軽くもみ合いになったはずみでリモコンのスイッチが入った。
「あんっ、……く……ちょっ、…………だめっ」
ハルヒが急に内股になって屈み込む
「卑怯じゃないの! こんな時、に……突……然……んんんっ……」
卑怯も何も、不可抗力だ。
まるで心の準備が出来ていない時っていうのは、こうも弱いもんなのかね。これは新たな発見だ。
「頼みがあるんだが」 面白そうなことを思いついた俺は一旦スイッチを切って、
「次の授業なんだが、その、ノーパンでいてくれないか? そしたら授業中にもスイッチ入れてもいいん
だが……」
「はあ? 何言ってるのよ。そんなことしたらローターが落ちちゃうじゃないの」
「だからな、中に挿れてくればいいじゃないか。そうすれば俺も音に神経を使わなくて済むしな」
「それだって、何かのはずみで出ちゃうに決まってるでしょ」
「だからな──」
「……わ、わかったわよ」
本日最後の授業が始まった。
ハルヒが俺の背中を突いてヒソヒソと話しかけてくる。
「言うとおりにやってきたわよ」
教師に見つからないよう、落とした消しゴムを拾うフリをして後ろを向くとハルヒが少しだけスカートを
たくし上げる。
「ぅおっ」
目の前に展開されたその光景を覗いて思わず机に頭をぶつけそうになった。
薄暗いスカートの奥には柔肌に食い込んで縦に通る一本の縄。その端から延びた細いピンクのコー
ド。ローターが落ちないようにちゃんと縄で抑えてある。
「どうかしら?」
「かなりエロいと思うぞ」
それよりも、既に縄にシミが付いているのはどういう訳だ?
「……ばか」
俺もこの時点で既にトランクスにシミが出来ていることは確かなんだがね。
試しに手元のスイッチを入れると、
「……!」
ハルヒは必死に声を押し殺しながらジッと固まって下を向く。
スイッチを切ると強ばらせた肩を落として小さく溜息をついている。
ハルヒがいるのが後ろの席なので、チラチラとしか反応を見られないのが残念だが、それよりも俺の
モノもかなりの勢いでいきり立っているので、誰にも見つからないように机を引き寄せて隠すくらいしか
出来ないのが大変だ。
こんな状態を授業中に繰り返しているにもかかわらず、よく周りにバレないものだ。
もしかしたら既にバレているのかもしれないが、誰も関わり合いになりたくないと思ってるだけなんじゃ
ないか、とも思えなくはないが。
放課後、俺達はまた例の階段の踊り場に来ている。
「おまえは授業中に何回もイッてたからいいかもしれないが、俺のはもう耐えられん。何とかしてくれ」
「別にそれはいいけど……」
ハルヒは周囲を伺うと
「こんな場所だし突然誰か来ても困るから、今回は手でいいわよね」
今更何を気にしてんだって感じもしないでもないが、
「まあ、しょうがないだろう」
「じゃあとっとと出しなさいよ」
ファスナーを下ろして器用に俺のモノを取り出すと、少し温度差のある細い指が絡み付き、サワサワ
とまさぐるように弄り始める。
「ふうん、男のくせにもうこんなにヌルヌルに濡れちゃってるじゃないの」
俺のモノは一気に送電線を断ち切るクレーンの如く高々と天を仰いだ。勝ち誇ったような笑みで一旦
俺を見上げると、今度は先っぽに滴っている粘液を指先に馴染ませ、裏すじををツーッと撫で上げる。
身悶えする快感が走った。
「どう?」
「う、……くっ……いかん、良すぎるっ!」
「ふふん、イッちゃってもいいのよ。イケるものならね」
挑戦するような上目遣いが小憎らしい。
ハルヒの指は付かず離れず、くすぐったいような気持ち良いようなギリギリのタッチの加減を利かせ
て、焦れったいくらいにゆっくりゆっくりと上下に動かす。
「くぅ……っ、もうチョットでイケそうなのに。頼む。早くイカしてくれっ」
「んー、どうしようかしら」
