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新世紀メランコリオン 第一話 - (2007/04/04 (水) 20:46:13) の1つ前との変更点

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<div class="main"> <div>新世紀メランコリオン<br> 20XX年、西ノ宮<br> 夏のある晴れた日の事、突如として現れた巨大な怪物、通称「ノイヂ」<br> シトは西ノ宮を初めとした兵庫県内に壊滅的被害を与えた。<br> 国家の特殊機関「ナガル」は、数人の少年少女と決戦兵器に未来を託した。<br> </div> <br> <div>第一話:巨人<br></div> <br> <div>西ノ宮地下、ナガル情報統合室<br></div> <br> <div> 無機質な電子音とキーボードをタイプする音が響く。<br> なんのへんてつも無い、ここしばらく続いた平和な日常。<br> 眠りこける者もいれば、世間話に花を咲かす者もいる。<br> だがしかし、つかの間の平和は少女の一言によって破られた。<br> 「・・・動く。」<br> 空気は一瞬氷付き、次の瞬間にはそれぞれが仕事に入る。<br> 「ノイヂ、仮死状態から回復。再び動き出します!」<br> 「周期には余裕があるだろう?」<br> 「だが室長の言う事だ!」<br> 「パターン白、総員第3戦闘配備、メランコリオン出撃準備!」<br> このノイヂは、活動と仮死状態を2週間の周期で繰り返しており、<br> 仮死状態の間は厚い膜を張っていて、何の攻撃も通さない。<br> 倒すチャンスは活動中の2週間、仮死状態の内に準備をするというつもりだったが、<br> 今回に限り仮死状態が1週間だったのである。<br> 「早いお目覚めね、今度こそ倒して<br></div> <br> <div> 赤いパイロットスーツを着て、満面の笑みを浮かべる少女、凉宮ハルヒ。<br> 「起きて来た事を後悔させてあげるわ!」<br> そう言って何かのハッチを開けて操縦席に乗り込む。<br> 大人1人がようやく入れる様な小さな操縦席だが、小柄なハルヒには問題無い。<br> ハルヒはキーを差し込み、PWと指紋を認証させて、メランコリオン零号機を起動させた。<br> 人体意思疎通型機動決戦兵器メランコリオン、何種類かある内の零号機は人型である。<br> それ故、汎用性もあり、戦闘能力も高い。<br> 反面、人型であるがために操縦が難しいのである。<br> メランコリオンの特徴は、人体の意思イメージが機体に伝わる事である。<br> つまり細かい動きはパイロットがイメージするだけで動くのだ。<br> 無論大まかな動きは四肢のレバー、ペダルなどで動かさなければならない。<br> このシステムの考案者は、現ナガル情報統合室室中の長門有希だ。<br> そしてメランコリオン開発の資金提供者が鶴屋財閥だ。<br> そしてナガルとは、対ノイヂの為の最も有力な 企 業 なのだ。<br> </div> <br> <div>ハルヒ「メランコリオン零号機、射出よぉい!」<br> 長門「射出リフト上昇、地表到達まで21秒」<br></div> <br> <div> 甲子園球場のグラウンドが二つに割れて、赤い巨人がせりあがる<br> 零号機は、ハルヒのパイロットスーツとお揃いの真っ赤な色をしていた。<br> 体長は15mくらいで、一段と光るモノアイがノイヂを視認する<br> 蜘蛛の形をしたノイヂだ。対高は零号機より割とでかい。やたらでかい牙がある<br> ハルヒ「ノイヂ視認、2時の方角230m、銃撃で先制するわ」<br> 零号機の太もも辺りが割れて、拳銃が出てくる。<br> バァン、バァンと劣化ウラン弾を打ち出す音が辺りに響く。<br> しかしノイヂに当たる事は無く、弾は道路にめりこんだ。<br> ハルヒ「あぁもう、だから射撃は嫌いなの!」<br> ガチャンと左のフットペダルを踏み入れて、<br> 腰に常備している零号機のメイン装備トンファーを装備する。<br> ハルヒ「いっけぇぇぇぇぇぇぇ!!」<br> 跳躍、距離よりも高さを優先したものだ。<br> 落ちる勢いを右のトンファーに乗せて、渾身の一撃を叩き込む。<br> どりゅっという気味の悪い音がして、ノイヂの頭部が歪む。