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三女救出作戦 の続きです

 

真紅「・・・くっ」

雪華綺晶「この程度なの?紅薔薇お姉様?」

ジュン「真紅!頑張るんだ!」
真紅「ジュン・・・多分私はここで負けるわ。早く帰って勉強なさい。二学期から学校へ行くんでしょ?」
ジュン「嫌だ!やい真紅より僕と勝負だ!この幽霊人形!」

真紅「ジュン・・・」

雪華綺晶「うるさい人間なのね。もうミーディアムでもないのに。」
真紅「そうよジュン!あなたは私のミーディアムではないの!」

ジュン「そんなことは関係ない!僕は僕のやりたいようにやるんだ!」

雪華綺晶「そう。じゃあお望み通り・・・」

「スイドリーム!」
瞬間。
何本もの蔦が雪綺晶の行方を阻む。

雪華綺晶「!?」

翠星石「真紅ううぅぅ!」
真紅「翠星石!」

「よう。加勢にきたぜ。俺はなにもしないけどな。」
ジュン「キョンさん!?みんな…」

ハルヒ「SOS団が来たからにはもう大丈夫よ~!」

雪華綺晶「・・・。」

ハルヒ「あんたねぇ…ちょっとこっち来なさい!お姉さんたちをいじめちゃ駄目よ!」

うんうんそうだ。もっと言ってやれハルヒ!

ハルヒ「もう花丸ハンバーグ作ってあげないわよ!大体最近の子は・・・」

 

・・・ん?どうしたハルヒ?

古泉「涼宮さんには少しの間休んでもらうことにしました。」
「うわっ顔近っ!お、お前ハルヒに何したんだよ!?」
ハルヒは朝比奈さんにぐったりもたれかかっていた。

古泉「脳の睡眠を司る部分に軽く刺激を加えたんですよ。大丈夫。寝ているだけです。」

「なんでまた…」

古泉「ローゼンメイデンや巨大ロボットが存在するような人知を超越した世界を涼宮さんが構築したとしても、
我々は彼女に一般人として認識されていた方が色々と動きやすいのでね・・・
どうやらこのnのフィールドは閉鎖空間と性質が似ているようです。つまり・・・」

古泉の手の平に例の球が赤々と光りだす。

古泉「僕の能力も最大限に活かせるということです。長門さんサポートをお願いします!」
長門「最初から全力でいく。」
古泉「ふんもっふ!」

古泉はいつだったか、あの巨大カマドウマにそうしたように例の球を叩き付けた。今度は五発だ。

雪華綺晶「!!」
ギリギリ避けた雪華綺晶に今度は長門がツララ状のものを飛ばして追撃する。

雪綺晶、かろうじてガードのようなもので防ぐが体勢を崩す。そこを百戦錬磨のドールたちが見逃すわけがなかった。

真紅「ローズ・テイル!」
翠星石「スイドリーム!」
金糸雀「沈黙の鎮魂歌!」


「ドーン!」と大きな音と共に、三色の光が雪綺晶に直撃した

 

モクモクと立ち昇る煙の中から雪華綺晶がゆらりと立ち上がる。しかし明らかにダメージを受けている風だ。
そんな手負いの雪華綺晶をみて、俺はある種の疑問を感じずにはいられなかった。
ジュン「すごい攻撃だ。でも・・・」
ハルヒ・・・俺らのやっていることは正しいことだと思うか?これじゃあまるで・・・

古泉「まだ動けるようですね。かくなる上は・・・」

古泉は宙に浮き、つま先から赤く発光しだした。おいおい

「古泉やり過ぎじゃ」
「やめなさいアンタ達!」

俺の言葉は「誰か」に遮られた。古泉は発光をやめ、唖然としている。雪華綺晶を含むドール達も、長門ですら珍しくあっけにとられ声の主を見つめている。

「誰か」とは言わずもがなハルヒのことだ。
コイツらを止められるのはハルヒぐらいだろう。

 

ハルヒ「翠っ!」

翠星石「は、はいですぅ!」
ハルヒ「あんたはローゼンメイデンね?」
翠星石「そうですが」

ハルヒ「そして私の妹よ。」
翠星石「そうですぅ」

ハルヒ「私はさっきアンタを助ける時、死んだっていいって思った。自分が死んでも妹のアンタが無事ならそれでいいと思ったの。姉ってそういうものよ。」
翠星石「・・・。」

ハルヒ「それなのにアンタ達ときたら、よってたかって妹をいじめて!」
真紅「違うのだわハルヒ。これはアリスゲームといって・・・」

ハルヒ「違くない!」真紅「ヒッ!」

「俺もハルヒには同意見だ。もし妹が間違ったことをしているのならば、正しい方向へ導いてあげるのが年長者の役目だ。
俺にも妹がいるから分かるぞ。」

ハルヒ「姉妹同士で殺し合うなんて親不孝同然の行為よ!」
雪華綺晶「親不孝・・・お父様・・・」

ハルヒ「よし!分かったのなら四人ともこっちへいらっしゃい。」

渋々とハルヒの元へ集まるドール達。皆、頭を垂れている。
ハルヒ「いい?これは愛の鉄拳よ!」

ゴンッ「痛っ!」
ポカッ「痛いですぅ!」
ゴンッ「ヒィッ!かしらぁ・・・」
ポカッ「・・・痛い。」

 

ハルヒ「これにてアリスゲームは終了よ。もう二度とこんな真似はしないこと。いいわね?」

「・・・。」 
ハルヒ「分かったの!?」

「は、はい!!(ですぅ)」(やっぱハル姉はおっかねえですぅ)

ジュン「今、何世紀にも渡って続いたアリスゲームが・・・終わった?」
「そ、そのようだな。」
ジュン「こんなことって…企画外な人ですね。」
「ああ。そういうヤツだ。」

ハルヒ「ん?なに有希。古泉君も」

長門「謝りたい。ゴメンナサイ。」
古泉「団長の意に反し、出すぎた真似をしました。お許しください。」
ハルヒ「う、なんだかよく分かんないけど、いいのよ。過去のことは水に流しましょう!」

(ギリギリばれなかったようだな)古泉(そのようですね)

ゴスッ!「痛えっ!」

ハルヒ「キョン!あんた今私の悪口言ってたわね!」

「言ってない!神に誓って言ってないぞ!」
ハルヒ「嘘ついたってわかるのよ!」

「少しは信じろよ・・・しかし、ハルヒ。今日のお前はかっこよかったぞ?」

ハルヒ「なっ!お、お世辞使ったって騙されないんだから!ホ・ホラ帰るわよみんな!」
翠星石「あ~!?ハル姉~顔が真っ赤ですぅ~」

ハルヒ「うるさいわね!ん、真っ赤?なんか大切なことを忘れているような・・・は!!!翠っ今から出かけるわよ!」
翠星石「ええ~今からですかぁ?もうクタクタですよ。家に帰ってアス姉でもからかいたい気分ですぅ。」
ハルヒ「そのアスカを助けにいくのよ!まったく手のかかる妹たちだわ!キョンあんたも来なさい!」
「ええ!?俺もか!?」
翠星石「ちょ、ちょっとまちやがれですぅ~」ハルヒ「さ、走るわよ~!」

 

朝比奈「行ってしまいましたね…」
真紅「台風みたいな姉妹なのだわ。」
雪華綺晶「ハルヒお姉さま…素敵(ポ)」

一同(まじでか・・・)