

言い方が悪いかもしれないが俺と和菜で朝昼ごはん、的なものを食べに出かけていた。



「1620円で~す」
まぁ、デートの予定ということで軽くそれくらいは持ち合わせていたが・・・
「あの、いくらでした?」
「女の子に付けを回すほど薄情じゃねぇっての」
「すみません、ごちになります」
彼女は、申し訳なさそうだった。
「本当に気にしなくていいから。んでさ、どこ行く?」
「そうですね・・・14番学区の新町辺りに行きませんか?あそこならゲーセンとかいろいろあるし」
「そうだなぁ、そうしよう!」

ーここは、14学区新町某所。
ここには、カジュアルショップからゲームセンター、服、はては遊園地まである娯楽街である。
最終更新:2009年11月23日 23:45
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