<br> 『キシャアアアアアア!!!』<br> ノイヂはダメージを受けたにも関わらず、零号機に足を絡み付けた。<br> ハルヒ「ちょっ、何この変態、離れない!」苦戦しているところに、ファランクスミサイルが飛んできた。<br> </div> <br> <div> ボボボボとミサイルが炸裂して、ノイヂの足が2本もげた。<br> ミサイルの主の上空を舞う巨大な怪鳥に向かい叫んだ。<br> ハルヒ「キョン!」<br> 怪鳥は、メランコリオン初号機だった。<br> さしずめ零号機の支援用と言った役割だ。<br> キョン「こんな奴に苦戦してるのかよ、落ちたな。」<br> ハルヒ「うっさいわね!この蜘蛛やっつけるわよ」<br> キョン「へいへい」<br> ハルヒは足が2本もげたノイヂを、掌底の要領でかちあげた。<br> 浮かんだノイヂに向かい、初号機のミサイルが命中する。<br> これにはノイヂもたまらず。瀕死のダメージだ。<br> ハルヒ「私の拳が真っ赤に燃える!<br> お前を倒せと輝き叫ぶ!」<br> キョン「はいはいわかったわかった。」<br> 急降下した初号機の足爪が、ノイヂを掴んで瀬戸内海へと放り投げる。キョン「パラノイドサーカス!!!!!」<br> 機銃、ミサイル問わず残弾をノイヂに向かい撃ち尽くす。<br> 海面で大爆発が起こり、ノイヂは粉々に砕け散った。<br> ハルヒ「こらぁ!一番いいところ取るな!死ねバカキョン!」<br> キョン「死ねはないだろう、第一俺が助けなかったら負けてたろ?」<br> ひゅるりと翻り六甲山の発射台へ帰る。<br> ハルヒ「死ね!バカキョン!」<br> 長門「ユニーク」<br> 第一話、\(^o^)/<br></div> <br> <br> <ul> <li><a href="http://www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/1753.html"><font color= "#666666">第二話</font></a></li> </ul> </div> <!-- ad -->
<div class="main"> <div>新世紀メランコリオン<br /> 20XX年、西ノ宮<br /> 夏のある晴れた日の事、突如として現れた巨大な怪物、通称「シト」<br /> シトは西ノ宮を初めとした兵庫県内に壊滅的被害を与えた。<br /> 国家の特殊機関「ナガル」は、数人の少年少女と決戦兵器に未来を託した。</div> <br /> <div>第一話:巨人</div> <br /> <div>西ノ宮地下、ナガル情報統合室</div> <br /> <div>無機質な電子音とキーボードをタイプする音が響く。<br /> なんのへんてつも無い、ここしばらく続いた平和な日常。<br /> 眠りこける者もいれば、世間話に花を咲かす者もいる。<br /> だがしかし、つかの間の平和は少女の一言によって破られた。<br /> 「・・・動く。」<br /> 空気は一瞬氷付き、次の瞬間にはそれぞれが仕事に入る。<br /> 「ノイヂ、仮死状態から回復。再び動き出します!」<br /> 「周期には余裕があるだろう?」<br /> 「だが室長の言う事だ!」<br /> 「パターン白、総員第3戦闘配備、メランコリオン出撃準備!」<br /> このノイヂは、活動と仮死状態を2週間の周期で繰り返しており、<br /> 仮死状態の間は厚い膜を張っていて、何の攻撃も通さない。<br /> 倒すチャンスは活動中の2週間、仮死状態の内に準備をするというつもりだったが、<br /> 今回に限り仮死状態が1週間だったのである。<br /> 「早いお目覚めね、今度こそ倒して</div> <br /> <div>赤いパイロットスーツを着て、満面の笑みを浮かべる少女、凉宮ハルヒ。<br /> 「起きて来た事を後悔させてあげるわ!」<br /> そう言って何かのハッチを開けて操縦席に乗り込む。<br /> 大人1人がようやく入れる様な小さな操縦席だが、小柄なハルヒには問題無い。<br /> ハルヒはキーを差し込み、PWと指紋を認証させて、メランコリオン零号機を起動させた。<br /> 人体意思疎通型機動決戦兵器メランコリオン、何種類かある内の零号機は人型である。