このままこいつのいいようにされるのも何か癪だな。
その時俺はあることに気が付いた。ポケットに忍ばせたままだったリモコン。そしてハルヒがまだ股間
に縄を食い込ませたままだって事だ。これを使わない手はないだろう。
「はんっ!、やっ、ばか……ちょっとっ」
スイッチ・オンとともに一気にハルヒの腰が崩れだした。でも、そうはさせるか。
崩れ落ちそうになるハルヒの尻に手を伸ばし、股間にまわされているロープを掴んで引っ張り上げる。
「ひんッ……ちょっ、ちょっと! 卑怯じゃないのよっ、あんっ……くぅぅっ」
何が卑怯なものか、さっさと俺をイカせてくれ。
「あんっ、ちょっと、……食い込み……過ぎ……んんんっ…………」
しまった。俺のモノを掴んでるハルヒの手が止まっちまった。逆効果じゃねえかアホか俺は。
とりあえずスイッチオフだ。
「ちょっとキョン、途中でスイッチ切るんじゃないわよ」
「そりゃすまなかったね。おまえの手がおざなりになってたもんでね」
「もう! あとチョットでイケそうだったのに」
「おまえ一体、日に何回イクつもりだよ」
「なによ、文句あるの?」
「あるさ。早く俺もイカせてくれ。スイッチはそれからだ」
「わ、わかったわよ。ちょっと待ってなさい」
ハルヒは自分の股間に手を差し入れ、何やらモゾモゾしたかと思うと、ヌラヌラになった両手を差し
出してきた。自分の愛液を手に馴染ませてくるとは……エロいやつめ。
その手で俺の大量に溢れている先走りを絡め取り、両手でしっかりと握り締めると、
「いくわよ」
ハルヒのしなやかな指が俺のモノを、まるで雑巾を絞るが如く捻りながらの往復運動を始めた。
「ふ、……ぐぅおっっ」
凄すぎる、ほんの二、三往復で早くもイキそうだ。
「どう、イイでしょ? イキたいんでしょ? 早くイッちゃいなさいよ」
「はぐっ、ダメだ、……もう、……イクぞ……くっっ、……」
「そうよ、イキなさい。あたしの手の中でイッちゃいなさい!」
「うぐっ、ふぐっ……くぅぅぅっ……くはっっ!!!」
びゅりりゅっっ!!──
一日中溜まりに溜まった俺の精が一気に解き放たれた。
「うわっ、キョン、スゴ……随分いっぱい出たわね」
ハルヒの歓喜の声を聞きながらも俺のモノはビクンッビクンッと、休むことなく脈打ち続け、後を惜し
むように液がもがき出てくる。
ハルヒは満足げにハンカチで手を拭き、俺は大きな溜息とともに壁にもたれかかって安堵した。
次の瞬間ハルヒが突拍子のない声で叫んだ。
「思い付いたわ!」
まるでこいつの頭の上で電球でも光ったようだ。
「何をだ?」
「部活を作ればいいのよ」
「どういう理屈だ」
「部室があればこんな所でコソコソしなくて済むじゃないの! グッドアイデアだわ」
それの何処がグッド・アイデアだ! そんな内容で部活なんて作れるわけ無いだろ!
「内容なんてどうとでもなるわよ。あたしは部室と部員を確保するから、あんたは学校に提出する書類
を揃えなさい」
それだけ言い終わると、跳ねるように走り去っていった。
まったく……いいのかなよ、そんなことのために部室を占領して。ま、俺としてはちゃんと部屋があっ
た方がじっくりたっぷり徹底的にハルヒを調教してやれるし、その時にこそはあいつの態度も徹底的に
直してやろうと思うから、それに越したことはないんだが……。
──
って、おい! いま「部員」って言わなかったか? どういうことだ、ハルヒ?
─────
この先、無口でおとなしい文学少女や学年トップクラスの優等生やロリで巨乳な上級生さえも巻き込
んで調教プレイにはしる、なんて事をこれっぽっちも知る由がない俺はハルヒの言った「部員」と言う言
葉に一抹の不安を残しつつ、とりあえず今は床に飛び散った俺の分身を拭き取ろう、などと考えてい
た。これはこれでかなり虚しい姿だな……。
とりあえず終わる。