<br /> それ故、汎用性もあり、戦闘能力も高い。<br /> 反面、人型であるがために操縦が難しいのである。<br /> メランコリオンの特徴は、人体の意思イメージが機体に伝わる事である。<br /> つまり細かい動きはパイロットがイメージするだけで動くのだ。<br /> 無論大まかな動きは四肢のレバー、ペダルなどで動かさなければならない。<br /> このシステムの考案者は、現ナガル情報統合室室中の長門有希だ。<br /> そしてメランコリオン開発の資金提供者が鶴屋財閥だ。<br /> そしてナガルとは、対ノイヂの為の最も有力な 企 業 なのだ。</div> <br /> <div>ハルヒ「メランコリオン零号機、射出よぉい!」<br /> 長門「射出リフト上昇、地表到達まで21秒」</div> <br /> <div>甲子園球場のグラウンドが二つに割れて、赤い巨人がせりあがる<br /> 零号機は、ハルヒのパイロットスーツとお揃いの真っ赤な色をしていた。<br /> 体長は15mくらいで、一段と光るモノアイがノイヂを視認する<br /> 蜘蛛の形をしたノイヂだ。対高は零号機より割とでかい。やたらでかい牙がある<br /> ハルヒ「ノイヂ視認、2時の方角230m、銃撃で先制するわ」<br /> 零号機の太もも辺りが割れて、拳銃が出てくる。<br /> バァン、バァンと劣化ウラン弾を打ち出す音が辺りに響く。<br /> しかしノイヂに当たる事は無く、弾は道路にめりこんだ。<br /> ハルヒ「あぁもう、だから射撃は嫌いなの!」<br /> ガチャンと左のフットペダルを踏み入れて、<br /> 腰に常備している零号機のメイン装備トンファーを装備する。<br /> ハルヒ「いっけぇぇぇぇぇぇぇ!!」<br /> 跳躍、距離よりも高さを優先したものだ。<br /> 落ちる勢いを右のトンファーに乗せて、渾身の一撃を叩き込む。<br /> どりゅっという気味の悪い音がして、ノイヂの頭部が歪む。<br /> 『キシャアアアアアア!!!』<br /> ノイヂはダメージを受けたにも関わらず、零号機に足を絡み付けた。<br /> ハルヒ「ちょっ、何この変態、離れない!」苦戦しているところに、ファランクスミサイルが飛んできた。</div> <br /> <div>ボボボボとミサイルが炸裂して、ノイヂの足が2本もげた。<br /> ミサイルの主の上空を舞う巨大な怪鳥に向かい叫んだ。<br /> ハルヒ「キョン!」<br /> 怪鳥は、メランコリオン初号機だった。<br /> さしずめ零号機の支援用と言った役割だ。<br /> キョン「こんな奴に苦戦してるのかよ、落ちたな。」<br /> ハルヒ「うっさいわね!この蜘蛛やっつけるわよ」<br /> キョン「へいへい」<br /> ハルヒは足が2本もげたノイヂを、掌底の要領でかちあげた。<br /> 浮かんだノイヂに向かい、初号機のミサイルが命中する。<br /> これにはノイヂもたまらず。瀕死のダメージだ。<br /> ハルヒ「私の拳が真っ赤に燃える!<br /> お前を倒せと輝き叫ぶ!」<br /> キョン「はいはいわかったわかった。」<br /> 急降下した初号機の足爪が、ノイヂを掴んで瀬戸内海へと放り投げる。キョン「パラノイドサーカス!!!!!」<br /> 機銃、ミサイル問わず残弾をノイヂに向かい撃ち尽くす。<br /> 海面で大爆発が起こり、ノイヂは粉々に砕け散った。<br /> ハルヒ「こらぁ!一番いいところ取るな!死ねバカキョン!」<br /> キョン「死ねはないだろう、第一俺が助けなかったら負けてたろ?」<br /> ひゅるりと翻り六甲山の発射台へ帰る。<br /> ハルヒ「死ね!バカキョン!」<br /> 長門「ユニーク」<br /> 第一話、\(^o^)/</div> <br /> <br /> <ul> <li><a href="http://www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/1753.html"><font color="#666666">第二話</font></a></li> </ul> </div> <!-- ad -->

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